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自分を大切にするマインドと私のこと。
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記事一覧

自分のためじゃないから、満たされること

自分のためじゃないから、満たされること

両手いっぱいに袋を持って電車に乗り込む。
家を出るときは肩にショルダーバックをかけているだけだったのに、思いがけずたくさんの紙袋を持つことになってしまった。

座席に腰を降ろし、大切ないくつかの紙袋はそっと膝の上に乗せる。そのときに物を落とさないか幾分慎重になる。ようやくひと息ついて膝に乗った紙袋を軽く抱きしめて、改めて心が満たされていることを感じる。
それらは自分のために買ったものではないけれど

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28歳の野望

28歳の野望

先日誕生日を迎えた。タイトルどおり28歳になった。
今は便利になっていて、LINEに誕生日を登録しておくと、アイコンにとんがり帽子がついたりホーム画面に誕生日の人が表示される。
それを見た友人たちがメッセージを送ってくれて、心があたたかくなった。

学生の頃のように毎日会うわけでもないし、心の真ん中にいるわけじゃないはずだから、誕生日にメッセージを送るなんて正直「わざわざ」だなと思う。その「わざわ

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わたしの2024年と発展途上な2025年の目標

わたしの2024年と発展途上な2025年の目標

毎年、年の瀬は早く感じる。
だけど今年は12月が始まって、気づいたら20日を過ぎていた。
この文章を書いているのは、勤務終わりの電車の中。来年の準備はおろか、今年の振り返りも大掃除もなにもしていないことに焦りを感じていた。

そして、そして気づいたら年は明けていた。あれよあれよという間に1月も10日を過ぎた。こうやって1年の月日が流れるんだろうなと他人事のように思ったりしている。

今の私は今更だ

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その空間にあなたは何を埋める?

その空間にあなたは何を埋める?

この秋、展覧会に行くことが多かった。
興味深いものがたまたま多かったこともあり、意識的に気になる展示には足を運ぶようにしていた。

静かな空間の中で作品だけに集中する時間。
一対一で作品と向かうあの特別な感覚が私は好きだ。

今ではインターネット上で簡単に作品を見ることができる。好きな写真家の写真、映像はもちろん、気になっているブランドの服やもの、憧れの人の思考もそうだ。
ある作品を見て「いいな」

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完璧じゃない自分との向き合い方

完璧じゃない自分との向き合い方

社会人も6年目。同じ仕事をずっと続けていると、自然と経験値も積み上がり、基本的な失敗は少なくなってきたように思う。しかも、今の職場は人間関係もよく、少しのミスならお互いにカバーしようという温かい雰囲気があるので、怒られることもほとんどない。
ここ最近は順調に、心穏やかに仕事をしていた。

だけど、最近、本当に基本的なミスをした。
準備していたのにも関わらず実施されていなくて、翌日できていなかったこ

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季節の移ろいにともなう、私の変化

季節の移ろいにともなう、私の変化

ある日を境に過ごしやすい日が続くようになった気がする。窓を開けると心地よい風がカーテンをやさしく揺らし、鳥のさえずりやどこかの家庭の声が聞こえる。夏は暑さを避けようと窓を完全に締め切っていたので、すっかりそんな環境音を忘れていた。

この記事を書いていると、近くの学校からどうやら今日は体育祭のようで、生徒の歓声や音楽がよく聞こえた。いつもなら聞き流してしまう日常の音が、季節の変わり目だからか少し敏

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何者かになりたかった私|自分を好きになる方法

何者かになりたかった私|自分を好きになる方法

センスがある人
唯一無二のオーラがある人
親しみやすさはあるけど絶対に手に届かなさそうな人

「モテた」経験もなければ、「自分なんて…」と自己肯定感がないに等しかった私はそんな人に憧れた。し、今でも憧れている。

・・・

少し時間が空いたので「何をしようかな〜〜」と思っていた日、ぼちぼち復習していたイメージコンサルタントの診断結果を自分に落とし込んでいた。

一般的に顔タイプフレッシュは、爽やか

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ゆるやかな思考の流れで自分を取り戻す

ゆるやかな思考の流れで自分を取り戻す

6月はずっと低空飛行な生活をしていた。
というのも、気圧の影響かずんと重い感じが抜けず仕事は夜間の勤務ばかり、身体のリズムを整えるのに苦労した。加えて、仕事の疲れが取れないまま、プライベートの予定も目白押しだったので、普段の私では考えられないほどよく言えば「充実」していた。

1か月の予定に「自分を労わる日」が必要なタイプだが、何かしら予定があると自分だけの時間は相対的に少なくなる。誰かと会ってコ

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手書きのススメ

手書きのススメ

ひとりの時間ができたらノートを開く。そこには日々の気づきや習慣化したいことがどれだけやれたか(habit tracker)を記している。

気づいたら1週間近く書いてなかった。そんなときもある。
どうも最近は特に自分の時間がとれていない。

仕事が忙しいわけではないが生活リズムがうまくつけれなかったり、休日はプライベートの予定がたくさん詰まっていたり、一人でゆっくりする時間がなかったというのが原因

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ずっとやさしくなんていられない、やさしさってきっと愛

ずっとやさしくなんていられない、やさしさってきっと愛

たまに「なんでこんなにやさしいの?」と思う人がいる。底抜けに愛があって、優しくて、どうしたらそんな風になれるのだろうと思う。
できたら、私だってそういう人になりたい。

この数年、意外と自分の感情の浮き沈みが激しいことがわかった。
落ち込んだら塞ぎこんでしまうし、すごく不機嫌になるし、そんな自分に自己嫌悪になる。他人の「【ご報告】」にざわざわするし、今後自分がどうなりたいのかわかっているようでわか

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ごきげん習慣のつくりかた

ごきげん習慣のつくりかた

この2週間、私にしては珍しく予定がみっちり詰まっていた。
仕事ももちろんあるし、休みの日は友人と会う日も多い。
コロナ禍以降、特におうち時間が好きになったことや人と会うことに億劫になっていたこともあり、休みの日は家でゆっくりして身体の回復に努めなければやってられない!と思っていたけど、案外1日家で過ごす日が少なくてもやっていけている。

たぶん、会っている友人たちから得られるエネルギーや心地よさが

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ようやく日本のもの魅力に気づいた私がこれからやりたいこと|宇治探訪記

ようやく日本のもの魅力に気づいた私がこれからやりたいこと|宇治探訪記

ずっと憧れはヨーロッパだ。なんだか古くさくて地味な日本のものよりも、華やかでモダンなヨーロッパに憧れがあった。
というのも、私自身がthe日本人顔で、地味なことにコンプレックスがあったからかもしれない。長く住んでいた街が少なからずヨーロッパに影響を受けているからかもしれない。わからないけれど、何せずっとヨーロッパの憧れがあった。

でも、最近はヨーロッパ要素もほしいけど、日本のものを知りたいと思う

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早起きしたい春

早起きしたい春

アラームが鳴る前に窓から入る光で目を覚ます季節になってきた。
南向きの窓だけど、光が入って寝具も明るい色だからか、6時前からでも明るい。自然と清々しい朝を迎えることが多くなってきて気持ちよい。

ちょっと早く起きて、前の日、パン屋さんで買ったベーグルをあたためて、コーヒーを淹れてみた。いくら仕事の日でもしばしそのことを忘れるほど時間がゆったり流れていた。

あ、早起きって三文の徳というのはこういう

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現状維持が心地よい私の自分らしさの育て方

現状維持が心地よい私の自分らしさの育て方

目覚ましの音で目覚める。最近は朝日でも起きられるようになった。
朝起きたら私はまず最初に洗濯機をまわす。朝のいちばん陽の当たる時間に洗濯物を干したいから。
そのあとはお湯を沸かしてコーヒーを淹れて、一息ついたら身支度をする。

一日の流れは大体決まっている。
決まっているとやりたいことを取りこぼさなくてよいし、人は一日に判断できる回数が決まっているらしい。夜まで長いのに朝に迷うことがあっては疲れ切

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