作家「山本文緒」さんの作品祭りを勝手に開催します
山本文緒さんの作品が大好きで、ほとんどの小説を読破しました。
去年、お亡くなりになったというニュースを見てどうしても信じられなくて。
あれから少し落ち着いたので家にある小説たちを再読しようと思いました。
10年ぶり以上になりますが、今読むとまた違った感じ方ができたり、新しい気づきが生まれたりして新鮮でもありました。
では3冊紹介いたします。
もう読んだ方も、読んだことのない方も再度一緒に味わいましょう。
📘シュガーレスラヴ📘
短編集になっていてそれぞれの物語が病名とつながっていてとても興味深い。題名にもなっている「シュガーレスラヴ」は味覚異常。なぜその病になったのか?それは心の病なのか?原因は?女心と恋と。繊細で臆病な性格の心の奥にあるものは?
📘プラナリア📘
きれいごとを書かずとことん人間の正直さ、愚かさを掘り下げていくところが好き。
📘ブルーもしくはブルー📘
恋愛ファンタジー小説。10年以上前に読んで山本文緒さんの恋愛に対する苦悩と喜びの表現の仕方に惚れました。なんか好き。再読してもやっぱり良い。
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