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#生き方
あなたと一緒に、仕事がしたい。"働く理由" はそれしかなかった。
「みなさんに、退職のご報告があります。」
部長の口からその言葉が飛び出したとき、辞めるのは彼ではないと知っていたはずなのに、大きく心臓が波打った。
実際は、部下の退職報告を代わりにしたというだけの話だ。けれどわたしはそのとき、不意をつかれて思わず息を呑んだ。
そして、考えた。
もし、彼が今、本当に会社を辞めてしまったら。
わたしは一体、どうするのだろう?
しばらくの間、放心状態になってし
私が本当にやりたかった「人と向き合う仕事」の正体は、誰かの明日を守ること
共感性が高すぎるわたしみたいなタイプの人間は、マネージャーには向いていないのかもしれないなあ……。
たった1ヶ月前、ありがたいことに社内で「マネジメント力」が評価されたのにも関わらず、わたしはまたそんなことを真剣に悩んでいた。
マネージャーに向いていないかもしれないと思った理由は、共感性が高すぎるがゆえに(ストレングスファインダーでは3位)、人の感情を察知すると、感情がまるごと乗り移って、相手
"自分のまま" を生きることで、誰かの明日を守りたい。
なんて大それたこと、いままでのわたしだったら、到底口に出すことができなかった。
だけどいま、わたしはあえてこんな宣言をする。
わたしは、"岡崎菜波"のまま生きることで、
心が動いた瞬間をまっすぐな言葉にすることで、
出会った人が、どんな感情も自分も愛そうと思える、
小さなきっかけをつくる人になります。
これは、半年前から参加しているオンライン講座「企画でメシを食っていく」の卒業課題に向けて書
幼くなったんじゃなくて、自分が戻ってきただけだった。
「なんだかわたし、歳を重ねるにつれてどんどん幼くなってる…?」最近、そんな考えが頭をよぎることがある。
自分を俯瞰してみたときに、前よりも人に甘えることが増えたし、人間関係のしがらみから自由になってきているなあと思うことが、わりと高い頻度である。
25歳、社会人4年目。
もういい大人なのに、「年齢と逆行してる…?」と、少々不安になる。
大人に近づけば近づくほど責任は重くなるし、ルールや世間
"義務感"から心を解放するために、「自分だけの決まり」をつくる。
何をしていても、自分の行動の源泉には"義務感"があるなと気づいたのは、ひとりで過ごすと決めて出発した、旅先でのことだった。
何をしていてもつきまとう"義務感"わたしは「心をまっさらにして、自分のあるべき姿に戻る」ために、6日間ひとりで過ごそうと旅に出ることを決めた。
それなのに、旅先で食べるご飯を選ぶとき、「Instagramに投稿するならどちらが受けがいいか」という基準で考えてしまったり、