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赤裸々なブックレビュー

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2022年2月の記事一覧

「命」と「人生」の意味を考える一冊

「命」と「人生」の意味を考える一冊

人は死んだらどうなるか?

誰もが一度は考えたテーマでしょう。

私は北方謙三の小説を愛読する中で「人は死んだら土に還る」「死んだ人は生きている人の胸の中で生き続ける」と学びました。

ただ最近はこうも思うようになりました。「死んで終わるのは肉体のみ。魂は生き続けるのではないか?」と。別の何かの命に生まれ変わり、前世の記憶を失ったとしても、実は魂は続いているのではないか、と。

禅に傾倒して世捨て

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「こんな人になりたい」と憧れた一冊

「こんな人になりたい」と憧れた一冊

昔好きだったマンガを、最近よく読み返しています。

すると「自分の考え方」だと長年思っていたものが、実はそれらの受け売りだったと気づきます。知らぬ間に影響を受けていたわけです。もちろんいい意味で。

マンガやアニメの面白さには、人の一生を変えてしまうほどの力が秘められています。たとえばサッカー。いまや日本代表がワールドカップ本選に出場することに驚きはありません。でもちょっと前までは違いました。この

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全ページを書き写したい「美しい一冊」

全ページを書き写したい「美しい一冊」

書店で本を衝動買いする際、何を基準に選びますか?

立ち読みしたときのインスピレーションや著者名、タイトル、厚さ、帯などいろいろありますよね。「あとがき」をチェックしてから決める人もいるようです。

私の場合は「表紙のデザイン」が重要なポイントです。

もちろん本は読むためのものです。と同時に、クールな装丁に惹かれて買ってしまうことがしばしばあるのも事実。代表例は森博嗣「スカイ・クロラ」です。文庫

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「全体主義との戦い」を描く一冊

「全体主義との戦い」を描く一冊

ファシズム。全体主義。

この言葉、歴史の授業で一度は耳にしていると思います。

戦時中の特殊な環境で一時的に生まれた自由のない空間。政府の決めた方針に異論を唱えることが許されず、国民が互いを監視し合い、密告が奨励された社会。きっとそういう認識ですよね。つまり「過去」の過ちだと。

本当にそうでしょうか? 

国の推し進める政策に対して「それは違うのでは」「子どもたちに対して危険なのでは」「実際に

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