音読みなら、ひれ伏したくなる苗字のご近所サン。角地にフェンス、庭木に季節を感じるお庭を…走り回るシェパード。近づくと、バウワウーと走り込んできて滅法怖っ!ある日、奥様同士の立ち話…「…コロちゃん、吠えないのッ!」┈┈”え!? コロちゃん!?“┈┈あ!仔犬から大事に…でも今、怖っ!
遡る昭和――平成令和人には“エモ”い時代。バイト先玩具店の売れ筋は〖リカちゃんハウス〗で。箱モノ包装が苦手な先輩が手掛けると…箱ベコベコ、包装グダグダ――マジメゆえのぶきっちょ氏――が、今!フラッシュバック!? 桃丸ごとスイーツ。氏が手掛けていたら、桃粉砕スイーツだったろう、と。
カトリック教会隣、ロイヤルホテル跡地に新規開業のヒルトン。冷やかしに勇んだ足は、文字通り勇み足。”未だ未完とは…ざーんねんっ”ーーな目線が捉えたのは、教会売店の貼り紙ーー〖修道院のお菓子〗。併売していた酒屋が閉店、もう食えぬかと嘆いていたが。未完ヒルトンのお導きで、また食えるっ!
『汗が滝』--墨書ならカッコよさげな文字列も、昨今の列島リアルだから洒落にならぬ。赤道に移動したのか、列島よ?――てな折も折、友人来訪。「暑いな」「暑いね」「この扇子、使うならあげるよ?」「お!」…友人、扇子を広げる。「いらん」「なんで?」「…パンダやん」--ぷ、白檀扇子とでも?