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春の毒出しで疲労回復。ブロッコリーとイカのガーリック炒め|いろはレシピ

今日も食材3つ、手順3つの簡単レシピです。

春に苦い野菜を食べて冬に溜め込んだ毒を出すという食養生の知恵があります。
苦さには、肝臓の解毒作用を助けてくれる働きがあります。

最近、疲れが取れない、顔色が悪い、太りやすくなった、むくみが取れないといった季節の変わり目のちょっとした不調も、肝臓が弱っているサインかもしれません。 

春の苦味のある野菜と言えば、ふきのとうなどの山菜もありますが、
手に入りやすいアブラナ科の野菜(今回はブロッコリー)を美味しく食べるレシピです。

今回の食材のいろは

イ)アブラナ科の野菜・・・菜の花、キャベツ、ブロッコリーなど、アブラナ科の野菜のピリッとした苦味は、「イソチアシアネート」という硫黄化合物。
国立がんセンターの調査でも、がん、心疾患、脳血管疾患の死亡リスクが低下したとのデータもあるほど、強い抗酸化、抗炎症、抗がん作用を持っています。
体のデトックスを担う肝臓。イソチアシアネートは、肝臓で行われる毒素の無毒化を助けてくれます。

ロ)イカ・・・低脂肪高たんぱく質なイカは、アミノ酸スコアも満点。
タウリンは基礎代謝を上げて、内臓機能を活発にしてくれるので便秘解消やむくみ予防にも効果があります。
新陳代謝が良くなるということは、もちろん肌のターンオーバーも整えてくれ、皮にはコラーゲンもたっぷりなので、美肌効果も。
皮ごといただきたいですね。

ハ)にんにく・・・にんにくは腸内細菌に働きかけると同時に、体を温め血行を良くしてくれます。血液循環を活発にすることで、血管内の疲労因子を取り除いて疲れをとってくれ、ストレスの随伴症状である神経性の便秘・下痢・肩こり・胃痛なども解消してくれます。

<作り方>

イ)刻んだにんにくとオリーブオイルをフライパンに入れ、火にかける。
ロ)2cm幅に切ったイカを入れ、アブラナ科の野菜(ブロッコリーなど)を入れる。

ハ)しんなりするまで炒め、いろは醤油を入れたら出来上がり

オイルをパンと一緒に食べても、パスタに絡めても美味しいです。

<材料(2人分)>

・にんにく みじん切り2欠片 
・オリーブオイル 大さじ2
・イカ(今回はヤリイカ) 2杯 
・アブラナ科の野菜(ブロッコリーなど) 1袋
・いろは醤油(だし醤油) 大さじ1

アブラナ科の野菜は、今回はスティックブロッコリーと、プチベールがあったので、入れてみました。
お醤油入れることでコクアップ。オリーブオイルに合います。

白ワインにも合うお料理です。

もうすぐ春分の日。春野菜を食べてスッキリ春を迎えたいですね。


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芳中 千裕|Chihiro Yoshinaka
最後までお読みいただきありがとうございます。 スキやフォローも嬉しいです。 サポートは、noteに書きたくなる体験に使わせていただきます。 今後とも、著書『淡麗女子のススメ』や『いろは醤油』ともども、よろしくお願いいたします。

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