悩み解決の前提 奇跡的幸運 その8 日本に住んでいることの幸せ アラブ首長国連邦(ドバイ)との比較 当たり前過ぎて意識しなくなっていること
多分50回目位と言われている今回の宇宙。その中での奇跡的タイミングと奇跡的場所で私達は暮らして居ます。奇跡的幸運です。特に半生を海外畑過ごし、
その辺りはこちらをお楽しみ下さい。
しみじみ感じている日本に住んでいることの幸せを共有させて頂きたいというお話の続きですが。www
アラブ首長国連邦。
ドバイが最近は知名度を上げてますが。
当たり前過ぎですが。首長国ですからねぇ。
ある東アジアの方がアラブ首長国連邦の各国のことを
明るい北朝鮮
と言っていました。
言い得て妙
確かにそうでした。
ドバイ歴史博物館は必見。中東の歴史が短時間で頭に入ります。世界史的には相対的にシンプルな歴史なので。
ヘリテージビレッジも歴史の理解には有効でした。
以下、全くの私的な理解です。
石油が出るまでは最貧国のカテゴリだったアラブ首長国連邦各国は、石油によって経済的地位が一変。
しかもオイルメジャーとの立ち位置改善が、世界的なインパクトを伴った上で功を奏した。
今石油を安定供給するから枯渇するまでに産業育成を手伝って欲しいと言うスタンス。なのに中国を含む先進国は(言葉を選ばないと)石油でぼったくられているのを取り戻そうとお行儀悪い対応。
ですが、ドバイは相対的に僅かしか石油が産出しないので周辺の首長国が助けてあげています。
ドバイの露出度が高いのはドバイは一所懸命経済的基盤を確立しようとしているからです。ブランディング戦略で一等国(古典的な表現。明治維新の時に日本が先進国にキャッチアップしていきますが、その時、世界の一等国を目指したという表現が有ったので)というイメージを作り、敷居の低い観光分野から。航空会社を軸にリゾート開発、ハブ空港建設。その後、時間の掛かる産業育成などへ。
でも日本は例えば中国の時と同じ様に、否、アラブはもう一歩踏み込んで現地生産としての技術移転などをお行儀良く?していると理解しています。
因みに博物館でお土産を買ったのですが、made in Dubaiは帆船の模型しか見つけられませんでした。それ程産業基盤が薄いのです。
それでも産油国仲間の1つ。目敏い中国系の方々は素晴らしい。と言っても私がビジネス的に携わっていたリーマンショック直後以降の話しかリアルタイムでは知らないですが。
例えば中国系のショッピングモールDragon Martは丁度私がアラブ首長国連邦各国に深く関わらさせて頂いた頃にドバイの街外れに大々的に展開を始めました。
完全に欧米を向いていて、日本は劣後なのですがその理由も分かるので、ある意味愛すべき国々と感じています。
ですが。
長くなりましたので続きはアブダビ編と纏めて。
蛇足
博物館フェチ、フリーク?な私としてはアラブ首長国連邦に訪問されたら是非博物館を訪問されることをお勧めします。見方が瞬間的に一変します。
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