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【生活は患い】シリーズ

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日記帳のような雑記帳のような。 思い返したり、意見を言ったり、考えるばかりだったり、報告したり、病気と向き合ったり。 物見遊山でみてってな。 /つぶやきは #月詠家の覗き穴
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記事一覧

【生活は患い】27歳の癇癪

【生活は患い】27歳の癇癪

AならばBという予定の話  その昔、「想定内・想定外」という言葉が流行った時代があって。妙に耳の奥にへばり付いている。 
  「せっかち」や「真面目」や「几帳面」なんかで言い表されるような性格はしていないが、僕にはどうにも昔から、ダメで、苦手で、どツボって、攻撃的になるパニックトリガーがある。
それが、「予定外の出来事が同時進行的に3つ以上重なること」である。
多分正確には、予定じゃなくて想定なん

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【生活は患い】ただいま。と、おかえり。「帰属」が愛せない僕へ

【生活は患い】ただいま。と、おかえり。「帰属」が愛せない僕へ

「還りたい」の呪縛

Ma nun me lassà Nun darme stu turmiento!
Torna a Surriento, Famme campà!
悲痛だ。
「ここじゃないどこかへ還りたい」
それこそ、居もしない誰かに向かってこのままでは死んでしまいそうだと、内から叫ぶ声がする。
どこにいてもなにをしても、しっくり来ない不定形な自分。いい加減思春期は抜けて欲しいのに、これでも

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作業のお供、ポッドキャストという知見を今更に得た。
それと何の気なしに、オーディブルを試し聞きしたところ、衝撃を受けた。

書かれたものを読む時間は、それはそれで豊か。

生きる時間と照らし合わせて、コンテンツの取捨選択に拍車がかかる時代、
あえて時間を掛ける場面を絞るのも一興か

今日は半日バイトに費やした日なので、研究はおやすみ。

せっかくなので何か書けるといいが……

そういえば、作業中にデスクペンを落としてしまってインキは飛び散り、ニブは垂直に刺さった。
でも鉄ペンの書き味に問題はなく、パイロットの底力をみた

【生活は患い】鍵の外は豹変していた。日常はニートのままであった。

 お久しぶりです。
6月20日に閉鎖病棟から退院してきまして、2ヶ月が経ちました。大学院も夏休みに入り、3週間ほど経ちました。

 僕の生活は、授業がなければただのニートだ。その授業も、5月から2ヶ月と1週間だけ全てオンラインで行われ、内1ヶ月は病室のベッドの上だった。
 未だ流行病の名に触れることに抵抗がある。恐れているのではなくて、それに係る情報と世間の関心が僕を夏の暑さのようにジリジリと焦が

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【生活は患い】絡み辛味からみ

【生活は患い】絡み辛味からみ

  人の目を見て話せない子供だったから、やたらと食べ物と目が合う大人になってしまった。
秋ですね。この間は好きじゃないんだよなと言いながら茹で栗をひとつかみ食べてしまった。
  食べることは生きることらしく、それはもう一生懸命に食育を受けた記憶がある。これから頂く物は色々な人の手を借りてここにやってくるのですよ、と先生が大きな口で説明していた。よく動くなと思っていた気がする。
 なぜだか分からない

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【生活は患い】紙とペンからいきかえる

【生活は患い】紙とペンからいきかえる

昔から文房具が好きだった。

  昔から文房具が好きだった。たとえば高校生の頃、絵はヘタクソなくせに、いっちょ前に水彩色鉛筆やコピックを買い集めてノートに落書きを付けたりやわらかさの異なる鉛筆でスケッチ帳を埋めたりした。もっと昔の話をすれば、デパートの展示販売で見かけたガラスペンのキラキラに捕らわれ、迷子防止に手を繋いでくれていた親を巻き込んで小一時間動かずに見ていた。
 文房具であればなんでも心

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【生活は患い】「かわいい」にやさしくなる

 今でこそ、好きに着ていきていきたいと言えるくらいには、服が好きだと言えるようになった。しかしそれも、ここ2、3年の話だ。
 DMで、直接会ったこともなかった大学の先輩から、原宿に行くお誘いを受けた。その頃の僕は(今もだが)、ファッションに疎く、そのくせしてロリータだのパンクだのが好きだった。自分で着る勇気もないくせに。
 まだ毛先が紫だったので、ユニクロのヒートテックの大判ストールをケープ代わり

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【患いの根源】誰のためにもならない思考の跡

 少し連載タイトルを変えたのは、以下の文章が元々不安定な状態で困惑に任せて30分で書き上げた2000字のメモだからである。

 現在、とうとう僕は入院した。(転地療養としての任意入院を、結果、早めただけなのだが)
それが1週間前の今日である。診察日に突然入院する運びとなり、驚き、2時間かかって荷物をまとめ、激流のように説明を受け、眠った日。
その次の日に、前日の入院前診察において口頭で自分を言えな

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【生活は患い】死ぬ事も出来ず生きられもせず

 「どうしてこんなにも、生きずらいのだろうか」
そう思って20年以上経ってしまった。たかだか20年と嗤う人もいるだろう。それはそれで構わない。これは僕の問題であるのだから。

 これを書こう思ったのは、コロナが流行りだして最初の頃だから……2月中旬だっただろうか。母の体調も芳しくなく、かといってこれ以上病院では具体策を講じることも出来ない。母は自宅のベッドで内蔵の痛みと高熱と吐き気に襲われていた。

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【生活は患い】自分の中の年が明けた

 2020年の実感が湧かない。いつの間にか「大晦日」が来て、いつの間にか「正月」になった。SNSや家族の反応も、そう。きっと、令和が衝撃的だったから。そう思っていた。

12月29日8時35分の自身のメモ
ロラゼパム0.5×20
ロフラゼプ1×4
ポポラミン2×20
アレロック5 ×8
レタス×48

 年を跨ぎたくなくて、こんなことをしても存在を消せないのはわかっていて、オーバードーズをした。実

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【生活は患い】風よ、吹け

 ゴールデンウィーク、青森にいた。
お陰様で?雨とは出会わずに、晴天の中暑い暑いとソフトクリーム三昧。甘味はしあわせ。
 ふと気がついたのは、匂い。どこからともなく、雪の、少し苦味のある独特な匂いがしてくる。季節は春で、辺りはアスファルトがむき出しなのに。
 正体は、風だった。

 宮沢賢治の作品で風が吹くと、世界は現実から幻想へ移行する。

 東京にいると風は無色だが、東北の風はそこにないものを

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【生活は患い】パフォーマンス企画終了しました!

【生活は患い】パフォーマンス企画終了しました!

 タイトルの通り、本日3月11日 13時~の僕が主宰者となった初めての企画が無事終了致しました。
これで、大学生の間にやりたかった目標が1つ達成出来た。
 正直、平日ということもあって集客は3人にとどまったが、それでも半ば無理やり招集をかけたメンバーが、思い思いの表現をしてくれたことに感動を覚える。

 やはり、パフォーマンスや創作といった外へ発信する自己表現が大好きだ。

 ただ、企画後に後輩と

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【生活は患い】タスクとクスリ

 自己管理を怠ったせいで通院日を蹴ったのが先週。
常用薬が無いまま1週間生活してみた所、案の定メンタルが崩れ始めている。
 2週間に1回の通院と処方薬。それが感情や身体のコントロールの助けとなっている内は、やりたい事も好きな事もなんでも出来るから、タスクを課した。
 それが現実重みになっている。

 4年間の集大成として、初の主宰として企画した有志パフォーマンスの話し合いに行ってきた。
たったそれ

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