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喪失…初めての北欧ミステリー
【喪失】カーリン・アルヴテーゲン(柳沢由実子訳)
今年は海外の小説を読んでみよう、そう思って手に取ったのがこの本だ。予備知識もなく表紙に惹かれて買ったのだけど、すっごく面白かった!
それもそのはず、裏表紙には『2000年ベスト北欧推理小説受賞。世界20ヵ国で翻訳されている』と書かれてあるのだから。
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ストックホルムでホームレス同様の生活をしている32歳の女性シビラが、殺人事件の容疑
それから、本を読もうか
ずっと気になっていた【ビブリア古書堂の事件手帳】を観た。主演は黒木華、雰囲気がぽわっとして好きな女優さん。鎌倉の古書店で働く女性店主のもとに夏目漱石の【それから】の本を持った若者(野村周平)が現れる。亡くなった祖母が大切にしていた古い本の謎を知りたくて。そこから解かれた謎は、若き日の祖母の激しく切ない恋の話だった。
若き日の祖母を夏帆、その恋の相手を東出昌大。1660年代の時代をノスタルジッ
見えないものを見ようとして
空中に漂う感情の欠片を言葉として表現したいんだ。マジシャンが空に手を伸ばすとトランプが湧き出てくるように、言葉を自由に操る作家さん達。どんな装置を持っているんだろう?
何かを書く時、後頭部の首の右側あたりが重くなるの。頭の中に翻訳機が、しかもかなりポンコツで重い機械が入っている感じがする。作家さんは精巧なマイクロチップが入ってて、すらすらと感情を言葉に変換していく。
noteが毎日書くこ