WONDER by Deep Care Lab

WONDERは、サスティナブルな未来をひらくクリエイティブマガジンです。持続可能性につながるビジネスやプロジェクト、気候危機時代の生き方のヒントを、デザイン・芸術・人類学・SFなど横断した視点からお届けします。 運営👉https://deepcarelab.org/

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マガジン

  • Comoris Green Living Lab

    • 2本

    Comoris Green Living Lab. 探求講座での学びを共有するマガジンです。

  • WONDER story

    • 18本

    いのちのワンダーをめぐり、多様な実践をおこなっている方々へのインタビューを物語として綴る

  • PROJECT

    • 15本

    Deep Care Labのプロジェクトやイベントのレポート

  • Weのがっこう|気候危機時代のわたしたちのウェルビーイング

    気候危機に向き合い、わたし(たち)のウェルビーイングを探求する対話&実験の学び場「Weのがっこう」のレポートです。参加者の方が書いてくれたものも集めています。

  • WONDER journal

    • 11本

    未来のいのち、死者のいのち、山川草木のいのちなどへの"みかた"や考えをめぐらせるきっかけになるような、アートやデザイン、クリエイティブな事例をお届けします。

最近の記事

  • 固定された記事

あらゆるいのちへのケアする想像力を。Deep Care Labの設立のお知らせ

本記事は元記事からアカウントの統合・整理のため転載しております。 先日、Deep Care Lab (DCL)という、一般社団法人を立ち上げました。川地真史と田島瑞希の2名による共同創業となります。「あらゆるいのちへのケアする想像力をはぐくむ」というパーパス(存在目的)を掲げ、複雑な課題に対峙するため研究と実践をかさねていきます。 本稿では、設立にあたりどのような問題意識をもっているのか、何を大事にしていきたいのか、なにをやっていくのか、をご紹介できたらと思います。 <

    • 循環の営みに参与しなおす:Comorisグリーンリビングラボ探求講座02

      2024年7月14日、Comoris グリーンリビングラボの第二回を実施しました。このシリーズは、Actant ForestとDeep Care Labの共催による、都市の森を探索する全5回の講座シリーズです。イベント全体の趣旨や第一回目については以下のリンクをご参照ください。  第二回目は、アーティストである三原聡一郎さんをゲストにお呼びして、土の世界にぐっと入っていくような三原さんの感覚を共有いただき、私たちの生活や身の回りのスケールでの「循環」に目を向ける回になりまし

      • 「本当のことをやっている」実感を取り戻すために。「都市林業」から考える、自然との関わりかた|インタビュー: 都市森林株式会社 湧口善之さん

        家具を購入する時、住宅を建てる時、どの国や地域で伐採・製材された木材が使われているのか、気にしたことはありますか? 街を見渡せば、街路樹や公園木、庭木などさまざまな木がある一方で、その多くは伐採後、使われずにいます。もし何らかの方法でそれらを良質な木材に変えることができれば、使用する木材はもちろん、私たちと木の関係や、街との関わり方そのものも変わっていくかもしれません。 Deep Care Labがお届けする、サスティナブルな未来をひらくクリエイティブマガジン 『WOND

        • あえて「手間をかける」こと。「和ろうそく」は人と自然、そして歴史をつなぐ|インタビュー:大與 大西巧さん

          仕事や子育てなどに追われ、忙しい毎日を送っていると、少しでもラクをしたくなりますよね。 便利なものに頼ることは、ときに私たちの生活を手助けしてくれます。一方、「便利」も行き過ぎてしまうと、気づかないうちに大切な何かを失ってしまうかもしれません。 Deep Care Labがお届けする、サスティナブルな未来をひらくクリエイティブマガジン 『WONDER』では、持続可能性につながるビジネスやプロジェクト、気候危機時代の生き方のヒントになる創造的な実践や活動をされている方にお話

        • 固定された記事

        あらゆるいのちへのケアする想像力を。Deep Care Labの設立のお知らせ

        • 循環の営みに参与しなおす:Comorisグリーンリビングラボ探求講座02

        • 「本当のことをやっている」実感を取り戻すために。「都市林業」から考える、自然との関わりかた|インタビュー: 都市森林株式会社 湧口善之さん

        • あえて「手間をかける」こと。「和ろうそく」は人と自然、そして歴史をつなぐ|インタビュー:大與 大西巧さん

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          4本

        記事

          変わりゆく植物、そして人との関わり合いから“生きがい”を見出す。園芸療法で「Meaningful life」を追求する|インタビュー: 晴耕雨読舎 石神洋一さん

          子どもの頃、学校で野菜を育てたり、畑に行って野菜を収穫したりした記憶はありませんか? 毎日水やりをするたびに大きく育っていく姿に驚いたり、自分で採った野菜が「こんなにおいしいのか」と感動したり。大人になって忙しい日々を送っていると、植物と触れ合う時間はどうしても少なくなりがちです。 もし「心の余裕がない」「仕事ばかりで人生がつまらない」と感じているのであればあらためて植物と向き合ってみると、人生における豊かな時間を取り戻せるかもしれません。 Deep Care Labが

          変わりゆく植物、そして人との関わり合いから“生きがい”を見出す。園芸療法で「Meaningful life」を追求する|インタビュー: 晴耕雨読舎 石神洋一さん

          東洋医学に学ぶセルフケアの技法──自然の一部として、心身一体で無理なく生きる|インタビュー:CoCo美漢方 田中友也さん

          なんとなく心がざわついたり、身体のしんどさを感じたりと、不調を感じる日はありませんか? 瞑想して呼吸を整える、今の気持ちを紙に書き出す……セルフケアの技法への関心が高まる中、不調を健康へと導くヒントが「東洋医学」にもあるかもしれません。 Deep Care Labがお届けする、サスティナブルな未来をひらくクリエイティブマガジン 『WONDER』では、持続可能性につながるビジネスやプロジェクト、気候危機時代の生き方のヒントになる創造的な実践や活動をされている方にお話を聞くイン

          東洋医学に学ぶセルフケアの技法──自然の一部として、心身一体で無理なく生きる|インタビュー:CoCo美漢方 田中友也さん

          持続や成長ではなく、「終わり」へのまなざしを。「変化」を優しく受け入れられる社会へ|インタビュー: むじょう 前田陽汰さん

          「人口が減った集落をどう存続させるか」「事業をどう成長させるか」……昨今、「持続」や「成長」のための議論はあらゆる分野でさかんになされています。一方で、「どのように終わらせるか」「いかにして閉じるか」といった議論がなされることは多くありません。 しかし、常に「持続」や「成長」を志向し続けることが、本当に望ましいことなのでしょうか?ときには、「終わり」を受け入れるべき場面もあるのではないでしょうか? Deep Care Labがお届けする、サスティナブルな未来をひらくクリエ

          持続や成長ではなく、「終わり」へのまなざしを。「変化」を優しく受け入れられる社会へ|インタビュー: むじょう 前田陽汰さん

          Deep Care Lab_2023年の活動実績と来年の取組みに向けて

          2023年もあっという間に終わりました。今年で、創業から2.5年ほどが経ちました。昨年から継続しているプロジェクトやお仕事もありますが、かたちにできるものごとや、描き出したい世界を手繰り寄せながら進められている、そんな自信もちょっぴし感じた1年でした。 新しい拠点の構想を仏教や宗教性、死生観を軸に考え直せたり、海と都市のケアする関係性を考え直したり、思索的な実験もやりながら1年、少しずつ進めました。 昨年も書いた、年間の活動まとめとして、今年もレポートを簡単に残しておきます

          Deep Care Lab_2023年の活動実績と来年の取組みに向けて

          屋久島が教えてくれた森・里・都市のつながり そして人間ができること

          Deep Care Labがお届けする、サスティナブルな未来をひらくクリエイティブマガジン『WONDER』では、持続可能性につながるビジネスやプロジェクト、気候危機時代の生き方のヒントになる想像的な実践や活動をされている方にお話を聞くインタビューシリーズを連載しています。 今回は、「心に自然を宿そう」がコンセプトの合同会社モスガイドクラブ/モスオーシャンハウス代表、屋久島で人が来れば来るほど自然が豊かになる仕組みを生み出す取り組みを展開している今村祐樹​​さんに、モスの活動と

          屋久島が教えてくれた森・里・都市のつながり そして人間ができること

          自分のいのちが仕え還る場所 ・遠野から生命観を再生する〜|インタビュー: ハヤチネンダ 今井航大朗さん 赤池円さん

          Deep Care Labがお届けする、サスティナブルな未来をひらくクリエイティブマガジン『WONDER』では、持続可能性につながるビジネスやプロジェクト、気候危機時代の生き方のヒントになる想像的な実践や活動をされている方にお話を聞くインタビューシリーズを連載しています。 今回は、一般財団法人ハヤチネンダの今井航大朗さんと赤池円さんに、死を通じた自然と人との関係の再生、祖先や次世代との繋がりの中で生きる自分たちの役割についてお話を伺いました。 今回のインタビューのお相手一

          自分のいのちが仕え還る場所 ・遠野から生命観を再生する〜|インタビュー: ハヤチネンダ 今井航大朗さん 赤池円さん

          絡み合う要素への丁寧な向き合いが未来の風景をつくる|インタビュー:ランドスケープデザイナー 吉田葵さん

          Deep Care Labがお届けする、サスティナブルな未来をひらくクリエイティブマガジン『WONDER』では、持続可能性につながるビジネスやプロジェクト、気候危機時代の生き方のヒントになる想像的な実践や活動をされている方にお話を聞くインタビューシリーズを連載しています。 今回は、ランドスケープデザイナーの吉田葵さんに、リサーチ・デザインの進め方や大事にされているスタンスについてお話を伺いました。 今回のインタビューのお相手さまざまな要素が絡み合って形成される風景=ランド

          絡み合う要素への丁寧な向き合いが未来の風景をつくる|インタビュー:ランドスケープデザイナー 吉田葵さん

          捨てられる花を地域のお花屋で堆肥化する。アート作品「フラワーコンポスト」を活用した、循環プロジェクトの実証実験の開始

          久しぶりの更新になります。今回は、お知らせ的にnoteを更新してみました。 以前、本メディアでもインタビューしたアーティストMIKIKO KAMADAとの協働プロジェクトとして、各家庭で廃棄される花を、アート作品「フラワーコンポスト」に活用することで堆肥化し、新しい植物のいのちにつなげる、住民参加型の循環プロジェクトを開始します。 その第一弾の実証実験を、2023年6月21日から9月30日までの期間、羽根木の花屋「花とみどりのアトリエmalta」にて行います。 概要と背

          捨てられる花を地域のお花屋で堆肥化する。アート作品「フラワーコンポスト」を活用した、循環プロジェクトの実証実験の開始

          樹木の空間・時間軸に合わせ礼を尽くして施すケア|インタビュー: 樹木医 宮田義規さん

          Deep Care Labがお届けする、サスティナブルな未来をひらくクリエイティブマガジン『WONDER』では、持続可能性につながるビジネスやプロジェクト、気候危機時代の生き方のヒントになる想像的な実践や活動をされている方にお話を聞くインタビューシリーズを連載しています。 今回は、樹木医の宮田義規さんに、森や木の治療にあたっての考え方についてお話を伺いました。 今回のインタビューのお相手人の手が加わった森林こそ、ケアが必要ーー今日はよろしくお願いします。初めに宮田さんの樹

          樹木の空間・時間軸に合わせ礼を尽くして施すケア|インタビュー: 樹木医 宮田義規さん

          “近景”と“遠景”から見る、仏教とアートとケアのつながり|インタビュー:應典院秋田光彦さん

          Deep Care Labがお届けする、サスティナブルな未来をひらくクリエイティブマガジン 『WONDER』では、持続可能性につながるビジネスやプロジェクト、気候危機時代の生き方のヒントになる創造的な実践や活動をされている方にお話を聞くインタビューシリーズを連載しています。  今回は、NPOや大学、行政と協働し、お寺を通して学びや癒しなどが得られる場を提供している、應典院の秋田光彦さんにお話を伺いました。  今回のインタビューのお相手目に見えない存在とつながる「仏教」と「

          “近景”と“遠景”から見る、仏教とアートとケアのつながり|インタビュー:應典院秋田光彦さん

          Deep Care Lab_2022年の取組みと来年に向けて

          今年もあっという間に過ぎました。みなさま、どうもお世話になりました。 一般社団法人Deep Care Labでは「あらゆるいのちをケアする想像力をはぐくむ」をかかげています。死者、未来世代、自然や生きもの、人工物など、あらゆる存在との相互依存を実感する。自分がより大きないのちのながれにいることに気づき直す。 そんなきっかけとなる入口を多様なかたちでつくっています。昨年の立ち上げから、引き続き手探りでしたが、今年の取り組みについてをまとめ直してみました。 プロジェクトの取組

          Deep Care Lab_2022年の取組みと来年に向けて

          【PJ実施レポート】微生物とともに生きる未来のサスティナブル・ビジネスを創造するMicrobe Futures

          開催概要やったこと今回のワークショップでは日本科学未来館の展示「セカイは微生物に満ちている」や対話・独自の体験ワークを通じて、微生物と人の暮らしや都市・環境生態系の関わりをとらえ、未来像・ビジョンをSFプロトタイピングの手法から描くことで、これからのサービスやビジネスにどんな可能性や機会があるのかを、微生物多様性による健康な都市づくりを目指す株式会社BIOTAさんと協働で実施しました。 背景SDGs、脱炭素、持続可能な社会に向けて、ビジネスでも環境や社会のサスティナビリティ

          【PJ実施レポート】微生物とともに生きる未来のサスティナブル・ビジネスを創造するMicrobe Futures