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35歳からのウソ日記127『おでんから学ぶ人生設計』

2020年10月2日

おでんを煮込みながら自分も煮込まれているんだろうなとふと思った。

たくさんの具材があるおでん。

今では変り種としていろんな物が入り、それはいつか変り種ではなくスタンダードになるのかもしれない。

流行りなだけで去っていくものもあるだろう。

一発屋芸人のように。

流行りのファッションのように。

白い雲のように。

いっとき遠ざかーり、戻ってきたり来なかったり。

しかしその時には必要な存在であったから現れたのであろう。

具材によっては下ごしらえの仕方も変わり、手間のかかるものもある。

おでんの出汁に入れるタイミングも違う。

そのおでんの出汁自体も多種多様とくる。

関東風、関西風だけではおさまらず、その土地土地の特徴を生かした出汁、具材を使う。

おでんが食べたくなる季節がやってきた。

私はキャンプに行き、外でおでんを食べるのが好きである。

日本酒を片手に友達とおでんをつつく。

寒い中で温かいおでんと日本酒を暖かな焚き火を囲いながら楽しむ。

日本酒におでんの出汁を入れた出汁割りを自分の好みの配分で。

七味を入れたり、カラシを入れたりでアレンジ。

この楽しい時間を楽しい友達と共有することは、煮込まれているのと同じだと思ったということである。

いい出汁が出ている状態だ。

これは楽しい時間に限ったことではない。

毎日煮込まれているのだ。

おでんの出汁はいわば環境。

おでんの具材は自分の周りにいる人たち。

いろんなタイプが混ざり合う。

具材から新たな出汁が出てきて、それが他の具材に影響を及ぼす。

人間関係も同じことが起こる。

そこには変り種のような人も存在することがある。

変り種だが環境には適応して他へ良い影響を与えることもしばしば。

適応できなかった場合は違う出汁のところへ行けばいいだけのことである。

簡単だ。

自分に合った出汁と具材を探すだけである。

時間はかかるかもしれない。

おでんの具材と同じようにそれぞれ下ごしらえにかかる時間も違えば、煮込んでから味が染み込む時間も違う。

それは優秀かそうでないかとかではないし、善悪でもない。

そういうものなのだ。

卵がどうあがいても大根にはなれない。

だが、両方とも美味しい。

大根にはなれないが、大根が多く入っている出汁の中にいれば大根に良さを吸収することはできる。

それはそれで他とは違う卵になれるわけだ。

かと言ってずっと出汁に浸かり続けていてもいけない。

おでんの具も寝るときは出汁から出て、頭を冷やすかのように冷蔵庫で眠る。

人間も一緒でリフレッシュは毎日必要だ。

自分がどの具材であり、どんな出汁に浸かりたい、浸かるべきかを知る必要がある。

それを知るのが難しいが、探さなくてはならない。

いろんな具材と出会い、いろんな出汁に入ってみる。

自分の居場所を見つけた時が、見つかるべき時なのである。

そして絶品のおでんの出来上がりだ。

あなたはどんな出汁でどんな具材に囲まれてますか?

そこはあなたの居場所ですか?

おでん占いであなたのいるべき場所を教えます。

料金は1回1万円。

でもお友達を紹介してくれたらその1万円は返します。

今まで占ってきた人数は10万人を超えています。

有名な芸能人も占ってますよ。

好評いただいてます。

いかがですか?

こんな具材が入っている出汁のところには行ってはいけませんね。

それでは また あした で終わる今日 ということで。

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