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【ものづくり企業を】マーケティング領域から、マーケティングされないモノの強さを信じ、最適化したい【応援したいんだ】

マーケティングとクリエイティブの矛盾に悩む人の、ユーザー・作り手・そして自分達の為の、ものづくり独白。

そして、そこから新しくマーケティング思考とサービスを考えてみたよ、というのが今回の記事の主な内容です。


ものづくり応援企業としてweb制作をやってます

今回、語り部を担当する『わしお』は、東京のweb制作会社・fūunのCEO兼エンジニアとして日々、手を動かしたり、クリエイターマネジメントに勤しんだり、PCにコーヒーを猫2匹にぶっかけられたりしています。

メンバーが『あいみょん』風に
撮ってくれました(加工アリ。ありがとう。)

そんな私ですが、web業界に使って10年以上。今年の4月に『ものづくり企業を応援するweb制作会社』としてfūunを立ち上げました。

私は、手を動かすのが単純に好き。自分でコードをひたすら黙々と書くの、好きなんですよ。好きだし、職人さんとか製造業の人もカッコいいなって思いますし、なにより、そんな人たちがつくった、有形の、もしくは無形の『モノ』にロマンを感じると同時に、人生の様々な場面でそれらに何かを教わったり、救われて来ました。

なので、『自分で会社を立ち上げるか…』となった時に、そんな世界ともっと繋がっていたい、恩返しをしていきたい、と思い、その『ものづくり企業を応援する』というビジョンを掲げた訳です。

訳です、が…。

『売れる』、『バズる』よりも先に『ものづくり』を取り戻せ

web制作会社として、商業を行なう以上、『売れる』、『バズる』為のマーケティングを依頼される事が殆どです。

私は、マーケティング領域でweb制作を始めとした様々施策を企画・実行する立場なので、そのお題を解決する為に、『マーケティングのよくある、従来的な手法』を使うのは、業界的に見ても普通の事なのですが…。

それがどんどん加速すると、ものづくりは、『良いクリエイティブ』に本来含まれていた意志や意味からどんどんズレが発生し、結果、『良いクリエイティブ』が持つ、モノとしての効用や豊かさが失われてしまう、という矛盾が生じます。

マーケティングが先か、ものづくりが先か

ここで言う、従来的なマーケティング手法とは、消費者の不安を煽る訴求で、欲求を無理やり生み出したり、本来のブランド価値を誤認させる訴求で市場のポジションを一時的に獲得する様な事です。

皆さんも、電車の中で、『あれ、脱毛しないと恥ずかしい?!』とか『結婚していない自分、焦らないといけないのかな…』とか、『この英会話に通えば、年収も上がるのかも!?』なんて思う事もあると思いますし、実際、そんなものはよく売れる。

でも、売れたとしても、その先に何があるんだっけ、って思うんです。多くの広告費やマーケティング、ブランディング費をかけて、サービスを作って、別に気にしなくてもいい様なコンプレックスを煽って、経済を回して。ルッキズムやエイジズムを加速させて。

私は、人と自分を比べる事は、苦しいので嫌です。webの仕事は、常に新しい情報を仕入れて、自分で考えて作っていく。だから気が楽で自分にマッチしていました。

消費者の不安を煽り、誇大広告を発信するマーケティングは、全員が疲れていく

でも、『売れる』、『バズる』の様なマーケティング戦略が先にあるモノは、常に自分と他者を比べる競争から始まり、そのサイクルにどんどんユーザーを巻き込んでいく。

それって、企業も、ユーザーとなる消費者もそして、つくり手も、多大なお金が流れていくし、それに伴ってリソースも圧迫するし、何より精神的にも全員、摩耗していくんじゃないかと思います。

ちょっと前から、『等身大』とか、『綺麗に年を重ねる』とか…、『エシカル』的なものが支持されるのは、消費者もそのサイクルに少しずつ気付いているからだと思う。

そしてそんな今だからこそ、消費サイクルは、消費者の不安を煽り、誇大広告を発信していくマーケティングから始まるのではなく、あくまで『ものづくり』から始まり、そこにあるつくり手や発信者の『作家性』や『オリジナリティ』を見つめ、純粋でモノの良さで勝負できる様な方向での、マーケティングが必要とされるんじゃないか?と自問自答しています。

『いいものづくりの循環』=『光のマーケティング』

そこでこの鷲尾、今の主流であるマーケティングの流れと逆行するマーケティング思考を、無謀にも考えてみました。

その名も『光のマーケティング』

■光のマーケティングとは
従来的なマーケティング手法のような、消費者の不安を煽り、本来のブランド価値を誤認させる訴求ではなく、『ファン目線』で、企業のものづくりを尊重した誠実な訴求を行う事で、消費者と企業の精神的な摩耗やリソースの圧迫を軽減しながら、ものづくりと消費の倫理的な循環と、情緒的な結びつきを強化させるアプローチです。

私たちfūunは、『ものづくり企業を応援するweb制作会社』。

もっと具体的に表現すると、私たちは、『ものづくりを愛する方の”好き”をwebで応援する』存在であるという事。

私たちが、マーケティングの立場から、ものづくりそのものや、つくり手、そして消費者を摩耗させない為には、その『好き』をファンの目線と熱量で理解し、共有する所からプロジェクトを始める事が重要だと思っています。

消費者の欲望や不安を掘り下げ、過激な消費行動を促す『操作』ではなく、サービスや商品を『好き』という感情を軸に、プロダクトの魅力を倫理的な範囲で正しく伝える。

そして、その魅力を欲する人に適切な形で届け、新たなファンへと繋げる、ポジティブな感情の『伝播』こそが、これからの市場では結果的に『売れる』、『ハズる』魅力あるものになると考えています。

マーケティングと切り離した専門性の中でつくったモノは魅力的です。そして、ものづくり企業や、つくり手たちが、モノの売り方ではなく、モノをつくる事だけに集中出来たら、その分、その商品やサービスはより強化されていくと思っています。

餅は餅屋。その『好き』がきっと詰め込まれた商品やサービスを、webの色んな手法で世の中へ、消費者へ最適化していく事が、私たちの様な、マーケティングとブランディングを手掛ける、web制作会社の存在意義です。

低コストでのマーケティングとクリエイティブ横断が、現場では求められている

従来的なマーケティングによる、モノの価値の形骸化に加え、もうひとつ、ものづくり企業におけるマーケティングとクリエイティブの矛盾があります。

それは、ものづくりに携わる中小企業や、新しく事業をつくり出そうとしているスタートアップ企業は、リソース不足や予算不足といったハードルにより、なかなかマーケティングをはじめとしたweb施策に取り組めないものの、そういった企業こそ、商品や事業の走り出しとして、マーケティング、ブランディング、そしてクリエイティブに多角的に取り組む必要がある。という事。

現場レベルのよくある課題ですと、例え、予算を確保して施策を外部に委託しても、外部担当者の企業マインドや商品、ターゲット層への理解の浅さから、思うような企画やクリエイティブに繋がらず、結局は、現場のリソースを圧迫してしまい、本来の業務に集中できない、というケースもよく見受けられます。

現場は、低コストで様々な角度からのブランド強化や、会社の内側に入り込む様な人材を必要としているのに、web業界にはそんな『痒い所に手が届く』、ちょうど良いマルチ人材は不足しているのです。

■中小企業がwebのマルチ人材を確保出来ない理由

【1】専門性の偏り
大体の制作会社はマーケティング、ブランディング、クリエイティブのどれかに専門性が偏っている

【2】その3者を横断する制作会社は、中小企業と予算感が合わない
サイトを1つつくるにも予算感が600万以上〜など、予算規模が合わない

『痒い所に手が届く』会社にしました

なので、fūunでは、エンジニア、webディレクター兼デザイナー、アートディレクター兼ライターという、web制作における最小単位のチームをつくり、マーケティングもブランディングも出来て、クリエイティブ制作まで、低コストながらも一気通貫で対応できる体制を構築しました。

イメージは、『webを色々知ってる、質問しやすい隣の部署の人』。もちろん、同じ会社の人だから、商品を知り、愛もあって、その上での回答をしてくれる存在。

光のマーケティングでは、企業や担当者の方が持つ商材への愛を理解し、ファンとして、時には戦友のような存在として、内情を理解しながら深く関わる事で、精度の高い支援を実現していきます。

秋冬に向け、月額10万円で企画も構築も対応するプランをリリース

創業期の中小企業が持つ、リソース負荷の課題に対し、『ファン目線』を軸にしたwebマーケティング支援で、オーバースペックを避けながら事業推進を完全サポート。…というコンセプトで、自分達なりの応援プランを作りました。

多くの方にお試しいただきたいので、こちらのプランは、今の所(2024年9月時点)では期限を設けず実施する予定。

応援価格にしてみました

こちらのプランは、web集客の企画立案や、LP(ランディングページ)制作や、SNS運用企画、PR文の作成などなど、企業のお悩みやプッシュしたい商品ごとにカスタムした最適な内容でwebマーケティングとブランディング、クリエイティブ支援を網羅するサポートをいたします。

最短1ヶ月でサイトのリリースまで持っていける為、今の時期でしたら秋冬商戦の商品やサービスの施策としてお使いいただけますよ。

秋冬商戦に間に合う低コスト・広範囲のご支援を実施

一般的なweb制作会社ですと、新商品のPRを行う場合、LPの作成だけで40万円程度掛かってしまう所、今回のご支援では、10万円でPRの企画内容や、付随するSNSの企画、LPのデザイン・実装、施策後の改善提案を一貫して行う事ができるため、お試しでweb施策を始めてみたい方や、初期費用を抑えたい方にぴったりなプランとなっています。

内容が気になるよ、という方は是非お問い合わせください

『光のマーケティング』の特徴

まとめとして、特徴も一緒に置いておきます。ちゃんとしたいので、ちゃんとした文で書いてみました。

ファン目線による深い企業理解で、施策の上流工程から寄り添う内部的なサポートを実現

webマーケティングの成功において重要な事は、企画そのものの精度と一貫性です。いくらコストやリソースをかけた所で、マーケティングの根幹となる企画の市場への的確さが無いと、インパクトを生み出す事はできません。

並行して、創業時の中小企業やスタートアップ企業の、企画立案におけるよくある問題として、内部の担当者自身が、まだ商品やサービス特性、ターゲット層を整理できていない、また、整理できていたとしても外部の委託先にその相関性を伝達できず、結果的に精度の低い、軸のぶれた企画のままプロジェクトが開始してしまう、といった事が挙げられます。

光のマーケティングでは、企業や事業の担当者が持つ商材への愛を理解し、ファンとして、時には戦友のような存在として、内情を理解しながら深く関わる事で、企画そのものや、企画より更に手前の、商材の魅力の定義という、上流の工程から精度の高い支援を実現します。

従来的なマーケティングからの脱却で、低コストで倫理的なブランドコミュニケーションを構築

光のマーケティングでは、従来的なマーケティング操作による、消費者への恐怖心や焦燥感の植え付けや、企業の闇雲な誇大広告や高コストの販促戦略が引き起こすブランドの形骸化を避け、過不足なく、適切な範囲で商材の魅力を伝える事を重要視しています。

企業と消費者の双方に対する、倫理的なコミュニケーションの設計は、企業も消費者も摩耗しない、ものづくりの循環を目指しながら、低コストでwebマーケティングとブランディング、クリエイティブという広い領域を横断する支援体制の構築へと繋がります。

消費者のインサイトに踏み込み、中長期的な信頼醸成に

ファン目線でwebマーケティングを捉える行為は、低コストでのブランドコミュニケーションの強化を可能にするだけではなく、消費者のインサイトの解像度の向上も促します。

インサイトに踏み込み、過剰さのない適切な表現でのコミュニケーションを行う事で、企業と消費者の確かな信頼関係を構築し、中長期的なファン形成の推進を行います。

…意外とちゃんとしているでしょう!
メンバーと共に、壁打ちを重ね、考えてみました。

あなたの『好き』のファンになり、推したい

ここまで読んでくださって、ありがとうございます!
独白とそこからfūunが、何が出来るかを考え、発信した記事でした。

こんな感じで、私たちのサポートは、あなたを好きになる事から始まります。

企業や内部のつくり手の思いを尊重し、味方として、ファンとして、戦友として、サービスやプロダクトを愛する事が最初の支援の第一ステップです。

そこから始まるマーケティングは、消費者の欲望や不安を掘り下げ、過激な消費行動を促す『操作』ではなく、サービスや商品を『好き』という感情を軸に、プロダクトの魅力を倫理的な範囲で正しく伝え、魅力を欲する人に適切な形で届け、新たなファンへと繋げる、ポジティブな感情の『伝播』です。

私が、もともと『好き』が高じてweb制作というものづくりの道を選んできた様に、ものづくり企業にも、同じ様に、『好き』を持っている方、まだ上手く伝えられない『好き』を持つ方も沢山いらっしゃるのではないでしょうか?

そんな方達の想いを、私たちfūunができる事で、社会にとって少しでもいい形で伝播していきたいです。

問い合わせまで行かなくても、わしおと話してみたい人、いませんか?

そんな人もいるかもしれないので、オンライン打ち合わせの日程調節ができるURLを置いておきます。よかったら是非、あなたの『好き』を教えてください。

fūun代表の『わしお』はこんな人です

いきなり、お話しする前に、fūunの代表『わしお』って、どんな人間だろう?と気になる方は、よければこちらもご覧くださいませ。

わしおのお当番回の記事

メンバーが作ってくれた『風雲新聞』のわしお情報

似顔絵、再現性が高いです

ぜひ、私たちになんとなくでも興味を持ってくださった方がいたら、雑談でもいいんです。一緒にお話ししたいです。一緒になにか良いものづくりができないか考えたいです。

…以上です。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!


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