せっかく生まれてきたのだから沢山のことを学んで死のう。それがどんなことだとしても生きてく手掛りにきっとなるから。聞こえることより目に見えるものをだれもが大切にしがちだね。本当の大切は目に見えはしない。だから静かに耳を傾けて。今夜はじめての夜せつない気持ち。だからお願い瞳を閉じて。

短編小説。パパシリーズ３つうち①つめです。ぜひ。 https://x.gd/ZA4B4

何があってもずっと一緒にいたいって こんな人もう二度と現れないって そう言ってくれたじゃない どうして僕の元を離れたの？ ずっと一緒がよかった、どうして、一緒にいられないの？ ねえ、どうして、 会いたい、 15

夕日が白い壁をオレンジに染めている 窓には格子はない 扉に鍵はない 脚には枷がない ほう と 漏らした吐息 その熱さに 心のある場所が痛む 次はいつ会える？ 次、なんて日はあるの？ ぬくもりを追って 身に残してくれた上着を引き寄せ 気付いた 囚われたのだと その人に

マイナス気温の街を歩いていると、カフェ好きの私は、コロナ前はよく通っていたのに、パンデミックで完全にクローズになったいくつかのカフェに想いを馳せる時がある。今はもう跡形もない。一癖も二癖もある感じの顧客が集まるような、冬のダウンタウンのカフェで執筆していたあの時間はもう戻らない。

遠い異国の地下鉄で 彼のとなりに座ってた 見知らぬ人の生活の中 私は涙を流してた むかいの席に座る人 私の涙に気がついて 切ない顔を向けていた 楽しみにきたはずなのに 近づく別れが身に染みて 彼の視界をさけながら となりで涙を流してた むかいの彼女と私だけ その出来事をしっている

久々に食べる既製食品。『小さくなった』『薄くなった』と思うこと多々。久しぶりのワクワク感から、切な〜い気分になる。誰も責められないので、暫し切な〜くなるのみの切な〜い時間。とりあえず、思い出に浸っとこ。