#読書感想文
【読書録】『なぜ私だけが苦しむのか』H.S.クシュナー
今日ご紹介する本は、『なぜ私だけが苦しむのか』。著者は、H.S.クシュナー。副題は『現代のヨブ記』。私が持っているのは、斎藤武訳による岩波現代文庫版(2008)。
私は、毎日、Voicy(音声プラットフォーム)というプラットフォームで、佐々木俊尚さんの音声発信を拝聴している。先日、「悲痛なできごとや心の傷から逃れるための時空間認識能力」というテーマでお話しされていて、そこでこの本が紹介されていた
保存版 | 英語学習法 | 新書で英語を学ぶ。
英語を独学するならば、受験や資格試験の問題集を解いたり、原書のペーパーバックを読んだり、映画・ニュースを見たりして、文法に関しては、参考書を読んで理解するというのが、スタンダードな方法だろう。
ただ、いま上に書いたような方法は、単語・熟語を覚えたり、例文を覚えたりという反復練習を伴うもので、「飽き」が来るときがある。
そういう時には、無理して英語の勉強を継続せず、いったんリセットして再開
#わたしの本棚 | 外国人が書いた日本論の名著
歴史について調べるとき、何年にどういう出来事があったかということや、誰が何を作ったか・書いたかということは、ネットを使えば知りたい情報はたいてい得られる。
しかし、当時の人が何をどう考えていたかという時代の空気はなかなか分からない。時代の雰囲気を知りたいならば、面倒でも一冊の名著を読むにしくはない。
そこで、今回の記事では、当時の外国人の視点から書かれた日本論の名著を並べてみたいと思う
頑張るとはなんだろう~宮口幸治『どうしても頑張れない人たち ケーキの切れない非行少年たち2』
ベストセラーになった『ケーキの切れない非行少年たち』の続編である。このタイトルが気になった。
いまの日本では、「頑張れ、頑張れ、頑張りさえすればなんとか自力で生きていくことができる」と、政府からも周りからも圧力をかけられている。
一般人は「もう頑張るの疲れたよ」と言い、「頑張る」ことに息切れしながらも、推し活などで息抜きしつつ、何とか「頑張っている」。
だが、まったく「頑張れない」人たちも