COLOR log TREE(atelier manasora)

カラーセラピストなどをしている者です。このnoteにはリアルを少しと、息抜きの創作を。

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カラーセラピストなどをしている者です。このnoteにはリアルを少しと、息抜きの創作を。

最近の記事

「何をしに来たのか思い出せない」という問い。

「思い出す方法」について書いたnoteではないと、前置き。 ご縁あってワークショップでお邪魔する施設では、 自宅にいても「帰りたい、帰らなければ!」と 家族をやきもきさせるお年寄りのお話をしばしば耳にします。 観光名所が近い、自宅前の道端にはよく 落としたことも、捨てたことも、ご本人は覚えていないような なにかが落ち葉に紛れていたりします。 カラーセラピーのセッションでは、 「自分は本当は何をしたいのかわからない」 「何をしに生まれてきたのか思い出せない」 といった、思

    • 社畜が鏡の国に迷い込んだら

      前回の記事を書き終わった後、思い出したことがいくつかあったのでnote。 私が数年前にしていた複合施設でのアルバイト。 ずっと決まったオフィスか自宅で仕事(介護期も長かったため)をしていたので、別の社会にデビューしたような。中年の新社会人のような状態でw 見るもの聞くもの新鮮でした。 行き交う人々の様々な様子、そこで働く様々な職種の人々。 今日は、私の気持ちを軽くしてくれた2タイプの人々のお話。 サボることを正当化するために頭と口を使う人 それまでの私の価値観とい

      • 更年期を抜けて、開けた空の下で思うこと。

        ある時ふと、「あれ?」と気付く。 一番しんどい時期は抜けたのだと、感覚的にわかった。 あの重たい気持ちも、憂鬱な痛みも、どこかに行ってしまった。 軽い。 歳を重ねるということは、重みを増すことだと思っていたけれど、 更年期前よりも体重も気持ちも軽い人間に生まれ変わっていた。 空も、前よりも開けている。 森の中の古民家に引っ越したから、以前より窓から見える空が広く、 ご縁あって、人脈も広がっていた。 ・・・ ありがたいことに、更年期のピーク時期も、全く動けないとい

        • しあわせ地蔵さんの背中

          ご縁があって、お寺さんの近くをお掃除している。 その小さな、しあわせ地蔵さんの背中が、おっしゃるには。 「うわ、そんな、眉間にしわ寄せて、手を合わせられても・・」 「重たいと、願いってかなわないんだよー」 「わかる、わかるよ?せっぱつまってる状況だってことは」 「けどね、私の顔、見てる?」 「にっこり笑ってるでしょ?」 「この表情を真似してほしくて、笑ってるのよ、私。」 「どんなときも」 「こんな表情でいてほしくて、ずっとここにいるんだよ。」 ・・・ 状

        マガジン

        • 40年後のひみつきちに集まって
          18本
        • healing_wallpaper
          37本

        記事

          連休最終日のセルフケア

          カラーセラピーを少しアレンジした、簡単な心のセルフケアを1つご紹介。 お好きな飲み物を片手に、ぼんやりおつきあいいただけたら嬉しいです。 ツール白い紙(A4くらい)と、12色以上のクレヨンや色鉛筆、カラーペン。 または Canvaのホワイトボードなど、パソコンでも。 気分の色を選ぶ紙またはパソコンの画面にまるを4つ描いてください。 テキストの部分は書いても、書かなくてもOKです。 左側から順に色を選んでいきます。 正解・不正解はありませんので、直感で。 1)今の

          連休最終日のセルフケア

          変容を告げる神様の目覚まし時計

          ワークショップなどで、無邪気または人生何回め?みたいな子供達の発想に「はっ」とさせられることがあります。 カラーセラピーの仕事では、クライアントさんの1年後、2年後のお姿に、「はっ」とさせられることがあります。 前者が、陽に輝く朝露に触れた時のような感動と例えるなら、 後者は、タイムプラスで観るような夜空・銀河を仰いだような感動のような。そんなことが度々あった、残暑が厳しい9月で。 あるがままの無邪気な笑顔にも。 四苦八苦したあげくに、取り戻された静かで深い笑顔にも。

          変容を告げる神様の目覚まし時計

          「期待」を捨て活、「希望」を育て活。

          クロミ:ごめん、打ち合わせ長引いて。     あれ、先に食べてていいって連絡したのに? エカキ:おいしいご飯を食べるために、まずは、     愚痴をぶちまかそう大会が始まってて(笑)     私料理仕上がるから、クロミ聞き役お願いね。 クロミ:はいよ〜。ま、そのための秘密基地だからね(笑)     で、心のデトックス、なに? サンポ:暇な年寄りが買い占めやがって。 クロミ:あ、お姑さんにまた何か?(笑) サンポ:スーパーしか出かけるところがないゾンビの買い物カゴ

          「期待」を捨て活、「希望」を育て活。

          昔読んだ漫画を読み返せる贅沢

          「外見はすっかりおばさんなのに、一周回って(?)学生時代みたいな暮らししてて、ある意味すごいわ(笑)」と、高校の同級生のサンポが一番にやってくる。 「体力作りの目的もあって始めたバイトだけど、なんか楽しくて・・・が、この暑さにやられて、へとへとだったので差し入れありがたく(感謝)」 と、みずみずしい果物をどっさりいただく。 「こんなに!」 「4人揃ったら、あっと言う間になくなるよ」 友人たちとの会話の記録を、フィクションでぼやかしながら書いてます。 ・・・ クロミ:こ

          昔読んだ漫画を読み返せる贅沢

          自給率の低さと働き過ぎた件。

          台風の晴れ間に今日もおしゃべり。 クロミ:はい、今月の振り返り行きましょう。 サンポ:暑すぎて、好きな散歩ができなくて、不完全燃焼。 コトハ:十分、毎日暑いけど、まだ燃えたりないの?(笑) エカキ:ウォーキングマシンとかじゃ、ダメなんだよね^^ サンポ:そう!街中を、ぼーっとしながら歩けることのありがたみを     再確認しながら、仕方なく仕事に没頭した8月でした。 コトハ:フリーランスも大変だと思うけど、会社勤めの私は、     夏休みと有休消化に忙しい8月でし

          自給率の低さと働き過ぎた件。

          これが最後の夏だとしたら

          帰省のお土産をいただきながらのいつもの雑談。 サンポ:流しそうめん! クロミ:え?流しそうめんするの? サンポ:いや、人生最後に何食べるかってよくあるじゃん?     そのノリで、これが最後の夏だとしたら、何しとく?     的な話をしてたの。 クロミ:夏にしておきたいことかぁ、なんだろな。 コトハ:若い頃ならともかく、中年にとっての「夏」は、それほど、ロマン     や情熱がある季節でもないからなぁ(笑) サンポ:非生産的でくだらない時間が沁みるのよ(笑)  

          これが最後の夏だとしたら

          エラーが起きるように設計されている生き物

          縁側で、いつもの4人で、スイカをいただきつつ。 サンポ:スイカ、蝉時雨、蚊取り線香、扇風機・・・日本の夏〜 クロミ:にしても暑すぎる。 コトハ:地球からの「圧」を感じる。 クロミ:人間、いい加減にしろ的な。 サンポ:申し訳ありませんが、暑すぎてより考えられません。     若い頃から、子供の頃から、このままではダメだって     思っていたけれども、なすすべなく、懺悔するしか。 クロミ:「懺悔」って、子供の頃何かのバラエティ番組の最後の方に     あったような。

          エラーが起きるように設計されている生き物

          大殿と若君の間のおさまりどころ。

          暑中お見舞い申し上げます。今日も暑さに負けまいとあがく我々の雑談。 サンポ:オリンピックの何がいいかって、ひたむきな若者の表情に、     心が洗われるっていうか。 エカキ:ワークショップで1日動き回ってるだけで、ヘロヘロで(笑)     この暑さで体力持ってかれてる中、たくさんエネルギーもらってま     す(感謝) サンポ:うん。あんな場所に立てるってだけですごいわって思う。     輝度はんぱない。 コトハ: 「あんな場所」っていう内訳が、もう違うんだわって。

          大殿と若君の間のおさまりどころ。

          恐れ双眼鏡よりも、感謝の灯りで。

          この日は平日で、私の小中学生時代をよく知っているクロミが、プリンターを借りに来ています。 エカキ:コンビニのプリントサービスとかもあるのに、この暑い中、、     こんな山道歩いてまで、ご利用ありがとうございます。     (プリンター使用量としての差し入れを遠慮なく受け取る) クロミ:コンビニへのアスファルト道路を歩くより、     山道の方がずっと楽だわよ。 エカキ:あ、見て見て、今年も元気に育ったよツバメちゃんたち^^ クロミ:この、のどかさもいいし(笑) エ

          恐れ双眼鏡よりも、感謝の灯りで。

          権力より体力、貯金より貯筋。

          夏空を眺めながら、いつもの4人の雑談のnoteです。 厳しい暑さが続きますので、皆様ご自愛ください。 コトハ:中間管理職で病みかけた(現在は人事)私がいうのもなんだけど。     人生100年ていうなら、わたしたち「親族」においても中間職だ     よね。 クロミ:人によるけど、子供が自立して気が抜けたタイミングで更年期と     か。追い討ちをかけるように親の介護とか。     ん?さては、親族間のわちゃわちゃに巻き込まれていると見た。 コトハ:です。     姪

          権力より体力、貯金より貯筋。

          自身をAIで振り返ることができたなら

          私が描いている間、3人は「大人の塗り絵」を楽しんだりしている。 サンポ:普段デジタルだから、この色鉛筆と紙がこすれる音とか、感触が     いいのよねー クロミ:同じ絵を塗っているのに、3人こんなに違うんだわね。 サンポ:自分AIって、色の好みとかも再現するのかな。 コトハ:なんでもできるんじゃない。 クロミ:AI活用を社内啓蒙する係の人が、テキトーだな(笑) コトハ:ビジネス活用については具体的なことやってるけど、     生活面でもっと夢のある使い方はないでし

          自身をAIで振り返ることができたなら

          お買い物を通してリスペクト

          私が制作しているときに、その3人が集まると、縁側でおしゃべりしている。賑やかな笑い声が聞こえて、気になって観に行くと。 クロミ:いいよ、仕事してて。今日の話題は、エカキには興味ない話だか     ら。 サンポ:エカキ、子供の頃からテレビをあまり観ないものね。 エカキ:親が観せてくれなかった。半分教育方針、半分貧乏(笑) コトハ:昔のドラマの話をしていたのよ。     私たちが若い頃真似したがった俳優さんたちが、気づけば、ヒロイ     ンの親の役になっていたっていう。

          お買い物を通してリスペクト