④『自転しながら公転する』(山本文緒) 以前よくエッセイを読んだ作家さんの小説を読んでみた。どこにでもいそうな若い女性が主人公で日々の生活が描かれている。殺人事件などはまったく起きないが日々の生活こそスリルとサスペンスにあふれているのだと感じる。もう新作が読めないのがさびしい。