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自問とダイアリ

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日々の暮らしの日記。ときどき自問。 それらから気づいたことを書いています。
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記事一覧

「できなかった」ばかりを数えるのは、もうやめる。

「できなかった」ばかりを数えるのは、もうやめる。

今年こそはと意気込んで始まった、2025年の1月は、やりたかったことが全くできないまま終わっていった。

この記事を書いていたとき、なんとなく予感はしていた。のだけど。
予感を遥かに超えて「何もできなかった」1月だったと思ってしまった。

そう思うと同時に、本当にそうだったろうかと、ぼんやりと考える。

前半は確かに、体調不良を引きずったままで、うまくいかないことが多かった。
そしてそのまま、こど

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川崎病での入院生活5日目までの、治療と経過、こどもの様子。

川崎病での入院生活5日目までの、治療と経過、こどもの様子。

なんとなく、入院生活に慣れてきた5日目の朝。
昨日はこどもも慣れてきたのか、久々に笑顔をよく見せてくれた。
ご飯をちゃんと食べる姿と、遊んで笑っている姿。このふたつはいつでも希望だ。

こどもの川崎病の発症。付き添いのため約15日間の入院。
僕にとって、どちらも初めてのことなので気づきが多い。
現時点での気づきを共有することで、何かの役に立てたらなと思います。

今回は、川崎病の基礎知識と、初期の

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妊娠39週の妻を助産院に託し、約15日間わが子と一緒に入院することになった話。(入院前夜)

妊娠39週の妻を助産院に託し、約15日間わが子と一緒に入院することになった話。(入院前夜)

5日前、こどもが急に熱を出した。41度。高熱だ。
手足にぶつぶつができていたので、高熱が出る方の手足口病かな。ひとまず休んでもらって、様子を見よう。

翌日、少し下がったものの、38度代が続く。
手足のぶつぶつは増えていない。手足口病じゃないのか?とも思うけど、咳や鼻水が多いわけでもない。口がちょっと腫れてるけど、どうなんだろう。明日、まだしんどそうなら考えよう。

さらに翌日。ちょっとだけ、元気

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「一回休み」を、受け入れられる人生になるだろうか

「一回休み」を、受け入れられる人生になるだろうか

2025年に入ってから、体調を崩し続けている。
2日に(おそらく)感染性胃腸炎で高熱を出してからというもの、良くなってきてはまた崩し、挙句また熱。
こどもも保育園からもらってきたのか、手足口病のようだ。その看病もしながらなので、良くなることもなく。ふたりとも少し元気になったタイミングで、一緒に治すぞと意気込んでいる。

しかし、体調不良がこうも続くと、ずっとこの調子だったらどうしようと不安になる。

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自分の中の違和感を確かめるため、人と出会っていた。

自分の中の違和感を確かめるため、人と出会っていた。

まだ今の暮らしを始める前。
社会に出たばかりだったというのもあるだろうけれど、わたしの暮らしは、いろんな違和感に溢れていた。進むことで納得するものもあれば、より違和感が増すものもあった。
学生たちと囲炉裏を囲んだ夜、そんな頃を思い出していた。

当時、抱えていた違和感。
新卒で金融業界で働き始めたわたしは

・週5働き、週2休む。
 この規則的なリズムは、本当に自分にとっていいんだろうか
・仕事と

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家族の過渡期

家族の過渡期

となりで大きめの寝息がふたつ。
自分が寝ているときはどうなんだろうと思うけど、親子は寝息も似るもんだ。
2年前まではふたりだったこの家族も、気づけば三人に。その三人暮らしも、もうすぐ終わる。

今度は四人暮らしになる。はず。倍増だ。
出産ももう間もなく、という空気になってきて、久々のこのそわそわ感にどこか懐かしくなる。日々の暮らしに埋もれていた記憶が、自然と出てくる。そうだ、この子は頑張って産まれ

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2025年の生き方

2025年の生き方

ようやく、ゆっくり腰掛ける事ができた。
今年はなんだかいろんな出来事がありそうな予感がする、そんな年明けの1週間。
年末からぼんやりと考え続けていた今年の目標を、なんとか言葉にできそうです。

今年の抱負:こんな人間でありたいな。

「目の前の人を少しでも幸せにする」
今年の抱負はこれに尽きるなと。

ひとつ前置きをしておきますと、抱負と目標を今年は分けて考えてみています。抱負は「こんな人間であり

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『とことん自分を褒める2024年の振り返り』が良かったので、真似させていただきます。と思ったら、全然真似できなかった話。

『とことん自分を褒める2024年の振り返り』が良かったので、真似させていただきます。と思ったら、全然真似できなかった話。

山に来てくれたら大体、美味しいパンを焼いてくれるこやまもえさんのnoteがとても良かったので、潔く真似させていただきます。

というのも、もうご存知の方も多いかもですが、わたしなかなか自分を褒めるのが苦手なタチでして。だから「とことん自分を褒める」というのはなかなか難しい、というか頭にない発想だったので、すばらしいなぁと。自分にはこういう優しさが必要なのかもしれない。

ということで、記憶の限り、

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出来なかったことを出来るようになる感動を、最近いつ味わったっけ。

出来なかったことを出来るようになる感動を、最近いつ味わったっけ。

まだ1歳の我が家のこども。
本当に一晩寝て起きたら、出来ることが増えている。
え、昨日までそんなことしなかったよね?ってことがある日常。ほんとすごいなと思う。

それを見ていて、自分はどうだろうと思う。
そんな成長、できるだろうかと。
そして、大人になったらそんな成長できることってないよなぁと、思ってしまう。

けれど、本当にそうだろうか。

例えば個人の成長をデータで見えるようにした場合。こども

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家族の時間が大事に思えると、大人になったなぁなんて思う。

家族の時間が大事に思えると、大人になったなぁなんて思う。

やっぱり、12月は師走なのであって。本当にあっという間に時間が過ぎていく。
昨日まで1日だった気がするのに、もう今年もあと1週間。なんてこった。
けれどそんな忙しない日常を、愛おしく思えたりもする。

そう思うのは、やはり家族の時間があるからだとふと思う。

大学2年生の年末。大晦日の夜に実家に帰ることになった日。おそらく生まれて初めて、なんだか無性に早く実家に帰りたい気持ちになったのを覚えている

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自分を疑っているけれど、自分のことを信じてる。

自分を疑っているけれど、自分のことを信じてる。

また『チ。』から名言が飛び出した。

※アニメ勢なのでこの先の展開はまだ知りません…。いろいろと落ち着いたら漫画買って読みたいと思っています!

ものすごく簡単に言うと、他人からの指摘を受け入れることが重要だよねということ。この言葉が響いたのは、自分の価値観にも共通するものだから。

わたしの価値観、というか生き方のひとつに「自分を常に疑う」ということがある。なんでこうなったのか、あまりわからない

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子育ての時間が、観察力を伸ばしてくれている。

子育ての時間が、観察力を伸ばしてくれている。

子育ての時間。ひとりでは何もできない人間を、無事大きくなるまで育て(自分で育つのを支え)る時間。それだけで尊いはずなのに、なんだかなにもしていないような、社会と切り離されているような感覚になるときがある。本当は全くそんなはずないのに。

なんでそう思うのだろうと少し考える。
子育てがなかった時と、始まってからの違いとしては、普段なら仕事をしている時間を、こどもと向き合う時間に切り替えているというこ

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実はただの寝不足だったりする。

実はただの寝不足だったりする。

ここ最近、こどもを寝かしつけて寝落ちしてしまうパターンが増えた。今も、寝落ちした後に目が覚めて、こうして書いている。
その原因が体力が落ちたからだとしばらく思ってたのだけど、ただの寝不足だったことに気がついた。睡眠は大事なので、“ただの”と言うのもアレですが。

というのも、ひとりで寝れる日が2,3日続いたことがあって。そのときは途中で目が覚めることなく朝まで寝れたので、日中眠たくなることも、寝落

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あけぼのとつとめて、その刹那。

あけぼのとつとめて、その刹那。

最近、朝の景色が美しい。

夜明け前、雲海が出ていることがわかる明るさの頃。
だんだんと、山の稜線が見えてくるようになる。
かつて清少納言が言葉にしたのは、こんな時間だったのだろうかと、ふと思う。
いやでも、それは春だったか。

春はあけぼの。冬はつとめて。
どちらも早朝なんだけど、日の出前の時間と、日の出後の時間 という違いがあるようだ。

たしかに、そのどちらも美しい。

同じ雲海でも、見る場

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