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私が日々思うこと

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何気なく感じる日常のことについて
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禍福は糾える縄の如し

禍福は糾える縄の如し

今ある穏やかな日常が
ふと何かのきっかけで
景色が一変したら
どうするだろう
ずっと変わらないものなんてない
分かっているはずなのに
普段はなかなか気付けない
ある日突然やってくる
禍も福も
私が元気なとき
誰かは落ち込んでいる
私に何かが起きたとき
あなたは前向きに生きている
そして
世の中はいつも通り
だから
一喜一憂しないで
心配しないで
少し辛い この気持ち
次の佳きことへのエピソード

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気兼ねなく言う愚痴は信頼の証

気兼ねなく言う愚痴は信頼の証

愚痴はナマモノ

言わない方がいいけれど
言わなきゃやってられない時がある
愚痴を溢すことで
メンタルがデトックスされていく

誰かに愚痴を聞いてもらうとき
そこには少し危険が伴うもの
何気なく溢した愚痴
その人を信頼して話した内容は
時に悪気なく、思わぬ方向へ
伝わってしまうことがある

知らぬ間に広がってしまった
それはもう 仕方ない
覚悟をして溢す胸のうち

愚痴を広めるか/秘めるか
それは

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左利きの人生

左利きの人生

物心ついた頃
自分が左利きであることを
自覚しました

"左手から右手へ持ち替える"
この練習がはじまったとき

世の中をまだ知らず
親の言うことを素直に聞いて
真面目に取り組んでいました

やがて
右手で字がかけるようになり
周囲が褒めてくれました
一方
それ以外は全て左のままです
両親が諦めました

右手を使う練習の途中
鏡文字を書いていた私
右利きの人が
却って難しいと云いました
でも 自分

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仙台へ帰ろう

仙台へ帰ろう

仙台へ帰ろう

これは私の幼少期の口癖

いつも母に

ねぇママ 仙台へ帰ろう
外出先でそう伝えていました

母は優しく
少し困ったような笑顔で言いました

Junちゃん ここも仙台よ

違うよママ
ここは仙台じゃない

そう
私は 自宅の名前が"仙台"だと
思い込んでいる子供でした

宮城県仙台市
ここが私の世界の全て
一生ここにいる
当時はそう思っていました

ごく普通の団地住まい
それでも 

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''ひろし"と聞いて誰を想像しますか?

''ひろし"と聞いて誰を想像しますか?

前略

"ひろし"と聞いて
思い浮かぶ有名人は誰ですか?

あらかじめお断りしておきます
この話には
ヤマもオチもありません

ただの くだらない雑談です

先日 職場でこの話題になりまして

ある程度の''ひろし"が展開されました

ご家族 親戚 ご友人に
''ひろし"さんがいらっしゃる方は
その方が頭に浮かぶかもしれません

ただし 今回はあくまで
"有名人"という、みんなが分かる
"ひろし"

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養老孟司と宮﨑駿の感性 虫眼とアニ眼

養老孟司と宮﨑駿の感性 虫眼とアニ眼

虫眼とアニ眼
解剖学者/養老孟司と
アニメーター/宮﨑駿の対談を
読みました

僅か190ページほどの薄い本ですが
読みやすく感想書きにくい...
2人の談話をそのまま文字におこしているので話題がトビトビ

...とはいえ、巨匠達の対談から
学ぶべきことは覚書しておこう
心に響いた一節と共に
個人の感想を記します

注)敬称略します

感性って何だろう?

感性が鋭い 感性を磨く
感性が豊か 感性

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心が跳ねる桑田佳祐の音楽

心が跳ねる桑田佳祐の音楽

先日
姉の家で父を囲み楽しいひとときを過ごしました。父は現在82歳、ステージ4の癌と闘っています。癌の数値を抑える注射を月1で打つ治療を続けて早2年。かつて母が癌に罹った1996年には想像が及ばなかった癌治療の進化に驚くばかり。さらに、高齢者の癌は病気の"巡り"も緩やかで、父は自宅で自分らしい生活を続けながら闘病生活を送ることができています。改めて医学の進歩に対する心からの敬意を新たにする日々

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おばさんが集合すると若い子が疲れる

おばさんが集合すると若い子が疲れる

おばさんが集合していると
若い子はいつの間にか疲れています

言い換えるなら
おばさんの集団と接すると
ちょっと生気を抜かれたような
脱力感に襲われる

これは
バイト先にいるおばさんが怖い、
という類いの話しではありません

ふつうの優しいおばさんなのに
束になると、若い子を疲弊させて
しまう

複数の圧を自覚すること

今現在 
自分がおばさんであることを
悲観しているわけではありません
これ

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人付き合いを振り返る春夏秋冬

人付き合いを振り返る春夏秋冬

人付き合い

これは一生ついてまわるもの

生まれてから学童期に入るまでは
親やその他の庇護者の元で育ちます

そのため
幼少期はどんな大人に囲まれているかで自分の行く先が変わる可能性が高くなるでしょう

一方で
大人になってみると
環境や時代、能力にも拠りますが
自分の人生は自分の舵取りの仕方に
よって変わってくることに気づきます

自分が仲良くしている人
仲良くしていたけど最近会わなく
なった

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上沼恵美子の遺言書

上沼恵美子の遺言書

久しぶりに文春ネタです

私の職場は雇用主の配慮により
閑散期は仕事中に文春を読むことが
認可されている有難い職場

全従業員の中で
私がぶっちぎり1位で文春好きで
あることが知れ渡り
私宛の書類の隙間に文春最新号が挟まれた状態で運ばれてきます

お気に入りの連載は
林真理子の夜ふけのなわとび
上沼恵美子の人生''笑''談
白黒つけましょ

この二つは必ず確認しています

最近忙しかったので
未読

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地域の防犯は様々な恩恵とともに

地域の防犯は様々な恩恵とともに

同じマンションに20年ほど
住んでいます。

幼少期は父親の転勤などで引越しを何回かしました。そして今、人生の中で一番長い期間を同じ場所で過ごしています

今のマンションが建設中当時から近隣エリアに住んでいました。賃貸のアパートを借りていて、いつかはオートロックの付いたマンションに住んでみたいなと夢見ていました

能天気な私は
防犯上という観点は理解しつつ
家の鍵をかざしたら

パカーーー と玄関

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ルーヴル美術館は愉快な思い出と共に

ルーヴル美術館は愉快な思い出と共に

今から30年以上前になるでしょうか

祖父に連れられて、姉と一緒にパリに数日間滞在したことがあります。
フランス、パリといえば

芸術の都
麗しい街並み
お洒落なカフェ
優美な設えのアパルトマン
(扉はロード・オブ・ザ・リング)
行き交う人々は美男美女
(思い出の修正力が入っている)

そんなイメージですが
私は(姉も)パリに行くと
ふわ〜っとしたアジア人差別に
遭遇するので、フランスへ行くときは

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''適量"の大切さ

''適量"の大切さ

大人の食物アレルギーが増えている
そうです

"大人の"という枕詞がつくからには
「今までは好んで、ごく自然に食べていた」食品が一定の年齢/時期を過ぎると、体が拒絶反応を示す状態

その食品が人生の定量を迎えた

好きだからついつい食べ過ぎてしまう、やめられない止まらないどうしよう

食いしん坊の私にとっては、今後の人生の課題になり得ます。大好きな紅茶は飲み過ぎないようにしよう、豆乳は大豆イソフラ

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''推し"がいる心情をシェアしたい

''推し"がいる心情をシェアしたい

''推し''
この言葉が日常に馴染んでから
どれくらい月日が経つでしょうか

言葉は生きている
嘗ては使われていた言い回しが
時と共にお目見えする機会が減ると
「死語」だなんてレッテルを貼られてしまいます
レッテルを貼られた言葉は登場頻度が
低くなっていくことが多いでしょう

この言葉を使うと恥ずかしい
場の雰囲気が白けちゃう
世の中についていけてないのかな

時代とともに飛び交う語彙も
変化する

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