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note クラシック音楽の普遍化を達成する

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クラシック音楽の歴史や作曲家、作品について、哲学的な視点から分析し、その普遍性や深さを探求する和田大貴のnoteです。クラシック音楽について語り合えることを楽しみにしています。参…
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2024年5月の記事一覧

【ラフマニノフが弾いたニューヨーク製スタインウェイで演奏しました】

【ラフマニノフが弾いたニューヨーク製スタインウェイで演奏しました】

ご覧いただき、ありがとうございます!
ピアニストの吉村直美です♪

スタインウェイ&サンズ・ニューヨークに行った時のこと

です。

昨年、カーネギーホールでの演奏出演に招かれ、ニューヨーク滞在中での演奏でもありました。

カーネギーホールからも徒歩で行けるスタインウェイ・ニューヨークに初めて行った日、

エスコートいただいたスタインウェイ・ニューヨークの方から、

「ラフマニノフが弾いていたニュ

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【出演のお知らせ】ピアノリサイタル『音楽と旅#8』J.SバッハとR.シューマン ~ ライプツィヒと音の旅路

【出演のお知らせ】ピアノリサイタル『音楽と旅#8』J.SバッハとR.シューマン ~ ライプツィヒと音の旅路

ご覧いただき、ありがとうございます!
ピアニストの吉村直美です♪

お陰さまで第9回目を迎える『音楽と旅』リサイタルシリーズ。
皆さまの温かいご声援とご支援のもと、開催される運びとなり感謝です。

次回のテーマは、
バッハとシューマン/ ライプツィヒと音の旅路

ドイツ🇩🇪ライプツィヒは、J.S バッハとシューマンが大活躍した街でもあり、その街の音の旅路を辿るリサイタルです。

以前、J.S

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創作大賞2024 オールカテゴリ部門 作者様&作品一覧①(2024/07/24 更新)

創作大賞2024 オールカテゴリ部門 作者様&作品一覧①(2024/07/24 更新)

noteの創作大賞の各小説部門のページ、作品が入り乱れていてなかなかに見にくいですよね。元々小説向きのサイトではないので仕方ないのですが。少しでも見やすく、また過去にアップロード作品にも光が当たればと、一覧を作成しました。

良かったら💗くださいね♪

※注意事項現在「#オールカテゴリ部門」に参加されている方で、作品に「#創作大賞2024」のタグを設定されているnoteを対象としております。

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熱狂の魔術師 -天才指揮者カルロス・クライバーの魅惑

熱狂の魔術師 -天才指揮者カルロス・クライバーの魅惑

 
【金曜日は音楽の日】
 

 
指揮者というのは不思議な存在です。自分で楽器を演奏するわけでもないし、歌う訳でもない。
 
実のところ、ある程度実力のあるオーケストラなら、ベートーヴェンやブラームスの交響曲レベルは、指揮者がいなくても、破綻無しに演奏は出来ます。

指揮者の役割とは、その「演奏」に、プラスアルファを付け、真の「音楽」を創りあげることだとも言えます。
 
カルロス・クライバーは、

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福間洸太朗

✨🎵~~🎼~~🎹~~♬~
YouTubeで、見付けました!!
素敵な演奏だと思ったので、ここに載せてみました♬!!
ラフマニノフ 幻想的小曲集 Op.3-No.2 前奏曲 嬰ハ短調

映画「クララ・シューマン 愛の協奏曲」(2008)

映画「クララ・シューマン 愛の協奏曲」(2008)

原題「Geliebte Clara」。ブラームス家の末裔であるヘルマ・サンダース=ブラームスが監督・脚本を手がけ、ロベルト&クララ・シューマンとヨハネス・ブラームスとの関係に迫る (伝記) 映画。2008年ドイツ上映。カンヌ映画祭や日本では翌年上映された。以前にDVDをレンタルして視聴したことがあったが、この度はYouTubeで全編観ることができた―。

邦画タイトルからすればクララが主人公のよう

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迫力爽快!?オペラでの<禁>シーン、20年に一度のレア体験

迫力爽快!?オペラでの<禁>シーン、20年に一度のレア体験

オペラ 《シチリアの晩鐘》 ラストシーンへの熱

リハーサルが着々と進んでいるこの頃、オペラ《シチリアの晩鐘ーシチリア島の夕べの祈りー》準備中です。
先日、ラストシーンのリハーサルでした。迫力、もだけど爽快感すらあったのがなんか不思議な感覚でした。人が何人も同時にアレするシーン。
方々の資料で「駆け抜けるようなラスト」と言われるこのオペラのそのシーン。
私たちのところではこうなるのだな…、となんだ

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大地の歌

大地の歌

昨日はサントリーホールへグスタフ・マーラーの「大地の歌」を聴きに行った。

東京交響楽団の定期演奏会である。

〈指揮〉 ジョナサン・ノット

〈メゾソプラノ〉 ドロティア・ラング

〈テノール〉 ベンヤミン・ブルンス

〈オーケストラ〉 東京交響楽団

「大地の歌」は、声楽(2人の独唱)を伴う交響曲であり、連作歌曲としての性格も併せ持っている。

作曲は1908年。6楽章からなり、テノールとアル

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【世界遺産×音楽】ベドルジハ・スメタナ

【世界遺産×音楽】ベドルジハ・スメタナ

今回はチェコの「国民音楽(国民楽派)」の確立にも尽力した、ベドルジハ・スメタナ(以下スメタナ)について書きたいと思います☺️🇨🇿

5月12日はスメタナの命日です😌🌷
因みに、今年3月2日には生誕200周年を迎え、そして本日5月12日で没後140年になります。

今年はスメタナの音楽が沢山聴ける機会があるかも知れませんね😌✨

それでは、スメタナの生涯や世界遺産とのエピソードについてご

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【世界遺産×音楽】ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル

【世界遺産×音楽】ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル

皆さん、こんばんは🌟

GWが終わりましたね。どこかお出掛や旅行などは行かれましたか?☺️私は、市内から出られず…でしたが、リフレッシュ出来た気がします😊🌸

北海道もやっと暖かくなってきたので(今日はとても寒いですが😂)、爽やかな音楽作品を🎵と思い、今回はゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(以下ヘンデル)についてご紹介します🥰✨

ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759)

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フランス革命前夜のモーツァルト

フランス革命前夜のモーツァルト

Komponiert in Potsdam 1789 ― 1789年にポツダムにて作曲された

これは、W.A.モーツァルトのピアノ曲「デュポールのメヌエットによる9つの変奏曲(K.573)」のタイトルの下に書かれていたものです(写真はヘンレ版)。

1789年といえば、バスティーユ襲撃(7月)を機にやがてヨーロッパ全土を巻き込むことになったフランス革命が勃発した年。もっとも、この曲が作られたのは

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