小難しいことを理解していくことは正直人間の脳には荷が重い。世界全体を巻き込んだものを理解するのは無謀と言えるものだ 文明に人間の脳を合わせるよりも人間の脳に合うように文明の量を調整するの方がいいと思う 知能や理論は人間の発明だが、それを扱うのが人間の特技ではない
手段と目的を分けておくことは柔軟かつ最善を尽くすうえで必要なことだと思う 手段を目的としやすいが、それだと手段に固執してしまうようになり視野が急激に狭くなってしまう 人間の認識に限界がある以上想定外や思わぬ変化は必ず存在する。それに対応する柔軟性は不可欠な要素であるといえる
本当に賢い人は自然と謙虚である。なぜなら、彼らは人間の認識できるものは現実のほんのわずかなものでしかないということを理解できるからだ 人間の認識の限界を理解できない人は自らが認識できる範囲で現実はできていると錯覚し、すべてを知りきったと思い傲慢になってしまう
肯定することよりも、論破したり上げ足を取ったりする方が簡単である。人間は全生物の中で唯一しょうもないつまらないことで生き方を左右される 人間を見限る理由は山ほど出てくる、しかしそれは事実というよりもそのほうが楽だからではないかと思う つまらない生き方ではないものもある
8月は子孫のために命を繋いでくれた英霊に対する感謝と敬意を普段以上に意識する月であるが、日本の英霊こそ精神の強靭さが人間の強靭さを支え、さらには国の強靭さを支えることを熟知していた人びとである 日本の英霊は今でも参考になる生き方をしていた。彼らのような人に自分はなる
お金のことばかりが現実では話されていて、お金でも何でもいいから守らなければならないことの話はほとんどされていない 嫌な言い方をすればいけすの中の魚が内輪もめをずっとしているようなものだろうか? 燃料だけでは超えられない壁がある。真っすぐすぎるがゆえに進めない状況がある
生産力重視の戦略が有限の資源を急速に削ることに繋がり、資源枯渇の危機を産んでいる 今を豊かにするために未来の資源の先食いをし続ければ未来の資源や食料に多大な悪影響が出る 今だけでなく、未来の人を生かすためにという視点が無いと本当にまずいことになると思った
暴力を使わず、説得ができるというのは双方に知性がなくては不可能である 非暴力を掲げていたガンディーも説得をあきらめきるくらいなら暴力を使うと述べていたと聞く そして自分には説得も議論も大和も不可能だと認めざるを得ない人が身近にいる 暴力でも手遅れだと思うし、距離をとるしかない
〇〇だけ という表現は極力使うべきではないと思う 我々人間は真理に到達するなどありはしない。必ず欠陥は生まれるそういい生き物だ 欠陥やデメリットに背を向けていると取り返しのつかないことになる 誰かや一つのものに依存しきってはいけない。複数の依存先をもって多角的に把握するのが不可欠
やはり人は一人では生きていけないし、精神を強靭にさせることも、知識や視点のバランスをとることも基本的にはできないものである 現在の難題の解決には多くの人の徳義ある協力と知恵を最新なものに更新し続ける姿勢が不可欠だといえる 排他的な論調も蔓延する中で徳あるつながりを広めたい
もしAIを脳に移植する人体実験を行いたい科学者がいたら真っ先にその治験体として手を挙げたい。なぜなら自身の知的好奇心に対して時間と体力が追いつかないから。労働という制約がなければもっと時間を使えると思うのだが、それでも足りない。貪欲に知識を吸収・発展させられるAIが羨ましい。