人気の記事一覧

論文紹介 サイバー戦の歴史を振り返る

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論文紹介 なぜ沖縄県・南西諸島は戦略的に重要な位置にあると考えられるのか?

論文紹介 冷戦期に選択的な核打撃の可能性を検討した戦略理論家の考察

あるソ連の従軍記者が見たスターリングラードの戦い(1942-1943)

メモ ソ連の軍事理論家スヴェチンは軍事産業の管理をどのように考えたのか?

論文紹介 コンピューターがサイバー戦争のすべてではない

ポスト冷戦時代に「テーラード抑止」を提唱したDeterrence in the Second Nuclear Age(1996)の紹介

核の時代における防衛知識人の働きを記したThe Wizards of Armageddon(1983)の紹介

X(旧Twitter)の運用と今後について

2か月前

ハイブリッド戦争とは何だったのか?:Conflict in the 21st century(2007)

ベトナム戦争におけるリモート・センサーの運用を記述したWiring Vietnam(2007)の紹介

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論文紹介 テロとの戦いを通じて米軍はどのような作戦ドクトリンを発展させたか

冷戦期のソ連軍は戦術核兵器をどのように使用することを考えていたのか?

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気まぐれ創作裏話⑩~神勢館の戦い

5か月前

軍事に対する誤解が日本人に多い理由。 それは日本の大学で軍事学の講座が殆ど存在しないから。 特に日本国を牽引する政治リーダーや外交官に軍事学の教養が無いので国際社会で対等な外交にならない。 軍事学は戦争の本質を学び、戦争を避ける為にはどうすべきかを考える為の基盤となる学問。

第3回:台風でもわかる兵站の重要性

第一次世界大戦の経験をもとに機動戦の可能性を追求したフラーの考察

論文紹介 軍事作戦において指揮官が認識すべき情報の意義と限界

第二次世界大戦で経済学者クズネッツはどのように米国の産業動員に関わったのか?

軍事学の中で上官が部下を指揮する上で必須となる統御という概念がある。 いわゆるコマンド、指揮を成立させる為には上官と部下の間に強固な信頼関係が構築されている必要があり、部下から尊敬される上官でなければならない。 この本質を理解する経営者や管理職の人間を私はあまり見た事が無い。

文献紹介 戦間期のドイツ軍は教育訓練をいかに改革したか?:The Path to Blitzkrieg(1999)の紹介

時代を超えて読み継がれる兵法の金字塔:カール・フォン・クラウゼヴィッツ『戦争論』

ポスト冷戦の「第四世代戦争論」は現代戦にどのような視座を与えたのか

論文紹介 戦争の複雑性とマーケット・ガーデン作戦の敗因

軍事学は究極の実学である。 戦場の霧という言葉の通り戦場という状況は不確実性が高過ぎるので、明確に定量化したり理論化する事が最も困難な概念である。 だからこそ軍事学をしっかりと学び、戦争の本質を掴んで平和を実現する為に努力しなければならない。 世界平和を考えるのは当たり前。

翻訳資料 シェリング「ベルリン危機における核戦略」(1961)

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どうすれば戦争のエスカレーションを抑制できるのかを考察した先駆的研究War(1977)の紹介

戦争のダイナミクスを学ぶ。 これは決して戦争を肯定する意図は無いが戦争を未然に防ぐ為にも戦争の本質を学ぶ必要性がある。 結論から言えば戦場の霧に見られる様に、戦争という有機的な現象を理論化する事は永久に不可能である程不確実性が高い。 軍事学はある意味で究極の実学とも呼べる。

論文紹介 中東欧に構築されたソ連式の兵站システムの長期的影響

複数国が参加する連合作戦は外交交渉と不可分の関係にある:1943年のカサブランカ会談の事例

三略講釈のまとめ

4か月前

論文紹介 1970年代に米国で生み出された軍備競争の戦略思想

第2回:「アセット」とかけまして、「台風」と解く……その心は?

メモ 米軍のナショナル・トレーニング・センターで明らかにされた偵察の重要性

メモ 訓練と経験が部隊の戦闘力に及ぼす影響:ラ・エ・デュ・ピュイの戦闘(1944)

メモ 軍種間の予算獲得競争で促進された米海軍の潜水艦発射弾道ミサイル開発

論文紹介 80年代に砲兵戦術における無人航空機の可能性を予見しようとした研究

米サイバー軍、初の攻撃的なサイバー演習を開催

4か月前

殺戮や破壊ではなく、精神的な衝撃の軍事的な重要性を強調したThe Human Face of War(2009)の紹介

NATO統合サイバー防衛センター設立へ―これまでの歩みと残る課題

6か月前

宇宙領域の冷戦史『世界史を動かすスパイ衛星』(1990)の紹介

サイバー安全保障関連ニュース(七月)

5か月前

大局を見失わない。 常にマクロな視点を維持する事が、作戦を成功させる上では大事な要素となる。 何故なら個別具体的な目標は常に変動し状況によって陳腐化するリスクを孕んでいるからである。 常にマクロな視点を持たなければ現場の状況に振り回されて明確な作戦を遂行する事が難しくなる。

ブローディは伝統的な戦略理論の限界をどのように批判したのか?

軍隊の装備品の研究開発費を膨張させる要因を考察したThe Weapons Acquisition Process(1962)の紹介

宇宙開発の政治史を記述した先駆的研究The Heavens and the Earth(1985)の紹介

私は平和主義者である。 故に平和を希求する為にも戦争という現実から目を背けて思考停止になる事は避けなければならない。 歴史は繰り返すと言われる様に人類が戦争の本質について考えなければまた大規模な戦争が起きてしまう可能性がある。 故に残酷な現実と冷静に向き合う精神性が大切だ。

第一次世界大戦におけるフランス軍の戦略と作戦を分析したPyrrhic Victory(2008)の紹介

日本の武器輸出に関して。 単純に日本の防衛産業が活性化しある程度の経済効果が見込めるのと日本の世界に於ける軍事プレゼンスの意識が多少高まるので基本的には良い傾向であると捉えている。 だが政治の場面で武器輸出に関する議論があまり見えないので国民に対する説明責任があまり見えない。

論文紹介 19世紀の長い平和の後で英国海軍の戦術能力が大きく低下した理由