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エッセイでっせぃ★

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日々思うことを書いています。ブックカフェ風の家にしたいなーとか。家庭料理とか。読書の記録も。ピアノはドビュッシーが好き。息子の大学生活。
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2023年1月の記事一覧

続・美味しいミルクティに向かう道。

続・美味しいミルクティに向かう道。

この冬の私はミルクティに還ってきた。
還ってきたというのは、ここ1~2年ほどコーヒーにハマっていたからである。その前は長いことミルクティ一辺倒だったのだ。

上記のnote記事にも書いたように、私はここのところ美味しいミルクティの作り方を模索していた。

ダンナの淹れてくれるミルクティがめちゃくちゃ美味しい。自分でも淹れられるようになりたい。ダンナが淹れる横で、じっくり見学したのにうまくいかない。

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【本】麦本三歩の好きなもの 第一集 住野よる

麦本三歩(大学図書館員・女性)は「もって」いる。ドジでおっちょこちょいで物覚えが悪くて、でもなんか愛されキャラで、他の人なら許されないことが笑って許されてしまう。クラスにひとりはいるタイプ。

私はそういう「もってる」キャラではないし、「もってる」人を好きになるのにとても時間がかかるタイプだ。三歩の職場の先輩も本人に向かってはっきりと「好きじゃない」と言っている。彼女を好きじゃない人は一定数いるは

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【大学受験】指定校推薦の流れと、手続きの煩雑さについて語る。

【大学受験】指定校推薦の流れと、手続きの煩雑さについて語る。

数年のうちに大学受験生になるお子さんをお持ちの保護者の方に告ぐ。
手続きのすべてを子どもに任せきりにするのは危険!である。

我が息子は全日本「うっかり八兵衛」総連合会の会長なので、私も安心して任せきったりはしない。
本人にやらせつつ、必ず最終チェックを行う。というかそれ以前に一度、こっそりスケジュールその他を勝手に確認しておく。

しかし普通にしっかりしたお子さんをお持ちの方は、少し油断するので

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塩と醤油とバターべろべろはヤバい。

塩と醤油とバターべろべろはヤバい。

私が食卓塩の蓋にマジックで「味見禁止」と書いたのは、かれこれ10年以上前のこと。

小学2年生だった息子は塩が大好き。
塩味ではない。「塩」だ。

その頃、台所でこっそり塩をなめるのは、彼のひそかな楽しみだった。
現行犯の時はもちろんダメだと注意したが、気づかないふりをして見逃すこともあった。

夏も冬も元気いっぱい外遊びをしてくるのだ。私たち大人よりもよほど汗をかき、塩分を必要としているのかもし

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20年後のエキスパートを目指して。

20年後のエキスパートを目指して。

「一万時間の法則」というのをご存じだろうか。何かのエキスパートになるには10000時間の努力が必要だというものである。

ふとこの一万時間の法則を思い出したとき、私がたくさんの時間を費やしているものは何だろう?と考えた。そしてピアノに思い至ったのである。

私は現在、ピアノを習っている。
子どもの頃に習い始め、就職して忙しくなってやめた。その後我が子が習い始めたのを機に、習うのを再開したのだ。

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あなたは旅の始まりに本を買いますか?

あなたは旅の始まりに本を買いますか?

ある日、ダンナは未読の本をとっかえひっかえしていた。

ちょっとした旅に出るのだ。親戚の法事に参加するためである。
2泊3日だし、宿泊は実家だ。旅といっては大げさかもしれない。
しかし長距離移動のあいだに読むべき本を数冊持つ必要がある。

ダンナの未読本は数十冊ある。その中から、今回持つのに相応しいモノを見極めるのに、多少の時間が必要なのだ。

物理的に重くなることは避けたい。
内容的に今の気分に

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卒業式は譲らない。

卒業式は譲らない。

高3の息子がいて、3月には卒業式を迎える。

高校の卒業というのは、ちょっと感慨深いものがある。

中学の卒業は義務教育との別れではあるが、大半の生徒は近隣のいずれかの高校に進学する。
家は変わらないのだから、登下校の途中で偶然会うこともある。遭遇率は、生徒数の多い中学でのクラスも部活も違う者同士のようなものだろう。
だとすれば卒業したからといってさほど変わらないという考え方も出来る。

しかし高

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【本】<あの絵>のまえで 原田マハ

【本】<あの絵>のまえで 原田マハ

ひとことで言うなら「ほっこりした空気感の短編集」である。

原田マハは美術(アート)がからむ小説を何冊も出している。本屋でよく見かけるが、実際に読んだのはこの本が初めて。
しばしば「美術(アート)小説の名手」のように紹介されているが、美術小説のなんたるかが私には分からなかった。

私が読んだことのある美術作品関連の小説と言えばおそらく、ひとつだけ。

万能鑑定士Qーモナ・リザの瞳ーという映画があり

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気づいた小さなことから始めよう。

気づいた小さなことから始めよう。

どういうわけか、といっては白々しいのだが、この秋以降、私の体重はうなぎのぼりだ。気づけば夏ごろの体重より5kg増えている。月に1kgずつ、着実に増えてきたような計算になる。

何が原因か。思い当たるふしだらけで、どれが本当の原因だか分からない。しかしそれ以前は安定したものが急に増えだしたのだから、何か原因があるはずだ。

以前から継続している太る要素としては、運動不足やスイーツをちょくちょく食べて

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靴下のスタメンが決まった。

靴下のスタメンが決まった。

洋服はなるべくハンガーにかけてしまうようにしている。
畳むのは少し面倒だし、畳んだものをしわくちゃにならないように保管するのはとんでもなく苦手だからだ。
小物類だけはハンガーにかけられないので引き出しにしまう。

その引き出しの上には、ちょい置きした洗濯物が山になっている。
パッと置いといてもしわになりにくいデニムとか、引き出しに入れるはずの小物類とか、ごった煮になって大きな山を作り上げている。

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「素敵なインテリア」を得るには「多すぎる本」を処分すべきなのか。

「素敵なインテリア」を得るには「多すぎる本」を処分すべきなのか。

悩みがある。
我が家が「片付かないし、落ち着かない」のだ。

息子が成人年齢に達した我が家は、もう名実ともに大人ばかり。
よって散らかる理由も本来ないはず、と思うのだ。

私は子どもの頃からインテリアにとても興味があった。バイトを始めてからは地道に500円玉貯金を続け、いつか自分の家が出来たら好きなインテリアに整えるんだ!と夢見てきた。

ところがその500円玉貯金が、いつまで経っても使えずにいる

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やりたいことリスト2023

やりたいことリスト2023

私の中では毎年恒例のやりたいことリスト作り。
公開したからどうにかなるわけでもなく、リストを作りながら実現した時のことを妄想するのが好きなのかもしれないけど、今年もやる。

今年のやりたいこと

noteで文章(エッセイ?)をたくさん書く。

昨年は「文章の書き方」がテーマの本も何冊か読んだ。
今度は形にしてみよう。書きたいときに書きたいテーマで書くのもいい。
でも今年は自分なりにテーマを用意して

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