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ゆるエッセイ

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本
ふわり、頭に浮かんだ事を ゆるく綴っています。 リラックスしてお読み頂けたら うれしいです。
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かりん

#ゆるエッセイ

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床屋さんを卒業した日

床屋さんを卒業した日

皆さんは、子供の頃
髪を切ってもらうのは
何処でしたか？

お母さんやおばあちゃんに
ついて行って美容院？

お父さんやおじいちゃんに
ついて行って床屋さん？

はたまた、
家族にカットしてもらっていた人も
少なくないかもしれません。

私は、小学校の高学年くらいまで
父について行って、床屋さんでした。

ドアを開けると、独特の匂いと
「アイパー」をあてた男性のポスター。

いつもの床屋のおじちゃ

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煮物の香りは冬の香り

煮物の香りは冬の香り

今夜の我が家のメニューに
「里芋の煮物」を添えてみました。

 大きなお鍋の中で
コトコト、グツグツ
ゆっくり煮えてゆく素材達。

その香りは
私にとって「冬の香り」

 小学生くらいの頃の冬休み。

泊まったおばあちゃん家の
早朝の冷たい廊下を
まだ眠い目をこすりながら
赤いはんてんを羽織って
歩いていると

何処からともなく
ふわぁ～っと
温かくやさしい煮物の香りが
冬の朝の冷たい空気と折り重

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タイムマシンと来世

タイムマシンと来世

「タイムマシンで戻れるとしたら、
いつの日に戻りたい？」

タイムマシンが、
この世に実在していると仮定して
友人や家族と話をする事があります。

私が、戻りたい日…。

幼い頃、
ラジオから流れてくる
カープの野球中継を聴きながら
家族みんな揃って、スイカを食べた

あの夏の日？

子ども達も幼く
ワンコさんも子犬で
大変だったけど
振り返ると充実していた

あの頃？

おろしたてのバイト代が入

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鼻歌

鼻歌

 「風呂に入って歌うと、ええ感じに
響いて歌が上手い気がする〜🎶」

 小学校の頃、隣のクラスの
愉快な先生がそう言っていました。

 でも、先生の声は
とても大きいので
長く歌っていたら
奥さんから苦情が出るのだとか。

 聞いてみたら試してみたい。

その夜、お風呂の順番が回ってきて
体を綺麗に洗って、湯船に浸かると
ちょっとドキドキしながら
布施明さんの「シクラメンのかほり」を
極々小さな

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家族に見つめられて

家族に見つめられて

 家族、それは最小の人間社会。

ずっと、そこにあるもの。
変わらず存在するもの。

だから、ついつい安心して
後回しになってしまう事もある。

 私は、自分の両親を
45歳前後で続けて
亡くしています。

母は、75歳。
父は、73歳。

なんでも言い合うとか
仲良くお出かけとか
忙しい両親でしたので
ほとんどない親子関係でしたが
同じ世界に居なくなってから

家族で行った数少ない旅行。

広島

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夢時間の終わりは、実に呆気ない。

夢時間の終わりは、実に呆気ない。

a-haの「Take On  Me」
という曲をご存知でしょうか？

私と世代が近い方は
あっ💡と
思い出される方が
多いかもしれません。

なんと、漫画雑誌(ジャンプみたいな)
の中に入ってゆくんですよ‼️

今なら、よくある物語の
シュチエーションかもしれませんが

当時(1985年)の私は
まだランドセルを背負って
学校帰りに四つ葉のクローバーを
探していた頃でして

年の離れた兄が
ベス

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花の名前

花の名前

 私は、いわゆる「朝活」に
ウォーキングをしています。

ウォーキングと言っても
両手振りかざし、ガンガン進む様な
本格的なモノでは無くて

早朝の街を
季節の移り変わりを感じながら、
ピクミンブルームという
歩数によってイベントをクリアする
アプリを起動させたスマホを
ポケットに突っ込んで、
ゆっくり散歩している感じです。

 休日の朝に、娘と都合が合えば
一緒に街をぶらぶら歩いています。

あ

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幼なじみ

幼なじみ

  ピカピカの一年生が
 小さな背中いっぱいに
いや、はみ出ちゃうくらい
大きなランドセルを背負って
登下校している姿を見かけました。

可愛いですね。

みんな、元気にキラキラとした
時間を過ごせます様に…。

と、見知らぬおばさんは
胸の奥で、そっと願いながら

ふと、思う。

自分の「あの頃」って
どんな風に過ごしていたっけ。

半世紀近く前の事だけど
仲の良かった子の顔は
今でも、はっきり

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春色

春色

すっかり春めいた今日は
もう四月。

朝んぽウォーキングで
ちょこっとだけ咲いた
桜の花を見つけて
なんだか気持ちが
ふわふわしてきました。

先日まで
長雨の灰色の世界にいて
ちょっと鬱々としていた心が
春の色に触れて、パァっと華やぎ
強めに吹いている風さえも
心地よく感じています。

複雑に思える心ですが
私のは案外単純なのだなぁ…。

春色と言えば
食いしん坊な私は
桜餅が食べたくなってきま

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雨と頭痛

雨と頭痛

 頭が、ズキ…ン
前頭葉を孫悟空の輪っかで
締め付けられる様な痛みが走る。

 いつ頃からだろう？

 雨が降り続くと
頭痛がする様になったのは。

 今は、運動や睡眠に気をつけて
痛みの予兆が来たら薬で予防線を
張っているので、以前の様な
寝込むほど級の痛みはやって来ない。

しかし、油断していると
忘れた頃に「ソレ」はやって来る。

今日も、また雨降りに逆戻り。

少し、頭が重い。

必要行動

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音声配信のあれこれ(生活音は突然に)

音声配信のあれこれ(生活音は突然に)

　朗読等の音声収録をしていると

突然、家の前の道路を
愉快な音楽を流しながら
移動販売車が通り過ぎたり

「ピンポーン♪」
と、玄関のチャイムが鳴って

「あら？誰かしら？」
と、慌てて収録を
中止する事があります。

私の音声収録場所は、
自宅の主に雨戸のある部屋で

収録時間は、
生活の隙間時間内

家に誰もいない時を選んでいます。

それは、
限られた少ない時間ですので

目標の７０％まで

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えんびフライ

えんびフライ

一日中、バタバタ過ごして
疲れた帰り道

ふと、考えるのは

「さて、
今夜のご飯は何にしようかな？」

その日は、
作る気力も無い程
疲れていたので、
これが都会なら
「Uber Eats」等で自宅まで
美味しい食事を
配達してもらえるのですが

我が家は、何と！
「配達外」なんですよ。

割と色々なサービスが
適応されていない
地域なので、調べると、
いつも…
「やっぱり田舎なのね...。」と

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やわらかな湯気

やわらかな湯気

　私の住む町も、
とうとう雪が降り積もる様になり
本格的な冬の到来です。

ちょっと前まで「今年は暑いなぁ…。」と
ウォーキングという名の散歩の後に
冷たい麦茶をごくっと飲んでいました。

それが、急に
「冬ですよ～。」と言わんばかりに
耳が痛くなるくらいの風を吹かせながら
やって来たものですから

さぁ！　たまりません。

慌てて、家族全員分の一番温かい服を
タンスの奥から引っ張り出したり
こた

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サンタさんは頭を天井にぶつけながらやって来る

サンタさんは頭を天井にぶつけながらやって来る

　夕暮れ時の散歩道の風景が
すっかりクリスマスモードへと
変わった今日この頃。

気が付けば、
もう１２月なんですね。

「お餅食べすぎたから、
デニムがきつくなったわぁ。」

箱根駅伝を見ながら
こたつに座って
鏡餅みたいになった
お腹を撫でていたのが
つい、昨日の様です。

私の感覚なのですが
いつの間にか増えていた行事
《ハロウィン》が過ぎると
一年がゴールへ向けて
一気に加速してゆく気がし

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