バルザック、幻滅読了。次はセザール・ビロトーへ。
家電は殺人の為にうまれ、飛行機は軍需の為にメカとして判明しないのに飛行を始め、冷房は太陽を正常に濾過する膜を壊し、木は自分の葉と自分の葉は常に葛藤し、対立して創造されているとは、たしかに思いたくはありません。そういった信念からは現実は変わりません。
胃が弱つてゐる 珈琲だ 深夜にガバガバヘイと飲むからか オノレ・ド=バルザックは 一日80杯飲んで『人間喜劇』をばりばり 執筆したと言ふが 私にはそんな命をかける程の 大作(しかも詩だし)創作の予定は、ない 〈春來るか全て飲み食ひ胃酸味 くにを〉 これは侘しい!なあ。 ©都築郷士