#太陽がいっぱい を観た。デビュー当時,まだキラー目線や拗ねたような表情がないが,色気はダダ漏れだった。原作ではトム(アラン)は道楽息子フィリップに嫉妬を抱くが,彼女には興味ない男だった。しかし映画ではフィリップの財産,装飾品,女すべて手に入れ,完全犯罪を。終幕が忘れがたい。
今年イタリア映画は2作とも秀逸だったから期待大の #チネチッタで会いましょう .. 可笑しみと悲しみの二層構造. わがままで俺様キャラ映画監督の夫に,”ただ便利に使われてるだけ“と離婚宣言の映画Pの妻. MスコセッシやFフェリーニのここで撮影された元ネタ知ってたら楽しめたかも⁈
十月からイチ推しされていた #侍タイムスリッパー 観た。 時代劇?京都太秦撮影所? ミニシアターで公開劇場がどんどん増え.. のリアルだから観とかないと! 殺陣が上手い脇役はいぶし銀やし,主役四十男なのに『ゆうこ殿 ♡」の純愛をつらぬくウブさが可愛しぃたまらん。カメ止め より◎
2025初映画はインド映画「カルキ」。バーフバリのプラバースと今やインド1売れっ娘のディーピィカ嬢,大御所A.バッチャンとスター揃い。古代から六千年後の荒廃した未来都市への物語は壮大だが,どこか既視感あって,素材バツグン→仕上がり残念なコース料理みたく。エンタメ性は楽しかった!
SLKの #ジャワーン .シャールクはイケメン過ぎ50代のくせに細マッチョでダンスもセクシー.つまり私の好みじゃない(笑) が,昨年インドで興行No1らしい. 今回はSLKキラキラ+女子チームのキャラがしっかり描けてて,インド暗部に切込んだ社会派だった. 3時間飽きなかった.
#ほかげ 朝ドラ「ブギウギ」笠置しず子役・趣里の明るさと,真逆な終戦映画だった。身体をはって日銭を稼ぐ女,親を亡くし独りぼっちの少年,深い傷を抱えた元教師の兵士。狭い家で雑魚寝をし,三者三様の葛藤から流れだす心血。8.15以後も戦争は終わってない。生きる痛みと悲しみに満ちて..
クリスマス休暇だが居残りアンガスと,監視役の堅物教師ハモン。犬猿の二人が共に休暇を過ごし打ち解けて,自ら暗部をみせ,絆が芽生える。70年代の人種格差と料理長メアリーの本音爆発したとき悲しい。 ”entre toi et moi “ここだけの話 後半多すぎw ラストは優しい別離
ブォーン‼︎ と鑑賞後レース音がずっと鳴り響いていた。実はカーレースでなく人間模様が主軸。エンツォ,妻ラウラ,愛人リナ,誰の心情に共鳴するか。 愛息をなくし経営権を譲った上に,愛人の存在を知り生き地獄の本妻。が,会社存続ために正義を貫く尊い妻をペネロペ好演。事故シーンエグかった
父子家庭の11歳少年。家計を切詰め家を買うことを夢みるが,バブルで地価上がり夢は遠のく。 一方,狡猾な狐と揶揄される地主(麻生太郎似w)に気に入られ贅沢な暮らしを体験するにつれ,負け組の父に嫌気がさし,反抗してしまう。市井の人間模様が胸を打つ。門脇麦がいい味出してた。#老狐狸
女子力ぶっちぎり 印パの不仲を知らないと混合するだろうが,イード(断食明けの祝祭)や”インシャアッラー“挨拶でイスラム教徒の国,カースト制度と無縁とわかる。しかしパキスタンも結婚は旧式。妹リナは学友チーム組み,結婚式当日姉ちゃん奪還作戦が面白くて爆笑。音楽センスよく猛暑ふっ飛んだ
ベルモンド・ファイナルで #リオの男 を観た。 ヒロイン役のドヌーブ姉が健気で可愛く,南米のエキゾチックな地で秘宝を巡ってスタントなしの大冒険!既視感あると思ったらインディ・ジョーンズがこっちをパクったのねw 。無事にフランス戻り,同僚に吐く捨てゼリフが超クールだった
地下掘ればお宝ザクザクのローマで,考古学者アーサーは墓荒らし仲間と盗掘品を漁る日々。実は失踪した最愛のひとを探しているのだが..。 美術品に群がる闇アート市場界隈,金で転ぶ警察,オペラ歌手修行など癖つよ面子が揃い,最終章が二転三転。え?そこ?まだ⁈と翻弄後,着地点♡愛だった。
#関心領域 観た。2023年カンヌ映画祭・受賞以降ずっと心待ちにしてた。無関心がどれだけ恐ろしいか,先の見えない“真綿でやさしく”締められるような恐怖感だった。 映像は清らかで美しく,時折流れる煙とわずかに漏れるサイレンだけが,不穏さと惨状を思い出させる。棘が刺さった
フランス映画かよ! 上海旧市街地に住む白さんはオサレ料理を作り,楽器を奏で,絵画を教える“文芸中年”。気まま暮らしの彼を三人のクセ強め女性が取り巻き,親友ウーさん達と半人前を語るテーブルの情景,大好き。伊女優と一夜の恋,ジミーチュウの靴... ”辛苦不辛苦=空回り“の訳おみごと