(アレント) したがって、自由意志による葛藤から生まれるものと神の全能とは矛盾することになる。
(ハイデガー)「あらゆる思索者は存在の呼びかけをあてにしている。この呼びかけをどれほどあてにしているかによって、人を惑わす影響からの自由の程度が決定される」
(ハイデガー)「存在は存在者のうちに現れることによって、退きこもる」 (アレント・ハイデガー)それは真理としての存在が誤りの持続に介入し、「存在が画期をつくるという本質が現―存在(Da-sein)の脱自的本質を引きおこす」時である。
(アレント) 哲学者たちに「現代における哲学の新しさは、我々が真理を所有しいないという、以前のどんな時代にもなかった確信にある。それ以前のあらゆる世代の哲学は、懐疑論ですら、 「真理を所有していた」のである。」ということが見えてきて初めてこのゲームが可能になったのである