興味を持てない奴に未来はないそうだ。昨日買った本も既に行方不明。気づけば恋人もいなくなっていた。よく見たら顔にタトゥーが彫られている。興味関心は人生の命綱なんだ。 このままではまずいので、静脈に自白剤を投薬した。「あたしゃねえ!美少女の彫像化が癖なんだよ!」興味に向かって走ろう!
今日から貯金を始めた。あと三日もすればGoogleを買収できるぐらいの金額が貯まるはずだ。そうすれば後は簡単だ。そのまま勢いに任せてショートショートを書き上げる。神様、ご照覧あれ。必ずやあのQさまを打ち切りに追い込んでみせますぜ! 意気投合、意気投合、意気投合、貯金は失くした。
ウソ日記:なぜ水を飲む度頭が痛むんだ!人間には水が必要なんだ!こんなに頭痛がしたら頭が割れちまう!頭が!頭が!割れた! 世田谷区の200世帯を巻き添えにした大爆発。その爆心地には、一匹の獣が眠っているという。彼は宿主の大脳を啜り、ついでに骨を爪楊枝代わりにしていた。小癪なやつだ。
ウソ日記:そしてこれが証拠のホッチキスだ。ああ、わかってる。こんなので奴の罪を立証できるわけがないと。だがやるしかない。この正義が誰を傷つけることになろうとも、決して曲げてはならない信念なんだ。俺は明日このことを話しに行く。君はそこで見ていてくれ。俺の正義が打ち克つ時を。
ウソ日記:落ち着け、冷静になって…話を聞いてくれ。気の迷いだったんだ。眼鏡拭きを液体糊に浸したらどうなるか気になってしまったんだ。だからそのベッタベタの眼鏡で迫らないでくれ。新しい眼鏡を買おう?な? や、やめてくれ!液体糊は目薬にならないんだ!あっあっ、助けて!ぐぎゃあー!!
ウソ日記:「いいや、レモン1個分だね!」振り向いた。誰だ。エドはるみだった。手をグーにしながら突進してくる。構うものか。私は腰からニードリルを取り出すと、勢いに任せてエドに突き刺した。飛び散る紹興酒。今月で3件目のエド狩り。勝利の二文字を背中に刻んで、颯爽と次の街へ向かう。