一年ほど前から取り組んでいる書き下ろしを、来春、上梓いたします。以前、「坂東三津五郎 歌舞伎の愉しみ」「坂東三津五郎 踊りの愉しみ」(岩波現代文庫)を編著しましたが、今回は、尾上菊之助さんに取材を重ねています。すでに十回の取材を終えて、全体をとりまとめている段階です。

年々、演劇を観るのが楽しくなってきました。20代から30代のときの感触が戻ってきたようが気がします。これからは、小劇場からミュージカル、歌舞伎まで、ジャンルにこだわらず、よい舞台を紹介していきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。