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#言葉

「しょうがない」で片付かないことが大多数のこの世界で

「しょうがない」で片付かないことが大多数のこの世界で

「しょうがない」って言葉、都合がいいなぁって思います。

わかるんです。
事細かく分析をしだしたらキリがないですし、
1人1人に説明をするには到底時間が及ばないことだってあります。

伝えても難しいだろうなぁと思うこともありますし、
割り切らなきゃいけないことだってあります。

そういう時、
「しょうがない」って言葉を使われがちですし、
「しょうがない」って言葉を使って納得しがちです。

きっとそ

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真面目が恥ずかしいんじゃない

真面目が恥ずかしいんじゃない

「真面目が恥ずかしいんじゃない」

どこかで見たその言葉が印象に残り、
タイトルにだけそう入れて下書きとして残っている記事がnoteにあった。

せっかくだから今日はこれについて考えてみたい。

真面目

この単語に皆さんはどういった印象を持つだろう。

「誠実そう」
「一生懸命そう」

そういったプラスの印象がある一方で、
だけど、、、という言葉とともに、

「つまらなそう」
「頭が固そう」

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「おまけ」と「余計」の違いってなんだろう

「おまけ」と「余計」の違いってなんだろう

単純に疑問を持ったことがある。

「おまけ」と「余計」の違いってなんだろう、

って。

言葉のちゃんとした意味合い的には、正式な対義語ではない。
「余計」の対義語だったら「不足」とか「ちょうどいい」とかか。

なんなら「おまけ」の中に「余計」なものが含まれている可能性だってある。

だけどそういった、”かもしれない”部分は一回排除して安直に考えると、「おまけ」と「余計」って相反するもののように感

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心の充電

心の充電

定期的に心の充電が必要になるときがある。

noteをはじめて少しずつ自分のことがわかるようになってから(まだまだ分からない部分も多いが)、充電が足りなくなると「ピコン、ピコン」と知らせてくれる。まるでウルトラマンのように。

その時はもう、肉体的というより心が疲れている合図でもある。
潰れる前に知らせてくれるのだから、優秀なOSが備わってるものだ。

皆さんはどんな時、心の充電が満たされるだろう

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適当のテキトーさに救われる

適当のテキトーさに救われる

昨日、「適当にのんびりやっていく」という記事を書いた。

肩肘張りすぎたって、考えすぎたってしょうがないから、いやでも考えるんだから、もっと力抜いて適当にのんびりやっていこう、って。

さりげなく当たり前のように「適当」という単語を使ったけど、適当にはいろんな意味があるなと思う。

1番よく使われるのは、「いい加減、雑な感じ」のイメージがある。

って。自然とカタカナで表現したくなる感じがする。

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まじめについて、また考えた。

まじめについて、また考えた。

定期的に「まじめ」について考えている気がする。

まじめで損をし、まじめで得をし、まじめで頼られ、まじめで悩む。
まじめについてまじめに考え、noteでも記事にしてきた。

自分自身が考えすぎてしまう性格だからかかわかんないけど、言葉を大事にするがあまり言葉に縛られてしまうことも多々。そんなことを思いながらも「何も考えない」ことと「考えながら生きていく」ことのどっちかしか選べないと言われたら後者を

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”あの人”みたいになる必要はない

”あの人”みたいになる必要はない

「どうですか?少し慣れてきました?」

入社して約1週間が経とうとしているパートさんにそう聞いた。

私がどういった人間で、どういったところで働いていて、、、という前情報をすっ飛ばした冒頭になってしまったが許してもらいたい。

そして改めて書くのは面倒だからこのまま続ける。知りたい方はぜひ過去の記事へ。簡単にまとめると私は現在障害福祉サービスというもののなかで「就労移行支援」という事業を展開してい

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「伝わる」って難しいよね

「伝わる」って難しいよね

伝えると伝わるは違う、ってよく言われる。

自分もそう思う。
意識している部分ではある。

伝えるってそれは発する側の問題であって、発する側が誰か相手に対して言葉やら文字やら行動やらを示した瞬間「伝えた」という事実に変わる。

そこに相手の反応は含まれない。

その一方で伝わるって一種の短縮言葉だと思っていて、

「伝えたことが相手に伝わる」=伝わる

だと思っている。

だから伝えたという事実だ

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頭の良さってなんなのか。

頭の良さってなんなのか。

「あの人頭いいよね」
「頭いいの羨ましいな」

小中学生の頃の自分は、この言葉に違和感を覚えていた、、気がする。

今思えば、というこじつけかもしれない。少し大人になってからこそ見えてきたものかもしれない。



頭の良さってなんだろう。

学生時代の頭の良さって、=テストで点数をとれるかどうか、だった気がする。目に見えてわかる部分での比較と言われればそれまでだが、テストの点数が高い人が多少神格

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「辛さ」の重さは人それぞれ

「辛さ」の重さは人それぞれ

人に優しい人ほど自分に厳しい。
人を気遣える人ほど自分のことを蔑ろにしてしまう。

これはあくまで個人的見解なんだけど、というかもしかしたら自分だけかもしれないけどそんな気がする。

人の大変そうな姿が心配になるときほど、自分の方が疲れている、なんてことも。きっとそれは、自分より大変そうにしている人の姿を見て、

それは人に対しては優しいようで、自分に対しては全然優しくない。ただ優しい人っていっぱ

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チームってなんだろう

チームってなんだろう

「チームプレー」
「一人はみんなのために、みんなは一人のために」
「ワンチーム」

日本といえば団体競技が得意という印象がある。

私自身、小学校から高校まで野球部に所属して、ずっと「チーム」に所属してきた。大学ではバレーボールサークル、仕事もある種同じ部署や事業所の人はチームだ。

以前にある人と話をした。

「チームってなんだろうね、チーム感ってなんだろうね」

って。

確かにチームであるこ

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「出来る」人がすごいのか?

「出来る」人がすごいのか?

「出来る人がすごいのか?」
という問いに対し、私の中では「はい」と「いいえ」が同時に存在する。いきなり矛盾したことを言っているようだが、少し言語化していきたい。

「はい」の場合こちらはどちらかというとイメージしやすい方ではないだろうか。

「出来る人=すごい」、結果として見えるから実にわかりやすい。われわれはわかりやすい部分で物事を判断することが多い。それに”情より結果”が求められることの方が多

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「つまらないものですが」への違和感

「つまらないものですが」への違和感

「つまらないものですが、、、」

先方に対して何か手土産やプレゼントを渡す際、頭につく言葉として当たり前のように使われている。

日本人の「謙虚さ」が相まってこの言葉を使うのだろうが、この謙虚さって本当に正しいのだろうか。

多少の違和感は感じている。

「つまらないと思っているなら渡すなよ」

暗黙のルールなのか何かわからないが、別に誰も上記のようには言わない。

でも普通に考えて「つまらないも

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その「大丈夫」って大丈夫?

その「大丈夫」って大丈夫?

大丈夫という言葉、普段当たり前のように使ってしまう。だけど実はめちゃくちゃ使い方が難しい言葉だと思っている。

なんか相手が調子悪そうだったり、上手くいかなくて悩んだりしている時、私たちはついつい「大丈夫ですか?」とか「きっと大丈夫だよ」と言ってしまう。

別に間違いではない。むしろ正しい反応の仕方だと思う。

確かに大丈夫という言葉には優しさや勇気づけという側面がある。

だけど、それと同時に「

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