鹿田草太

夏が好きすぎる。

鹿田草太

夏が好きすぎる。

マガジン

  • いろんなはなし

    いろんなはなしをするところ。でもどこかで夏につながっていたりする。いろんなことはいつか夏につながるのだ。古本の神様ならぬ、夏の神様がいっていた。スイカ神って名の。

  • 夏のはなしコレクタ

    知らない町の風、どこかで打ち上がった花火、不思議な路地裏の香り、どこかにいた虫たち、通り祭ばやし、コレクタし、ぼくも、する。

  • すてきな本の集まる図書館

    意図せず見かけた本と、その話題たち。いつもと振り向かない棚の、そのホントの出会いはきっと全てがすてきなのである。

  • 好奇心のとまり木

    とにかく目にしたもの全て気になってしまう僕の、好奇心の森。新しいものに手垢を付けては所有感だけ満足して、また次のものへ。手垢ぺたぺたつけてゆく。ぺたぺた。そしてだんだんと繁栄してゆく僕の森をみつめて、またたまにだれかが潜り込んでくれても楽しい。人が集まっても、また森である。

  • なつの詩

    夏になると詩がかきたくなる。書きたくなるとnoteにまとめている僕の詩の一片。他にもTwitterで、以前はブログで、色んなところで衝動的に詩をかいている。夏の詩。

最近の記事

びじゅうたる

とかく寒い。指先はすでに悴み、数行書き連ねなければエンジンが掛かりそうにない。けれどもそんな寒さにうかうかとやられちゃ居れないので、重い腰を上げひと記事上げるかと至った今日も不純な動機の僕である。 鹿田です、よろしく。 4行書き終わったところで全く持って我が両手の指はエンジンのかかる兆しもみせず、ミスタッチが目立ちその度打ち直している僕である。終いには降参して睡魔の元凶に両手を捧げた。 手を入れたらビールに触れたので再度それを外に出し、カプスと鳴らしては一口のみこんだ。まあ

    • つらづらつら

      久しぶりのぎこちない随筆である。 夏にひと記事も書き上げない僕はなにか失格であるしまた、虫の写真を撮りに野山を駆け巡ることもしなければ、(したい)、という衝動に駆られることもなかった。そういった抗えぬ事実にさえ俯瞰した立場を取ってしまう僕は一体、空蝉はとうとう抜け殻になってしまったのか、なんの焦燥も感じずに事実を述べるロボ蝉へと成り果てたか。 どうにも僕はキャパシティというやつが極端に狭い。まず複数のことを並行して行うことが困難だし、楽な方に偏りがちになる。そんな”反省”な

      • 蛙鳴蝉噪

        鹿田です、よろしく! 今週は困るのである。 なぜならば週末にサクラナイツの感謝祭が控えているのだから。 台風ようまくずれて新幹線を運行させてくれと、そんな願いもタリスカーに込める。 今年もMリーグは冬という憎き大敵から鹿田を疎遠にさせ、熱中している間に季節を夏へと紡ぐという粋なことを為果せた。その強き思いはあとはタチアオイが引き継ぎ、ちゃんと夏へとバトンを渡してくれることだろう。 とはいえすでにここは”夏”といっても過言ではないのだが、僕は”祭りの前”という言葉があほほど好

        • 夏に酔うほど素敵な夏だ!

          酔っ払った勢いという最高のモチベーションで書き上げる記事である。それから多分、朝見かけた錆色のカミキリムシのおかげでもある。 とにかく人々は今の季節を問われたならば”夏”と訝しむことなく発し、僕はといえばいっときマジョリティとなり声を大にして共に”夏だ!”といえる素敵な季節である。 そんな素敵な、夜に乾杯。 鹿田です、よろしく! 紛う方なき夏にいて―、何をしていてもなにをしなくても満たされて満たされて常に溢れている僕はふと気を緩めればにやらんと弛緩する口角をいちいち気に留

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        • いろんなはなし
          31本
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          92本
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        • なつの詩
          8本
        • 祭りばやしに誘われ
          8本

        記事

          夏に浮き立ち奉るスイカ

          夏日の残暑がこもる部屋にいて、浮かれた酔っ払いが紡ぐ夏への讃歌である。 詩もまた歌であるならば、僕の紡ぐすべては詩であるので問題ない。かえる師匠も隣で何一つ支障はないよ、と歌にして返してくれる。そんな素敵な夜が続くと実感するたびに浮足立つ僕はふらふらと月に手が届きそうで笑う。触れた指先は冷たいか熱いか。根拠をなくした僕の詭弁はまるでフレアのようにそれこそ夜空中に漂うことは必至だ。 鹿田です、よろしく。 明日の休みを肴に酒は捗る。気づかぬ間に発泡酒を3本平らげていた。鹿田は最

          夏に浮き立ち奉るスイカ

          こもるねつ

          ぷはっ 思わぬ発作から漏れた唾が付着してちぎれた。 そんな夏日に上機嫌の鹿田です、よろしくね! 勿論汗ばむは手のひらのみに留まらず、厄介なのは靴下やら靴を履いて常におおわれ蒸れている足の方である。詳細は想像にお任せするのが、夏の想像は迂闊に膨らむのでご用心あれ。 てなわけでハンカチを隣に置き汗をふきふき紡ぐ夏の鹿田の有頂天たるひと記事である。なにをせずともわらけてくる錬金術師もびっくりの永久笑い袋であるのだが、執筆欲を満たしたならなお比例的に幸福の器も満たされていく。 実

          こもるねつ

          月と思しき

          もう梅雨かと思うほどしとしとと6月らしいそれがふり、僕は傘など持たぬのでアウターの帽子をひとしきり被りコンビニに寄っては暇をつぶすという変わらぬことをやっていた。それでも生きていれば腹はへり、少し遅れた午後2時二サンドウィッチを頬張り、まだやまぬ雨を睨んでは、ついニヤリと笑ってしまった今日も惨敗の僕である。 鹿田です、よろしくね。 休肝日であることと、またMリーグ観戦のまた暇を縫う記事であるので僕はただ執筆欲のまま制限時間内にせかせか執筆するのみで、乱文は必至である。 と言

          月と思しき

          熱き黄金冷めやらぬ!

          夏も始まってきたので久方ぶりに筆をとる。随分たまったほこりが指先にくっついてうざったいが、僕が大きく息を吸い込んで、ふーーーっと吹けば、跡形もなく夏空に舞っていくのだから素敵である。特にネタもないのだけれど寝かせるに寝かせた執筆欲をちょいと発散させ、夏の予行演習としたい。 鹿田です、よろしく。 最近の僕はと言えば有難きことに仕事は忙しく、またMリーグもサクラナイツがファイナル進出確定するまでは手に汗握っては滴らせていたものだから執筆なんてする時間がなかった。そのくせ僕はこの

          熱き黄金冷めやらぬ!

          いずれにしろ不可解

          アメリカの国防総省が と述べた。 という記事を目覚めない脳みそで読んでいたら大きなあくびが出て、あ、これではいけない、夏の準備をしなくては!と飛び起きた僕である。この記事を純粋に受け止めれば(そうか、やっぱりUFOなんて存在しなかったのだな、ふう)という感想を吐くことができるが、僕ならば 余計怖い!!! と慄くが皆さんどうだろう。 そんな小心者鹿田です、よろしく。 ましかし未確認は未確認である、きっとしっかり確認せねばたどり着かない真実はあるに違いない。もちろん幸か

          いずれにしろ不可解

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          春に浮かれて詩のリハビリ

          春に浮かれて詩のリハビリ

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          春の夜は浮かれてしまう

          休日である。 休日であったのだが切なき人体のシステムによって早朝目覚め、渋々這い出た熊、いな僕である。 それで用を足したところでさてさて至福の二度寝と参ろうかと弾む気持ちでの寝床への戻りかけ、読みかけの雑誌があり気になり手にとってしまったのが後の祭り。 知識を広げたいと思い付きで週刊東洋経済を購読し始めた僕はあまりの常識の無さに苦戦しつつも、(多少は情報を入れておかないと偏って偏りすぎて起き上がれなくなる!)危機感をモチベーションにきちんと机に座って本を読み、わからないとこ

          春の夜は浮かれてしまう

          芽吹く

          休日の昼とあってまだ寝起きから1時間も経っておらず、頭は重いしまぶたは普段から隙間が殆どないので気を緩めた瞬間に3度寝に落ちそうでなんとか机に座りPCを開いた。 けれども今度はエアコンの配置が悪く常に頭上から温風攻撃が行われ、まあいつもの眠気が勝つか、それとも貯めるにためた執筆欲が勝つか、見ものといったやつである。 しかしもう夏も目の前であるしリハビリに掛かるにしては早くまい。今日も思いつくものを思いつくままダラダラと文章へと変換しては、楽しませていただこう。 それでも今

          すきまにきんきょう

          また適当に紡ぐ。MリーグPV観戦後、半ば放心状態にあった僕はやはり抜けた間の回収に忙しく、またそれを言い訳にして冬にいて何もせずに日々を浪費していた。けれども今日は少し気温も上がって、風も穏やかにおちついたものだからふと、気の緩みによって冬の最中に浮かれてしまって、まあその始末のためのような今日の記事である。 鹿田です、よろしく。 数日前なんとなく空を見上げて久しぶりに月のやつと対面したのだがやつはすっかりへそを曲げてしまっていてその後頭部しか望めなかった。お前がその気なら

          すきまにきんきょう

          池袋小路

          その時より少しだけ知識を身に着けて、雀魂をやり始めたのが2年前。 そして渋川難波なる不思議な名前の主のYouTube番組を見つけ、深夜の生放送をながら見して寝落ちしていたのもおおよそ2年前。 ともにサクラナイツを熱烈に応援することとなる友だちが、たまたま岡田紗佳のファンと知ったのは、もうその後まもなく。 その2人の趣味が奇跡的に桜色に重なり合った結果、我々は冬の枯れ葉の束如く瞬間的にそれはそれは強く熱し、冷めるという言葉などつゆ知らず轟轟と薪をくべられ続けてはとうとうおし

          片田舎に溶け込むほど馴染む鹿田の冒険

          冬において態々と虫を撮りに出かけるような僕ではないが、今2つ目のカメラバッテリーを充電している。カメラはもちろん愛機tg-6、というかそれ以外カメラを持ち合わせていないので虫以外であっても何でも撮る。(しかし昆虫撮影用の接写モードはときに町並みを素敵に映すワンポイントを創り得たりする) 今回撮るのは可能であればサクラナイツの試合模様(もちろん直接撮影することはできないが)それが不可能であっても極めて久しぶりに出向く東京という名の脅威を撮りためておこうと考えている。片田舎に溶け

          片田舎に溶け込むほど馴染む鹿田の冒険

          眠り続けようが、なにかしようが

          今日も現在が休日の二度寝の朝である。窓を開け放ちこの時期の寒さ厳しい風を浴びようかと思えば案外空気はぬるく、そのくせ再び窓と障子とカーテンを閉めきれば寒さが勝りエアコンを起動するのだからろくに頭も働かない。 MINTIA Dry Hard がたまたま机の右手にあったので4,5個摘まむが、こんなもの日々鼻炎対策に常用しているのでマスク越しに自身の瞳へとミント混じりの息を吹きかけようが、この細目の重量級のまぶたはびくともしないのである。 そんな重量級まぶた細目の鹿田です、よろし

          眠り続けようが、なにかしようが