長谷川時雨の文章を久々に読む。「あんぽんたん時代」って語を見つけて、「ん?そういえばこれは差別用語かしら?」と思って語源を調べたら、確かに蔑称には属しているが、「薬の名「反魂丹はんごんたん」になぞらえた語」とあり、ひとり楽しくなる。(語源には諸説がある)子ども時代のことば。
長谷川時雨「旧聞 日本橋」で、 江戸と明治を生きる父親が、 侍が侍だというだけの理由でどれほど威張っていたか、 町人として不快だったかを話していた。 「上」の人に平伏す心性。 「上」の人に平伏すゲーム中毒に効くものは、 自分の心に耳を澄ますことかなーなー・・・