記事一覧
三重歴史紀行 (3):斎宮跡発掘記
三連休の中日は、秋晴れの太陽が照りつける中、斎宮跡の発掘調査現地説明会に参加してきました!盛大に日焼けしましたわ!!
飛鳥時代には、地形に合わせるようにして建てられていたのが、奈良時代になると東西の方位に合わせて建てられるようになります。少なくとも、2回以上は取り壊しをして、同じところに作り直しをしているのがわかったとのことです。斎王が変わる度に立て直しをしていたのでしょうか?
発掘によ
三重歴史紀行(1):関宿
秋晴れの中、三重県に行って参りました。三重といえば、伊勢・志摩、あるいは熊野がメジャーどころですが、今回はマイナー地域(すみません)でもある、関、津、松阪へ。この地域はガイドブックでは取り上げられないことが多いのですが、日本の歴史上では重要な役割を果たした地であります。それが伊勢国でありました。
関宿、地蔵院。天平13年行基が地蔵を安置したのが始まりと言われています。
お堂の前の鹿の像は「
「咸陽宮」:ワキの能
7月28日に、行って参りましたのは、珍しくワキ方の高安流の方が主催の会でした。
能というのは、やはりシテが主役です。そのため、会が催される場合にはシテ方が主催になることが多いのですが、ワキ方が主催の会が全くないとは言えません。今回はそんな特別な会でした。
能の演目は、『咸陽宮』。この曲は上演数が少なく、稀曲といっていいでしょう(宝生流では年1回上演があるそうです)。なぜ、この曲が選ばれたのか
道成寺を巡る女性たち
もう梅雨明けしてしまったんでしょうか…多少なりとも涼しさを期待していたのですが、雲もまばらな(笑)炎天下の中、和歌山県へ行って参りました。
謡、仕舞の先生の娘さんが、昨年能楽師の登竜門とも言われる『道成寺』を舞われました。私の娘と二人で舞台を観に行ったのですが、初めて観るスペクタクル能に度肝を抜かれました。それ以来、道成寺へ行ってみたい、とずっと思っていたのです。
『道成寺』といえば、能、歌