戦史研究機構

海軍戦略をメインテーマとして近現代戦を中心に戦史の研究やそれに基づく考察をしたりします。よろしくお願いします。

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最近の記事

第3回:台風でもわかる兵站の重要性

 前回の記事でも台風10号に触れましたが、気付いたら台風は勢力を弱めて南の海上へ離脱していきました。「お、なんだかんだ言っても大丈夫そうやな」と思っていたところ、予報円を見てびっくりしました。なんで戻ってくるんだよ!!!!そのまま消えてくれよ!!!!どうやら紀伊半島沖で水蒸気を補給して勢力を回復したのちに中部地方への再上陸を企図しているようです。こいつ……できる! ↓ 前回の記事はこちら ↓   ということで、台風から学ぶ「アセット」。今回は兵站について語っていこうと思い

    • 第2回:「アセット」とかけまして、「台風」と解く……その心は?

       みなさん、コロッケは用意しましたか?私は16個買ってきましたが、気づけばあと3個しかないので、これからファミマで買ってきます。  そういえば台風の報道をテレビで見ると、いわゆる「予報円」というものが表示されていますよね。子供の頃の主宰は、予報円がよく分かっていなかったので、時間が経つにつれて台風はどんどん大きくなるのだと勘違いして怯えていました。実際には単に台風の進路が正確には読めないから、時間とともに不確実性が増して予報円が大きくなっているだけなんですね。  実はこの予報

      • 第1回:「海軍」というアセットについて

        今回から本格的に投稿していきます。 さて、このnoteをご覧の方々はミリタリーに興味がおありだと思います。そんな皆さんに1つ質問です。 「海軍」の役割って何だと思いますか? 主力艦同士の艦隊決戦 無数の空母艦載機による航空戦 潜水艦による通商破壊 etc… 作戦的な役割や戦術的な役割がいろいろと思い浮かぶかもしれません。しかし、これらはあくまでも「作戦」や「戦術」の話にすぎません。もっと抽象的な、「戦略」に視点を移して「海軍」の役割を考えてみたことはあるでしょうか?今回

        • 戦史研究機構へようこそ

          皆様はじめまして。戦史研究機構主宰の田山と申します。 この度、趣味が高じて物書きの道へ踏み出してみることとしました。仕事の都合や諸々の都合で更新が遅くなることもあると思いますが、極力1ヶ月に2本は投稿したいところです。まだまだ駆け出しですが、ご愛顧をよろしくお願いします。