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教育関係

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教育関係の記事で心に残った記事を集めさせていただいています
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#小学校の先生

先生が身に付けるべきなのは時短術ではなく、「仕事」をデザインする力である?〜『先生が知っておきたい「仕事」のデザイン』を読んで小学校教員が考えたこと〜

先生が身に付けるべきなのは時短術ではなく、「仕事」をデザインする力である?〜『先生が知っておきたい「仕事」のデザイン』を読んで小学校教員が考えたこと〜

「わからないことがわからない」

これは、初任時代に仕事を進める中で自分が感じていたことです。

教師として仕事を進めていく上で、授業自体は自分自身が生徒として経験してきたこと、そして教育実習で体験してきたことを通して、なんとなくイメージができている。
しかし、教師になって初めて授業以外の業務量の多さに圧倒されました。

週案、学年(学級)だより、会計…
毎週のように繰り返されるタスクに加え、毎日

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小学校の授業について考えてみた

小学校の授業について考えてみた

こんにちは、旅人先生Xです。

今日は、「学校の授業の在り方」について書いていきたいと思います。

なお、先日、「もっとさっと読めるようにしてみたら?」というアドバイスを友人にもらったので、1000文字くらいを目安に記事を書いてみる練習をしてみたいと思います。

さらっと目を通していけるようにしてみたので、ぜひ最後まで見ていってください。

目次は、以下の通りです。

①教員→子どもの一斉指導の時

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教師がハッピーに働く方法を起業家が考えてみた

教師がハッピーに働く方法を起業家が考えてみた

今日は「教師がハッピーに働く方法を起業家が考えてみた」というテーマでお話をします。公務員から起業家になって5か月、働き方によって人生の幸福度は大きく変わることが分かりました。教員が選ばれない時代、どんな働き方が先生をハッピーにするのか研究することは大きな価値があります。

1.起業家の一日と比べて

朝、息子と散歩をしながら保育園に行きます。午前中はカフェで仕事をしてお昼は家で食べます。単調な作業

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学びカフェを始めよう

学びカフェを始めよう

私は教員同士の自由参加の学び場づくりを自分の勤務校で行ってきました。行政主導の研修や参加が義務付けられている研修とは異なり、教員が自分たちで学びたいことを学び合う場です。これを「学びカフェ」と名付け、数年前から実施してきました。
今日は、私が実践してきた「学びカフェ」とはどういうものかということについてまとめたいと思います。

「学びカフェ」とは私が前任校で始めた「学びカフェ」という取り組みの概要

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#386 「まとめ・表現」は発表ではない

#386 「まとめ・表現」は発表ではない

探究のサイクルとして次の4ステップが示されている。

①課題の設定
②情報の収集
③整理・分析
④まとめ・表現

この「まとめ・表現」は、言葉どおり受け止めると、発表活動を想定することとなる。

ポスターやプレゼン、劇などの発表のことである。

しかしこの発表活動は、探究のゴール段階に位置付けられることが多いだろう。

したがって、探究のサイクルを回すために、「まとめ・表現」は次の「課題の設定」に

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教師の資質とは?

教師の資質とは?

先生に必要な資質ってなんですか?

という質問をいただきました。

今回は、

「のんたが考える教員の資質」

についてです。

私が考える「教師の資質」とは、

上記の図のようになっています。

ちょうど氷山のようになっていて、

一番上が最も見に見える力であり、

海の下に行けば行くほど

目には見えない資質や能力となります。

それぞれ、上から

①授業力

②コミュニケーション力

③子ど

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実力のない先生でも教師力を劇的に高められる奥義

実力のない先生でも教師力を劇的に高められる奥義

#教員1年目の君へ

はじめまして。職員室NEXTの星野達郎です。

公立小学校に勤める先生としては日本初の「有料オンラインサロン」を運営しています。他にも、地元の老舗旅館をプロデュースしたり、大学ゼミとコラボして子どものあそび場事業をしたり、地元ではちょっとした有名人です。もちろんこんな働き方をしているくらいだから、授業と学級経営には相当の自信があります。

そんな私の教員1年目の失敗を振り返り

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年度初めの必須の準備【担任 教師】

年度初めの必須の準備【担任 教師】

「どうしたら、生徒をやる気にさせることができますか。」

担任の先生は、このような悩みを抱えます。

おすすめの方法は、年度初めに「1冊のルーズリーフノートを買うこと」です。

中学校の担任である僕は、毎年準備しています。

■教師の武器教師の仕事は、「生徒の自己肯定感を高め、やる気にさせること」です。

仕事の武器は”ことば”です。

話の”おもしろさ”がスピーチに求められますが、生徒は話してい

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#255 深い学びの生み出し方

#255 深い学びの生み出し方

深い学びを生み出すには,授業において「知識・技能の獲得」「思考・判断・表現の場面」「学びに向かう力と人間性の涵養」を相互に関連させる必要がある。

つまり「3つの資質・能力」の関連である。

この3つが相互に関連することで,必然的に「深い学び」が成立する。

「深い学び」とは教科目標の達成,つまり3つの資質・能力の獲得ができる学びのことだからだ。

しかし,この3つはある条件を加えなければ実現しな

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