BANANA IS ?!
最近はよくバナナを食べている
バナナがそこまで好きな訳ではないが便利で簡単だからだ
自炊をしないとどうしても野菜が不足してしまう
そういう訳でバナナを食べる事にしたのだ
数年前から比べたら自炊が出来なくなった
働いてた頃は週に3-6日ぐらいはしていて
金曜日の晩御飯は二郎系ラーメンだった
私の次郎愛については
また今度いつか書いてみたいと思うのだが
今日はバナナの話である
小学生の頃に
母の実家に行った時の事である
食卓にバナナが置いてあった
何本かは忘れたが数本あったはずだ
食卓のバナナはかなり黒くなっていた
買ってから数日間は放置して
黒く熟したタイミングで食べるのが
祖父は好きだったらしい
そういう訳で食卓のバナナは真っ黒だった
小学生の私には
真っ黒なバナナは受け入れられなかった
バナナは黄色いモノなのだという先入観があり
今でもそうだが黒いバナナは苦手である
だからいつも冷蔵庫にいれている
黒いバナナと黄色いバナナは同じバナナだ
色が違うだけで中身は同じはずだが
なかなか受け入れられなかった
私には先入観や見た目なので
好き嫌いを決めてしまう事がよくある
発達障害(自閉症スペクトラム・ASD)
だからだろうか?
発達障害を持っている人は
偏食な人も結構いるらしいと聞いた事がある
しかし最近の出来事である
冷蔵庫の容量が限界になってしまい
バナナを冷蔵庫から出した
冷蔵庫から追い出されたバナナは
室内で保管される事になった
気がついたら少し黒くなっていた
私は黒くなりかけているバナナを
呆然と見つめ続けていた
そして意を決して食べてみる事にした
バナナを剥いてみると中身は変わらなかった
だだ皮が黒いだけだ
でも味は違った
甘くてまったりとした味わいであった
そして黒いバナナは黒いバナナで
また違った味わいがある事が分かった
でもやっぱり私は黄色いバナナが好きだ
あまり甘くなく青臭いかもしれないが
なんとなく黄色いバナナ派である
しかし私は1つだが苦手を乗り越える事が出来た
小さな進歩かもしれない
でも小さな進歩を繰り返す事によって
未来が変わっていくのではないか?
そんな事を考えながら
バナナを2本も食べたら
晩御飯は要らなくなってしまったのだった