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#エッセイ
「推し」がいないことがコンプレックス
「推しはいる?」と聞かれることが、最近当たり前になっている。アイドル、漫画、アニメ、ゲーム、ファッション――何かに熱中している人やものを「推し」と呼び、その存在が自己紹介の一部になっている。
しかし、私は「推し」といえるほど夢中になっているものがない。広く浅くしか好きになれない自分に、少しコンプレックスを感じている。
「推し」が社会の一部に?
「推す」という言葉はもともと「推薦する」という意
友達との「ご飯いこー」ってむずかしいです
皆さんは友達とのご飯に何を求めますか?
私は、ただお腹を満たすだけじゃなくて、せっかくなら新しい味やおしゃれな空間を楽しみたい派なんです。例えば、この前母と一緒に行ったカフェでは、初めて食べるデザートに感動したり、内装が素敵でつい写真を撮っちゃったり。
このカフェ「LOU」で美味しく食べながら話していた、母と私の会話です。
母)最近久々に友達に会って思ったんだけど、外食する目的が違うから難し
「自己肯定感」という感覚がそもそもない母と「自己肯定感」に囚われている私
最近、SNSや本でよく目にする「自己肯定感」という言葉。
実際に私は、自己肯定感についてよく考えるし、それを高めようと意識的に行動することもあります。そんな「自己肯定感」について、カフェで母と話してみると、意外な違いがあって面白かったので、それを記事にしてみました。
私にとっては「自己肯定感」が必ずしも「ありのままの自分」ではなく、「理想の自分」を肯定する感覚に近いかもしれない。
そんなことを
チャンスをたくさん抱え込むのが幸せなの?
わたしは、とにかくチャンスを求めていた。
何者かになりたかった。
かっこいい人になりたかった。
芯のある人になりたかった。
チャンスをつかんだ後は大学生。
1年生の頃はコロナで自宅でオンライン授業。
周りのこともあまりよくわからないまま、レポートに追われる毎日だった。
そして、2年生になり、たくさんの人と対面で出会う。
沖縄から上京してきて夢を追いかけている人、プログラミングコンテストに出
私は運命の出会いを待っている「気分」を欲しているだけなのかもしれない
著者は、お菓子売り場に行くと選択肢が多すぎて本当に食べたいものが何かわからなくなってしまうという。
そして、「何一つ得られずにゾンビの顔で西友を出る」と短歌を残している。
私も著者と同じように、選択肢が多ければ多いほどなかなか絞りきれないタイプだ。本当に自分が求めているものはなにか、もっといいものがこの先待っているんじゃないか、とよく考える。
これと少し似ていて、夜寝る前や朝起きたとき、1日
高校時代、自分の好きや得意を堂々と話すことができなかった
“ときめき“まとめ私には、日々更新する“ときめき“まとめがある。
Instagram、YouTube、本、雑誌、歩いて見つけたもの。
最近は人と被らないけど上品でカジュアルな古着、
カラフルな雑貨にハマっていて、
本はエッセイが好きで、
雑誌はginza magazine、POPEYE、FUDGE、OZ magazineが好き。
こんな風に自分の好きが分かってきたのは、
“ときめき“まとめを
「笑。」って丸をつけてるときは笑ってないでしょ と言われたら
どれが正解ですか?著者は、一体どの顔文字がどの文章に最適なのかわからず、全て(^^)で済ませてしまうらしい。
この話を読んで、私は高校時代に、対して仲良くないクラスメイトから
「〇〇って『笑』だけのときはほんとに面白いときで、『笑。』って丸をつけてるときは笑ってないでしょ」
と言われて、句点にまで意味を見出してくるのかと恐ろしくなったのを思い出した。確かに私は「笑」と「笑。」を使うときがある