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黒バック:写真の部屋(無料記事)
白は軽やかで親しみやすく、黒は重厚でゴージャス。
一般的な仕事では白バックを使うことが圧倒的に多いんですが、黒を使うこともあります。宝石・クルマなどのように商品が高価で高級なイメージを持たせたい場合です。当たり前ですけど「らくらく毛玉取り器・1980円(税込)」みたいなものにはあまり黒バックは使われません。
そのように写真を構成するビジュアル・エレメントにはすべて潜在的な意識に訴える意味があっ
最初の仕事の矛盾:写真の部屋
1年にひとつ、納得がいく仕事ができたとしても10年で10個。20代から60代まで仕事をしても40個ってことだ。計算あってるよね。数字に弱いんで。
仕事を始めてから数年なんて何もできないはずだからもっと少ないかもしれない。そもそも年にひとつでも「自分が納得のいく仕事」なんていうものがあったら幸運だ。仕事は多くのファクターに左右されるから、全部の歯車が奇跡的に噛み合って成功することなんてザラにはない
「着てみる」前に知りたいことがある
作品で語る。見てもらえればわかる。
あえて言葉が添えられない作品もある。
服もそういうところがあって「着てもらえればわかる」場合が多いです。
何がわかるかというと
「似合うのか似合わないのか」
「着心地がいいのかどうか」のような、その服をこれからも着たいかどうかということ。
確かにそれは「着てみないと」わかりません。でも、実際はその前後に知りたいことがたくさんあるはずです。
価格はもちろん、
「24時間・ユベントス」
知らない人から友達申請が来て、誰だろう、会ったことある人かなと思って、ウォールを見てわかるのが「無神経に申請を出す人って、こういう人だよな」という特徴。完全に決めつけなんだけど、決めないと決まらないから決めていくよ。
相手を尊敬したり、多様性を認めたり、違いから謙虚に学んだりがまったくない人の不躾さはすごい。何か示し合わせたように、彼らには似ているところがあるから驚く。
まず、どんなことに対し
GO FIGHT CLUB―闘争を通じた育成の宣言、あるいはクリエイティブディレクターという職業について。
日本にはクリエイティブディレクターが足りない。多分、全国で800人くらい、現役で本物に絞ったら200人くらいしかいないんじゃないだろうか。
令和2年を迎える前に、この問題に対してきちんと向き合わないといけないと思った。パーティが好きそうな女優がやばい薬をやっていたとか、お気楽そうな総理大臣が自分と奥さんの仲良しばっかりお花見に誘っていたとか、「プーさんがハチミツを舐めていました。また、力士はち
「すべてが終わった時、本当に僕たちは以前とまったく同じ世界を再現したいのだろうか」『コロナの時代の僕ら』著者あとがき
コロナウイルス(COVID-19)の急激な感染拡大により、EU最速で非常事態を宣言、3月10日からは全土にて外出制限を行っているイタリア。だが感染の爆発は想像を超えるスピードだった……。
イタリアを代表する小説家であり、物理学博士でもあるパオロ・ジョルダーノは、母国の混乱のさなかで何を考えたのか。世界26カ国で緊急刊行される彼のエッセイ『コロナの時代の僕ら』で綴られる切実で誠実な思索は、気づけば
「楽器は知恵の器」 Eテレムジカ・ピッコリーノ総合演出による教科書に載っていない音楽のこと その5
「楽器」という言葉がある。楽の器とはいったい何のことなんだろうと、小さい頃から思っていた。その一つの答えを、スコラ坂本龍一音楽の学校をつくっているときにアフリカの音楽を研究する塚田健一先生から教えていただいた。
「楽器は知恵の器」
すごく腑に落ちた言葉だった。今日はこの言葉をきっかけに話を進めたい。
僕は仕事柄、楽器のようなものを手作りすることが結構ある。バケツに風船を張って太鼓みたいな音が
感性が鈍ると数字に惑わされる
感性とは何か、ここでは「誰にも影響されるべきではない自分自身の感じ方受け止め方・そしてその自分自身の守り方」として定義しておこう。
つまり、自分自身の感性は自分自身で守るべきである。ということが言いたい。
↑ たまに自分でもリツイートするくらい自分にも言い聞かせている言葉。
茨木のり子氏のこの詩は胸に突き刺さります。
「自分の感受性くらい」
茨木のり子
ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせい