泡沫の夢 キミにはいつものこと さじ加減は角砂糖の数だけ溢す わらうこと なぐさむること いとおしむこと さらうこと 白紙の広場に色を垂らしては鮮やかに にじむ水跡を詠み上げる 錦糸を蔦って撚り上げるは 紡ぎの唄 裾のあと 楔の穿ち 香の残り香 黒い爪 空描く言葉