#考えたこと
月舟町三部作から感じたことvol.2 ~〈ここ〉の定義~
前回に引き続き、月舟町三部作から感じたことを書いていきます。
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【〈ここ〉とは?】
「いいですね? 確かにここにこうしてあります。でも先生、〈ここ〉ってなんでしょう? このオレンジにとって、〈ここ〉ってどこのことなんでしょう?」
〈ここ〉とはどこのことだろうか。
漠然と自分の周りを指すだろうが、そこに明確な境界線はない。
どこからどこまでが〈ここ〉で、どこからが〈ここ〉ではないのか
月舟町三部作から感じたことvol.1 ~夜と雨の在り方~
この春休みにした数少ないことの中に読書がある。
色々と読んだけれど、1番印象的だったのは吉田篤弘さんの月舟町三部作。
月舟町三部作とは、『つむじ風食堂の夜』『それからはスープのことばかり考えて暮らした』『レインコートを着た犬』で構成された小説のこと。(『つむじ風食堂と僕』という番外編もある。)
僕は『月とコーヒー』をきっかけに、吉田篤弘さんの鮮明でありながら輪郭のぼやけた世界観の虜になってし
コロナ世代の若者たちが創る未来を想像してみよう。
新型コロナウイルスが日本で猛威を奮って1年以上。コロナ禍による生活への影響を挙げるとキリがありませんが、今回は僕と同世代の20歳前後の若者(大学生)に焦点をあててみようと思います。
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まず、コロナ禍による僕の大学生活の変化をザックリとまとめます。
《Before》1年生(19-20歳)←浪人したので💦
・授業は全て対面形式。
・部活は週3でガッツリ活動し、交流戦や大会が結構な頻度で開催