自分の過去を、中を、掘り下げていて気が付いたことがある。 私の身体のマイナートラブルのほとんどが「緊張」=無意識に身体を常に固めていることから来ていて、それは生まれる前からの環境で培われたものだ。 その環境の全てが違っている今、一切不要のものだ。 私は「最高に善い子」だったのだ。
死ぬ前に、兄のことを私に伝えておきたいと母が言う。 仕事が忙しくて、子どもができてもかわいいと思えなかった。 静かにしないと殴っていた。めちゃくちゃに殴ってしまったと。 今、兄は調子が悪い。 もう死にそうなんだよと苦しんでいると。 私はどれだけのものを背負わされねばならぬのだろう