記事一覧
Deep Care Lab_2023年の活動実績と来年の取組みに向けて
2023年もあっという間に終わりました。今年で、創業から2.5年ほどが経ちました。昨年から継続しているプロジェクトやお仕事もありますが、かたちにできるものごとや、描き出したい世界を手繰り寄せながら進められている、そんな自信もちょっぴし感じた1年でした。
新しい拠点の構想を仏教や宗教性、死生観を軸に考え直せたり、海と都市のケアする関係性を考え直したり、思索的な実験もやりながら1年、少しずつ進めまし
捨てられる花を地域のお花屋で堆肥化する。アート作品「フラワーコンポスト」を活用した、循環プロジェクトの実証実験の開始
久しぶりの更新になります。今回は、お知らせ的にnoteを更新してみました。
以前、本メディアでもインタビューしたアーティストMIKIKO KAMADAとの協働プロジェクトとして、各家庭で廃棄される花を、アート作品「フラワーコンポスト」に活用することで堆肥化し、新しい植物のいのちにつなげる、住民参加型の循環プロジェクトを開始します。
その第一弾の実証実験を、2023年6月21日から9月30日まで
Deep Care Lab_2022年の取組みと来年に向けて
今年もあっという間に過ぎました。みなさま、どうもお世話になりました。
一般社団法人Deep Care Labでは「あらゆるいのちをケアする想像力をはぐくむ」をかかげています。死者、未来世代、自然や生きもの、人工物など、あらゆる存在との相互依存を実感する。自分がより大きないのちのながれにいることに気づき直す。
そんなきっかけとなる入口を多様なかたちでつくっています。昨年の立ち上げから、引き続き手探
【イベントレポート】水野大二郎・津田和俊著『サーキュラーデザイン: 持続可能な社会をつくる製品・サービス・ビジネス』刊行記念トークイベント
2022年2月2日、かねてよりお世話になっている京都工芸繊維大学KYOTO Design Labの水野大二郎先生が、津田和俊先生と共に『サーキュラーデザイン: 持続可能な社会をつくる製品・サービス・ビジネス』を刊行されたことを記念し、著者のお二人にDeep Care Labの川地・田島がお話を伺うイベントを開催いたしました。
本記事ではそのイベントレポートをお届けします。
イベント開催概要開催
【Weのがっこうレポート】モジュール1_わたしたちと自然・いきもの:他種に生かされて巡る生きもの 共生圏としてのわたしと自然を考える(ゲスト・大小島真木さん)
前回(2021/10/15)は、身近にある「他種」について考え、人間の行いが他種を阻んでいないか?という視点でオンラインワークショップを行いました。
それを経て今回は、モジュール1「わたしたちと自然・いきもの」対話の回として、ゲストに現代美術家の大小島真木さんをお迎えします。大小島さんの作品の制作過程と、その源にある体験を伺いながら、人間と他種のあいだにあるもの、かかわりあいについて考えていきた
【PJ実施レポート】生駒市の2040年の未来の学校を想像する職業体験プログラム
開催概要日程|2021年11月11日(木)〜12日(金)
場所|オンライン(zoom)
参加者|生駒市立光明中学校・生駒中学校・生駒北中学校の2年生のみなさん
やり方|簡易版未来想像ワークショップ
背景Deep Care Labでは2021年11月、奈良県生駒市の中学生向けの職業体験授業に参画しました。
これは、生駒市立の生駒市立光明中学校・生駒中学校・生駒北中学校の2年生向けの職業体験授業で
【Weのがっこうレポート】モジュール1_わたしたちと自然・いきもの: 切り離せない身近な自然や生きものとの共生をかんがえる
こんにちは。Weのがっこう0期生の三浦真央子です。
10/15に行われた「わたしと自然・いきもの ワークショップ回」のレポートをお届けします。
今回は、身の回りの自然・いきものと自分たちの関係をそれぞれが見つめ直すワークが中心。目に見える「自然」だけでなく、体内の細菌たちにとって自分の体はいい住処になれているだろうか?など、菌目線のアイディアや議論にも満ちた会になりました。
導入本日のワーク
【Weのがっこうレポート】わたしたちのウェルビーイングと「あいだ」: ゲストEcological Memes小林泰紘さん
こんにちは、Deep Care Labの川地です。
2021.10.08からはじまる、気候危機時代にわたし(たち)のウェルビーイングを考える、Weのがっこう。そのプレイベント&説明会として、ゲストにEcological Memesの小林泰紘さんをお迎えし、<あいだ>と<わたしたち>を、人間ー自然の関係性の視点から深めていきました。本稿は、そのレポートとしてお話いただいた中身を主観的に切り取り、まと
【PJ実施レポート】アイヌ文化からモノとの関わりを再想像し、サーキュラー・エコノミーを深めるワーク
サマリー期間: 2021.09月
プロジェクトの種類: 大手機器メーカー・新規事業創出チーム
背景:
現代はモノに溢れかえる時代です。たとえば、毎年"新型"iPhoneは登場しますが、世界の電子ゴミ(e-waste)は250万トン/年も生み出され、5年で21%も増加しています。この15年間で、業界の生産量は倍増した一方、捨てるまでに洋服を着る回数は40%も減少しました。物質的な豊かさを得た一方で