『しなる』ことができる柔らかさこそが無敵。
柳の木ように、しなることができれば、外側からの影響でポキっと自分の幹が折れてしまうことはない。根が土の下へしっかりと根付いているから、『自分』というものは決して「何か」に負けてしまわないが、台風や大雪などといったその時の状況に合わせて、最大限まで自身を伸ばし稼働させることができるのだ。
『柳に雪折れなし』といった言葉があるように、これは柳の木が大雪の重さや風によって折れてしまわない様から、「硬直」が「強さ」ではないことを示してくれている。固さこそが「強い」といったイメージを持ちがちだが、実際は『柔らかく』しなやかに身をかわせることが何のエネルギーも消費せず、また自分らしさも損なわずに生きていける鍵なのかもしれない。
たとえば、自分のやっていることに対して何か文句を言って来る人の言葉を真正面から受け止めて口論し、戦おうという姿勢をとることだけが全ての術ではないように思う。
“合わない者”や自分のことを“分かってくれない”
自分の言葉が通用のしない者へ誠実に自らのエネルギーを使う必要はないのだ。これは、攻撃をされたのに自らの意思を主張できないこととは違う。自らの意思や思いといった根は、むしろ長く深く土の下に張り巡らされている。それを自分は分かっているから、やたらと誰かの意見を頼りにしないし、「認めてほしい」と他人へ求めることもない。
私たち人間は、木と違って住まう場所や行動の範囲を自分で決めて変えられるのだから、合わなければ離れればいいし、そういった“合わない”人からの言葉を受け入れる必要もまた、ないのだ。自分が自身を理解し、自らの思いのままに動いていれば自然と合う人はまた寄ってくるし、合わなくなった人は離れていく。そういうものだと感じる。人と対立することにエネルギーを使う価値はあまりないように思う。
身体が柔らかいと、受け身をとれる。心が柔らかければ、行動に伴い感情が乗って来るし、周りのアレコレに左右されずしなやかにかわすことが可能になる。そして何より、自分の感覚といったアンテナが鮮明に働くので、自分の可能性を限定せず多くの視点を持てることにもつながる。
柔らかさこそが無敵なのだ。
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