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過去と今の読書ノート

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過去の私が書いた読書記録。 今の私が読んでかく読書記録。 実用書、自己啓発本、文学作品、漫画など。
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#読書

『7つの習慣』 で 「世界」が変わった

『7つの習慣』 で 「世界」が変わった

人は物事を自分の見たいようにみている。

思えば私は、この言葉に出会うまですごく生きづらい生き方をしてたように思う。

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こんにちは。私は、教員をしています。思春期の子供たちと成長することに幸せを感じている毎日です。今の勤務校に入り、早5年が経ちました。

今日は、推薦図書としてとても有名な『7つの習慣』を紹介します。といってもこのnote界では、内容を全て網羅している先輩たちがたっくさん

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自分だけ助かる働き方|読書ノート

自分だけ助かる働き方|読書ノート

こんにちは。ひすとりです。
今日は読書ノート「自分だけ助かる働き方」を考えた話。

先日noteで紹介した『なんのための仕事か?』という本をようやく読み終わりました。仕事に向き合うことにメンタル削られる自分にとって、持久戦となる読書でした。でもだからこそ良かった。

このnoteでも書きましたが、情報を得るための読書ではなく、一つの問いについてじっくりと考える読書となったからなのです。



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ぐるぐる悩む理由「苦しみ=痛み×抵抗」

ぐるぐる悩む理由「苦しみ=痛み×抵抗」

こんにちは。ひすとりです。

ここ数週間はメンタルが不安定な様子だったのですが、今の自分にぴったりな本を読んだことにより、自分へのまなざしが少し変化したことに気がつきました。

その本は、『無(最高の状態)』鈴木裕さん著です。

本当は概要をまとめつつ、どんなところが良かったのかをnoteにしたかったのですが、なかなか言葉が整理できません。

おそらくまだ自分の中で消化しきれていないのだと思います

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ヨシタケさんの絵本に背中を押された話。

ヨシタケさんの絵本に背中を押された話。

適応障害となり教師としての自分のキャリアを見失った、わたし。
無職になって1ヶ月が経ちます。
自分の完璧主義で繊細な部分を受け止めきれずに、くすぶっています。
 
もしも自分がそんな人間でなければ。
もしもあの時、前の職場を辞めなければ。
 
戻ってこない「もしものせかい」に頭をぐるぐるさせていた時、書店で見つけた絵本。ちょっと立ち読みしてみました。

今日は心が震えた本のフレーズを紹介します。

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『対話の技法』でどきりとする|読書ノート

『対話の技法』でどきりとする|読書ノート

こんにちは。ひすとりです。
本日は、読書ノート。

東大教授/納富信留 著『対話の技法』(笠間書院)を読んで考えたこと。

心が動いたフレーズ その1傲慢にも、という一言にものすごく「どきり」としてしまった。

わたしは教師として学校を改革したいと燃えていた時に、「対話」をベースにした先生たちとのコミュニティをつくろうとしていた。
組織開発の研修や書籍によると「対話」が大事だ、と書いてあったから。

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『スマホ脳』で習慣をかえよう

『スマホ脳』で習慣をかえよう

こんにちは。元教師のひすとりです。

突然ですがみなさんはスマホを1日に何分見ていますか?

せっかくできた休日に気づいたらスマホを握りしめて日が暮れていた…

大好きなスマホを楽しんでみているはずなのに、なんかつまらない…

見終わった後に身体がだるく感じる…

こんな状況ありませんか?

はい、最近の私のことです。
今日は悩みを考えるために読んだ書籍、『スマホ脳』について整理します。

『スマ

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人が変わるには、「心」よりも「行動」へのアプローチ

人が変わるには、「心」よりも「行動」へのアプローチ

今日は、先日書いた記事「心理的安全性とは?」の続編です。

前回の記事では、心理的安全性の職場が生産性や成果を生みやすいと言うことをお話ししました。

では次なる問として、どのようにしてそういった職場に変えていけばいいのかと言う方法の問題が上がってきます。そこで今回は、

そもそも組織を構成する「人」が変わるには、
どうすれば良いのか

という視点でお話します。

この記事を書いている人:
現職教

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続『スタンフォードが中高生に教えていること』〜レッテルの脅威とは |読書ノート

続『スタンフォードが中高生に教えていること』〜レッテルの脅威とは |読書ノート

あなたは堅実に育ったから、いろいろと安心ね。

ある日、とある人からかけられたこの一言が、なぜかずっとモヤモヤして残った。

そのモヤモヤの正体が、先日読んでいた本の一節によって判明したのである。納得感、スッキリ感。

今日は、言葉がけとマインドセットと教育のお話です。

「チャレンジする姿勢を削ぐ言葉がけ」には2種類あるその本とは、noteの読書感想文でも書いた『スタンフォードが中高生に教えてい

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中高教員が、ヨシタケシンスケの絵本に背中を押された話|読書ノート

中高教員が、ヨシタケシンスケの絵本に背中を押された話|読書ノート

「嫌だ」と思った時、自分が変わることを選びがちなあなたへ。先日、教員仲間から素敵な絵本を紹介されました。

ヨシタケシンスケさんの「にげてさがして」

という絵本です。

絵本だから興味ないや、と引き返すのはちょっとだけ待ってください。
これは、誰かとともに生きる全ての大人に読んでほしい本です。

特に、誰かと過ごす時、自分を変えることを選びがちなあなたへ贈りたい本。

書きたいと思ったこと全てを

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スタンフォードが中高生に教えていること|読書ノート

スタンフォードが中高生に教えていること|読書ノート

今日は、

『スタンフォードが中高生に教えていること』(星友啓)

という本の読書記録です。

スタンフォード大学のオンラインスクールの校長先生が日本人!という驚きから始まり、脳科学に基づいた学習デザインのあり方を1から考えさせてもらえる内容。

特に心が動いたポイントまとめと感想をお話しします。

情熱とやる気を感染させる教育熱心な博士たち・情熱は周りから「感染」するもの。周りの情熱あふれた人々

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#12 学校で定期テスト、いる?|読書ノート

#12 学校で定期テスト、いる?|読書ノート

今回紹介する本は、こちら!

『「目的思考」で学びが変わる〜千代田区立麹町中学校校長・工藤勇一の挑戦〜』(著:多田慎介)

この本で中心的に語られる工藤勇一さんは、公立中学校にもかかわらず、慣例に全くとらわれない新たな教育のかたちをスピード感を持って構築されていました。

最も刺激的かつ大胆な改革の一つとして「定期テストの廃止」が有名です。
最近、さまざまな番組やメディアにも取り上げられてるので見

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#10「良い子」になりすぎない練習|読書ノート

#10「良い子」になりすぎない練習|読書ノート

草薙龍瞬『これも修行のうち。〜実践!あらゆる悩みに「反応しない」生活』今日ご紹介する本は、草薙龍瞬さんの『これも修行のうち。〜実践!あらゆる悩みに「反応しない」生活』です。この方の本職はお坊さんで、仏教的観点から人の感情について説いたものとなっています。

Youtube大学などメディアでも紹介され、本屋で平積みになっているベストセラー『反応しない練習』の著者でもあります。

個人的に、復職に向け

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#8 『ゼロ秒思考』で読んだことをゼロ秒思考でまとめた | 読書ノート

今日は、いつもみているyoutubeチャンネル「マコなり社長」の動画でずっと気になっていた本を選んでみました。
意識高い動画を見ていて、ついつい満足してしまうのですが、実際にやってみないとわからないことってたくさんあるなぁと実感です。シンプルだけど、続けようと思ったメソッドでした!

『ゼロ秒思考』(赤羽雄二)で目指すものは?- 人は何もしないと深く考えることができない。考えを可視化しないと逡巡し

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#7 自分の信念から抜け出す | 読書ノート

#7 自分の信念から抜け出す | 読書ノート

『迷路の外には何がある?』スペンサー・ジョンソン

Kindle Unlimitedで読了しました。自己啓発書の一つとして人気になった『チーズはどこへ消えた?』(スペンサー・ジョンソン)の公式の続編です。私がこのシリーズをおすすめしたいのは、いわゆるハウツー本とは違って「寓話」として人の人生を考えさせてくれるからです。

ハウツーのように超具体的ですぐに趣旨が掴めるものは、「すぐに使える」が故に、

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