バルザック「幻滅」は金言だらけ
過去の自分と主人公が重なりまくり!
甘やかされて育って、チヤホヤされて、中途半端に器用で、世間知らずで、大失敗して…。
とにかく素晴らし過ぎる内容なので
ぜひ多くの方に読んで欲しい一冊です。
以下、気に入ったニュアンス。
・若者や見栄えのする者には甘く、かたや、偉大になろうとする者には徹底的に厳しい。それこそが「社会の崇高さ」ではなかろうか?
・弱者も強者もミスは同じ数だけある、ただ人前にさらすかどうかの差では?
・天才とは病である。そのマイナスの側面に耐え続ける胆力があるかどうかが問題。
・肩書きのある美しい人は、豪華な台座に収まったダイヤモンドのようなもの。
・喜びを共感できる友人がいなければ、門番と抱き合う。
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