人は記憶でできている
「仕事」って言われると何を思い起こしますか?
嫌な相手先との交渉
上司から指示された困難な課題処理
部下から相談されている業務対応
などなど、マイナスなイメージであふれてきませんか?
プラスのイメージ出てきた方はそれで全然OK。
マイナスのことばかり思い出された方。
気が重いですよね。
月曜から職場に行きたいと思えないですよね。
そんな方は、ぜひ次のことを試してみてください。
そもそも「仕事」って、ただの単語。言葉です。
プラスでもマイナスでもない。
でも不思議なことに、言葉を聞くだけで
いろんなイメージが脳の中で想起されます。
では、言葉を聞いて想起されるものは何なのか?
それは、「記憶」です。
過去に「仕事」と聞いてどんな出来事が起こったか。
その記憶によって、仕事という言葉に感情が加わります。
初めて聞く言葉に、感情は沸いてこないですよね。
すなわち、記憶が感覚を呼び起こす。
では、どうすればいいか。
記憶を書き換えればいいんです。
マイナスの記憶であれば、プラスの記憶に。
仕事と聞いて、気が重くなる課題を想起するのであれば、
今まで上手く行った仕事内容を。
初めての内容であれば、うまくいったときのイメージを作ってしまう。
上司から依頼された仕事をうまくこなしたイメージ
交渉が最終的にうまくまとまったイメージ
部下からの相談事を解決し、感謝されるイメージ
目をつぶって、そのシーンをイメージします。
「ありがとう!」
「これでいきましょう!」
「助かります!」
そんな、感謝の言葉を受け取ってください。
今ここで生活しているということは、
上手く行っている証です。
だって、今生きているわけですから。
生きているだけで丸もうけ。
死なない、あきらめなければ、前に進めます。
そう、たいていの物事はうまくいんです。
自分の記憶で人生は良くも悪くもなります。
いつもニコニコ、明るく、元気で好かれる人。
そんな人は、きっとこれから起こることもいいイメージでとらえている。
「仕事」という言葉自体には
マイナスもプラスもありません。
さらに言ってしまえば、
仕事の結果にも意味はありません。
ただの「出来事」であり、
それに感情を付け加えているだけです。
望む方向に進みたいか。
それとも望まない人生を歩きたいか。
自分の記憶次第で創れてしまいます。
とすれば、望む方向に記憶を創りましょう。
実際に経験がなくてもOK。
うまくいったとイメージする。
これが現実であると、脳に意識付けする。
脳は現実もイメージも区別を付けれません。
より強く想起したことが現実と認識します。
あなたが望む方向のイメージを想起させましょう。
仕事に関わらず物事がうまくいくイメージを。
すると心にも変化が現れます。
毎日気持ちが楽になる。
日曜日の午後も、刻一刻と近づく月曜日の始まりに
気持ちが沈んだり、やきもきすることもない。
笑顔で、明るく、元気で、前向きに。
そんな自分に誰だってなれる。
イメージを強く持って、記憶を変えて、
なりたい自分になりましょう。