JKブラック

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記事一覧

楽しむ倹約、質実ライフへ

このところ、「倹約してエレガントに暮らす」ことを実践しようと、試行し始めています。 なぜ、倹約、なのか? 経済成長という言葉があります。 経済成長をすることは「…

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8か月前
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天災、疫病、事故、事件…そして環境禍(汚染・破壊) 緊急時対策

地震や台風、洪水や大雪、落雷や竜巻、そして津波、日本は自然災害(天災)が実に多い国です。 そのたびに多くの犠牲者が出てしまうのは、とても痛ましいことです。 仮に幸…

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8か月前
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『荒野の七人』 絶賛と落胆そして自信

『荒野の七人』という洋画があります。 ユル・ブリンナー、スティーブ・マックイーン、チャールズ・ブロンソン、ジェームス・コバーンなど、個性豊かな大スターたち扮する…

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8か月前
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創業までのステップ(総論)

 皆さんが新たに事業(ビジネス)を始めるとします。  文字通りのビギナーです。  「独立」「創業」「起業」、呼び名はいろいろでしょうが、新たな事業(ビジネス)に着…

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9か月前

恋と愛、他者と自分

恋人たちは幸せそうですね。実際に幸せの渦中にいるのでしょう。 ところで、「恋愛」という言葉は、恋と愛が同じ座標軸の上にあるかのような、錯覚をさせます。 まるで、「…

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9か月前

未来は決まっているか?

答えは、「未来は決まっています」。 証明してみましょう。 ①過去は決まっていますね。逆に変えることはできません。 ②明日は未来ですね。 ③明日は明後日からみれば過…

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9か月前
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劣あっての優

優という字は、「優(すぐ)れている」とも「優(やさ)しい」とも読みますよね。 語源がどうだとかは全く知りませんが、日本語というヤツは時々こうしたヒットを飛ばしま…

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9か月前
1

再発防止、信頼回復

「再発防止に努めます。」「信頼回復に努めていきます。」 これらは、組織や企業で不祥事が起きると、責任者が記者会見で発言するフレーズです。 確かに、不祥事が発生す…

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9か月前

「勝利そのもの」の値打ち

まず、問題(クイズ)です。 「128チームで野球(ラグビーでもいいのですが)のトーナメントを行います。試合数は全部で何試合でしょうか?」 よくある簡単なクイズです。 …

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9か月前

難題「環境」と自動化社会

環境問題に取り組もうとすると、どうしても、被告席に立たされます。立たされるような気になります。 とりわけ悪者でもなく、特別非難される行動をしてもいないのに、「君…

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9か月前
3

腑に落ちるコミュニケーション       「知らないこと」と「分からないこと」

誰しも、「文章で伝える」つまり「書き言葉だけで伝える」ことの難しさを感じているからこそ、「伝えたい、分かってほしい」という強いモチベーションが維持できているのか…

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9か月前
2

自動化社会、成熟期を想像してみよう。

私たちの社会の自動化が進行しています。 「自動化」とは「無人化」と同じ意味ですね。 少し広げると「省力化」という言葉もよく使われます。 有史以来、人類は、我々の先…

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9か月前
2

イノベーション業務とDCAの関係

これまで見てきたように、PDCAサイクルの「P計画」ステップにおける「イノベーション」業務は、「必要な目標」を設定してさえやれば、それに向けての挑戦を続けるため…

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9か月前
6

メンテナンス業務とリスク管理

これまで、企業や組織が「環境(EMS)」や「社会的責任(CSR)」や「持続可能性(SDGs)」に配慮しつつ日常業務を続けていくことは簡単でないので、「マネジメン…

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9か月前
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SDGs 信頼・期待アプローチ

前回取り上げた「環境マネジメントシステム」は、各組織内のルール体系でした。 自分たちが業務を遂行する上で不可欠なルール体系を整備するための枠組み(器、入れ物)と…

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10か月前
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環境マネジメントシステム 信頼と期待の区別

「責任」と「信頼」はいわば”コインの裏表”であって「責任を果たすことで信頼を裏切らない」ことが積み重なれば社会は良い状態を維持できる、前回はこのようにCSRのイ…

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10か月前
3
楽しむ倹約、質実ライフへ

楽しむ倹約、質実ライフへ

このところ、「倹約してエレガントに暮らす」ことを実践しようと、試行し始めています。

なぜ、倹約、なのか?

経済成長という言葉があります。
経済成長をすることは「良いこと」とされてます。つまり、経済成長率が高ければ「良い」とされ、低いと「悪い」とされます。
もっと身近に「景気が良い」という言葉があります。
でも、この「景気が良い」とは具体的にどのような態様なのか、謎です。
おおよそでは「モノがた

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天災、疫病、事故、事件…そして環境禍(汚染・破壊) 緊急時対策

天災、疫病、事故、事件…そして環境禍(汚染・破壊) 緊急時対策

地震や台風、洪水や大雪、落雷や竜巻、そして津波、日本は自然災害(天災)が実に多い国です。
そのたびに多くの犠牲者が出てしまうのは、とても痛ましいことです。
仮に幸いにも命を奪われなくとも、大怪我や疾病で健康状態を奪われたり、住環境を奪われたりと、日常生活に新たにかかる身体的・金銭的な負担・負荷が長期にわたって継続することも少なくありません。

天災は、企業経営の面でも、無視できない損失を引き起こし

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『荒野の七人』 絶賛と落胆そして自信

『荒野の七人』 絶賛と落胆そして自信

『荒野の七人』という洋画があります。
ユル・ブリンナー、スティーブ・マックイーン、チャールズ・ブロンソン、ジェームス・コバーンなど、個性豊かな大スターたち扮する凄腕ガンマンが、たった7人で村を救う、という有名な娯楽映画です。
黒澤明監督の『七人の侍』の西部劇版といえば分かりやすいでしょうか?

最初にお断りしておきます。私(筆者)は、それほど映画に詳しくありません。なので、細かいことはご容赦くださ

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創業までのステップ(総論)

創業までのステップ(総論)

 皆さんが新たに事業(ビジネス)を始めるとします。
 文字通りのビギナーです。
 「独立」「創業」「起業」、呼び名はいろいろでしょうが、新たな事業(ビジネス)に着手する前に、その全体像を描いておくことはとても役立つはずです。

 「細かいこと」「難しいこと」はとりあえず横に置いて、創業の全体像を、ステップつまり「階段を一段ずつ登っていく」ような感覚で、捉えておきましょう。
 どのようなビジネスであ

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恋と愛、他者と自分

恋と愛、他者と自分

恋人たちは幸せそうですね。実際に幸せの渦中にいるのでしょう。
ところで、「恋愛」という言葉は、恋と愛が同じ座標軸の上にあるかのような、錯覚をさせます。
まるで、「恋が熟すと愛になる」かのような。

恋は初対面でもできます。
「恋に落ちる」というくらいですから、一瞬にして生まれることもある情感なのでしょう。
テレビ画面の中の人にも恋をすることもありますしね。
対面していなくても、(一方的ではあっても

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未来は決まっているか?

未来は決まっているか?

答えは、「未来は決まっています」。

証明してみましょう。
①過去は決まっていますね。逆に変えることはできません。
②明日は未来ですね。
③明日は明後日からみれば過去ですね。
④明後日になれば明日は必ず過去になる運命ですから、
・・・明日という未来は決まっています。

いかがでしょうか。
詭弁(きべん)っぽいですか?

「未来は決まっていない」と思いたい方々からみれば、たとえば「自分の未来は、自分

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劣あっての優

劣あっての優

優という字は、「優(すぐ)れている」とも「優(やさ)しい」とも読みますよね。
語源がどうだとかは全く知りませんが、日本語というヤツは時々こうしたヒットを飛ばします。
たとえば、「背が高い」ことは、それだけでは優でも劣でもありません。
もし「背の低い」人が高い場所に手が届かないときに、「背が高い」人が代行してあげたとしたら、その時に初めて、「背が高い」という性質が「優」となります。
「体力があって時

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再発防止、信頼回復

再発防止、信頼回復

「再発防止に努めます。」「信頼回復に努めていきます。」
これらは、組織や企業で不祥事が起きると、責任者が記者会見で発言するフレーズです。

確かに、不祥事が発生すると、少なからずの人々に迷惑をかけているので、再発させてはいけません。
もし再発するようなら、完全に信頼を失う結果となって、再起不能になりかねない状況に陥ることすらあるでしょう。

しかし、再発を防止するには、かなりの道のりがあります。

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「勝利そのもの」の値打ち

「勝利そのもの」の値打ち

まず、問題(クイズ)です。
「128チームで野球(ラグビーでもいいのですが)のトーナメントを行います。試合数は全部で何試合でしょうか?」
よくある簡単なクイズです。
答えは「127試合」です。
答えの導き方は、「1試合ごとに必ず1チームが負ける。負けないチームは優勝した1チームだけなので、参加数128から1を引いた127試合となる。」

勝負ごとにはいろいろなものがありますね。囲碁や将棋などのゲー

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難題「環境」と自動化社会

難題「環境」と自動化社会

環境問題に取り組もうとすると、どうしても、被告席に立たされます。立たされるような気になります。
とりわけ悪者でもなく、特別非難される行動をしてもいないのに、「君は反省すべきだ」と非難され続けるような「気持ち」にさせられますね。
「人間の存在そのものが環境に害悪を与え続けている」という批判も、それほど間違ってはいないのでしょうが、もう少し具体的にイメージしてみたいと思います。

このテーマでは、南北

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腑に落ちるコミュニケーション       「知らないこと」と「分からないこと」

腑に落ちるコミュニケーション       「知らないこと」と「分からないこと」

誰しも、「文章で伝える」つまり「書き言葉だけで伝える」ことの難しさを感じているからこそ、「伝えたい、分かってほしい」という強いモチベーションが維持できているのかもしれません。
今回は、この「分かっている」という言葉をきっかけに、コミュニケーションについて書いていきます。

まず、「説明責任」という言葉を取り上げます。
元の英語は、アカウンタビリティー(accountability)で、これを「説明

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自動化社会、成熟期を想像してみよう。

自動化社会、成熟期を想像してみよう。

私たちの社会の自動化が進行しています。
「自動化」とは「無人化」と同じ意味ですね。
少し広げると「省力化」という言葉もよく使われます。

有史以来、人類は、我々の先輩たちは、「少しでも楽をしたい」という生物としての本能的な欲求から、肉体的な強さと持続力の限界を超えるパフォーマンス(結果、成果)を得るために、「省力化」が希求され、「無人化」に憧れる潮流は、今この瞬間も全く変わりありません。

そして

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イノベーション業務とDCAの関係

イノベーション業務とDCAの関係

これまで見てきたように、PDCAサイクルの「P計画」ステップにおける「イノベーション」業務は、「必要な目標」を設定してさえやれば、それに向けての挑戦を続けるために・・・
 矢継ぎ早に次々とアイデアを繰り出して、
 あの手この手とプロとしての知恵やノウハウを駆使して、
 自らの力量をアップさせながら、
 仲間を増やしつつ、
 インフラを増強させ、
 これまでの実力ではできなかった高水準・新領域へ自社

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メンテナンス業務とリスク管理

メンテナンス業務とリスク管理

これまで、企業や組織が「環境(EMS)」や「社会的責任(CSR)」や「持続可能性(SDGs)」に配慮しつつ日常業務を続けていくことは簡単でないので、「マネジメントシステム」という「組織内のルール体系」を活用して、「両立しにくい大切な価値」を「なんとかかんとかうまくやっていく(両立させていく)」つまりマネジメントしていくという話をしてきました。

そのマネジメントシステムという組織内ルール体系の枠組

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SDGs 信頼・期待アプローチ

SDGs 信頼・期待アプローチ

前回取り上げた「環境マネジメントシステム」は、各組織内のルール体系でした。
自分たちが業務を遂行する上で不可欠なルール体系を整備するための枠組み(器、入れ物)としての「PDCAサイクル」が正常に機能するためには、P(プラン、つまり計画)段階の二本柱「メンテナンス」と「イノベーション」を分けて扱い、とりわけ後者で「必要な目標」を設定して「DCA」を活かすルール体系にしていくことが、「環境」と「現価値

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環境マネジメントシステム 信頼と期待の区別

環境マネジメントシステム 信頼と期待の区別

「責任」と「信頼」はいわば”コインの裏表”であって「責任を果たすことで信頼を裏切らない」ことが積み重なれば社会は良い状態を維持できる、前回はこのようにCSRのイメージ作りをしました。

確かに、「責任を果たすこと」は良い社会を「維持」するうえでとても大切です。
しかし、我々が社会活動や生活を継続して行くためには、これだけでは足りません。
現に困ったことがたくさんあるからです。
困ったことをそのまま

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