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【妄想note】貴樹と明里が再びくっつく可能性が30%くらいある話『秒速5センチメートル』 

読書の秋、食欲の秋とはよく言ったものですが、最近は涼しくなりのびのびとやりたいことができるようになってきました。こんな季節にやることと言えば一つしかありませんよね。

そうです、全国にいる秒速に囚われ、秒速病に冒された数多の亡霊の鎮魂です。

ということで、タイトルにもある通り明里と貴樹がくっつく可能性について考察していこうと思います。

まず、本作は貴樹と明里がくっつくことはなく明里は祐一さんという旦那と新婚ホヤホヤで、貴樹はといえば、大昔の初恋を拗らせて独身でどこにあるでもない愛を探し求めています。

そして、貴樹と明里が再会したと思いきや、悪戯にも小田急に遮られ通過したあと明里の姿はなく、貴樹は微笑みを浮かべながら歩みを進めエンドロールを迎えます。(おっと、全国の亡霊の悍ましいうめき声が聞こえてきた、南無阿弥陀)

さて、こんな感じでほろ苦いエンド(新海誠はそんなつもりないらしい)を迎える本作ですが、ひとつ気になりませんか?

また再会する可能性あるんじゃね?

そうです、2人とも旅行先でたまたまとか、電車でたまたまとかではなく、普通に近所を歩いてたら邂逅してしまったんです。

つまり、お互いに生活圏が被っているということ。それもかなりの範囲が重なってます。(祐一、はよ引っ越さんとお前の嫁寝取られてまうで)

こうなると、また明里と貴樹が小田急しないとも限らない。いや、しない方がおかしいまであります。

こうなった場合また話は変わってきます。呪縛から解き放たれ貴樹と、なんとかして呪縛を封じ込んでいる明里

ここで呪縛を封じ込んでいると表現した理由と致しましては
小説版で明里は貴樹と全く同じタイミングで同じ夢を見ていたり、昔の手紙を見つけた時に、思い出さないようそっと置いておいたなど、祐一さんもビックリの赤い糸(ワイヤー)ですねw

また、第3話「秒速5センチメートル」での一幕

明里がエレベーターに乗りながらキョロキョロしているシーンがあります
ほんと一瞬ですがあるんです(↓これです)

心理兵器:秒速5センチメートル
このブログから引用させていただいたきます(一部改変)

またこのとき貴樹は交差点で振り返って何かを見つめます、おそらくいるはずもない明里の姿を捜しているのではと考えられます。次にエスカレーターのシーンでは明里が振り返って何かを見つめます。その後また交差点のシーンに戻り貴樹はまた横断歩道を進み始めます。私の考えとしてはエスカレーターで明里が振り返ったのは誰かを見つけたのではなく貴樹の『想い』を感じ取ったからだと思います。考えてみてください、二人は何年も会っていないのに同じ日に同じ夢を見たんですよ、しかもそれを同時に心の中で語ってたんですよ。明里も渡すはずだった手紙を見つけて貴樹のことを考えていたみたいですし。そんだけ心が通じ合ってる二人なら離れていても明里が貴樹の想いを感じ取ってもおかしくないと思います。

2回目の会い方は、いろんなシチュエーションありますが、せっかくですのでもう一度小田急させましょう。

再び踏切ですれ違う瞬間、貴樹も明里もすぐにお互いを認識したでしょう。今度は小田急が二人を遮ることはなく、振り返るとそこにはあれほどまでに恋焦がれた明里(明里視点では貴樹)が。遮断機が上がるのも待たずに駆け出す二人。踏切の中央で念願の邂逅を果たします。

 十数年の時が一瞬にして巻き戻され、二人に甦るあの雪の一夜の記憶。一目も気にせずきつく抱きしめ合う二人。明里はもちろん既婚者となるのですが、それが一体どうしたというのでしょう。理想の恋の相手が今目の前にいるのです。理想の恋の前には、現実だとか常識だとか倫理だとか、そんなのはもうないも同然です。

 そして二人はしばしば逢い引きをするでしょう。明里の夫である祐一さんはどうやら貴樹似の好人物らしいので、さすがに明里にも苦悩するかとは思いますが、貴樹を求める心を抑えることはできないでしょう。
 
 貴樹も思春期の性欲に塗れた猿ではありません。必ずしもいきなり肉体関係ということにはならないでしょう。大人びた落ち着いた交際からスタートして行くとは思いますが、それでも心は傾いていくばかりでしょう。
(このシーンも、ここでは貴樹と明里の逢い引きシーンだ!)

逢い引きスクープ

 雪の降りしきる夜のネオン街を走る一台のセダン(金持ち貴樹!?)明里の意志を確認するように、優しく微笑む貴樹。明里がうなずくのを見て、車をホテルの駐車場に続くスロープに進入させる。

 静かな駐車場。車を降りた明里の薬指が微かに輝きます。その輝きをゆっくりと、優しく、しかし残酷に引き抜いていく貴樹。思わずよろめいて貴樹の胸にもたれる明里。貴樹の腕が明里をしっかりと支えます。

 ホテルの一室。ベッドの上で貴樹に縋るような明里は、貴樹の胸に顔を埋めています。貴樹のシャツを濡らす露。窓の外には銀世界が広がっています。明里の薬指は微かに輝きを放つ。その輝きをゆっくりと、優しく、しかし残酷にも引き抜いていく貴樹。

 涙が溢れ出す。きっと、後悔でも嬉しさからくるものでもなく、ただただ殺伐とした哀しさが込み上げてきたのでしょう。優しく、しかし時には激しく体を重ね合う二人。既に明里の瞳には、貴樹の姿しか映っていません。

 今後二人はどうなるんでしょうか。最後まで行ってしまった以上もう離婚は避けられないでしょうね。ぜひ再婚相手には水野理沙を。明里と貴樹、誠心誠意謝罪するもよし、駆け落ちもよしですね。
祐一さんからするとあまりに酷いNTRですが、もとはと言えば明里と貴樹の出逢いの方がずっと先ですから(脳死)
とはいえ、祐一さんのお怒りも察します
適当に5〜6発殴ったところで、誰も咎めやしませんw

流石に今回のnote気持ち悪いですねw
友人に見られるとやばい(冷や汗)

今回筑波嶺夜想曲(byユースフ様)を"かなり"リスペクトした内容となってます!
この方のブログとにかくすごいのでみなさんもぜひぜひ!!


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