視界が開けて空が明るくなったら 歩き出そう軽快なステップで 歌い出そう軽やかなリズムで 生かされていることに感謝 一挙手一投足で恩返し 未知の世界はちょっと不安 だけど一歩踏み出しそこに身を置けば 割りかし楽かもしれない 行けば分かる、やれば分かる 身体がぴったりを教えてくれる
闇雲に手出し足出し掻き回し 寝た子を起こすこともある。 一挙手一投足が次の瞬間を創る。 何もしないことも選択肢の一つ。 今ここで起きていることは何か。 五感を研ぎ澄ませてモニタリング。 必要なことはやがて起きる。 焦らずに一息一息を確かめる。
一挙手一投足、一息一息、一歩一歩。 それらを師として、 いつもここから始めよう。
あらゆる行為は初めてで それが最後になる。 一つとして同じことはない。 一挙手一投足に初心の煌き。 同じと思った瞬間に 何かを見落としているかも。 始まりと終わりの振幅が 連綿と続いていく。 二度と繰り返せない、 その繰り返しが続いていく。 目に前の新たな出会いが また始まる。
お金とか時間とかの数字から ひとまず目を離してみる。 コスパとかタイパとかじゃなく 純粋にパフォーマンスそのものに もっとフォーカスしてみる。 一挙手一投足に注意を払って 一瞬一瞬を丁寧に生きてみる。 表情や仕草、声のトーン、 手触りや冷たさ温かさ。 いろんなことを教えてくれる。
あなたの一挙手一投足が あなたの心と頭の中を映し出す。 しっかりした足取りで 自分の気持ちを素直に表現する。 時には屈折した変化球もあるけれど それとてどこかで真実が顔を出す。 全ては必要があって起きている。 だから直球も変化球も しっかり受け止められる 名捕手になりたいと願う。
あなたが開いたページに並んだいくつかの言葉。 そこにあるのは私の中に生まれた今ここの真実。 あなたはそこからいくつかの意味やイメージを掴む。 私はさながら壁打ちの壁にように あなたの一挙手一投足を受け止める。 言葉はただ言葉としてそこにある。 壁が壁としてそこにあるように。