里むつき

通信大学3年生|福岡県在住|パニック障害|幕末と南北朝時代が好きで勉強中です。よろしくお願いします🌱

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マガジン

  • 笑って泣いて、南北朝

    主に南北朝〜室町時代に関する記事です。

  • 【なんちゃって感想文】

    読書感想文のようなもの。 "なんちゃって"を付けて気恥ずかしい気持ちを紛らわしています。

  • 【こもんじょ奮闘中】

    素人が古文書を読もうと頑張る。

最近の記事

偉人てんこもり【広島県・厳島神社】

遅めの夏季休暇に、広島と山口に行ってきました。 今回の旅は、南北朝時代の大内氏が目的だったので、「厳島は有名だし世界遺産にもなっているしな・・・」と、失礼ながらついでに立ち寄ったのですが、偉人巡りとして、とっても見応えのある島でした! ですので山口を語る前に、宮島のルポです。 さまざまな時代の史跡があり、どんな時代が好きな人も楽しめる場所だと感じたので、良ければ読んでいってください☘️ 宮島に渡る前に・・・厳島神社がある島は宮島といい、宮島口旅客ターミナルから船で島に向

    • アニメ『逃げ上手の若君』がついに今夜から放送ですね✨ (九州では7/9〜7/12から始まるところが多いようです) おそらく鎌倉幕府滅亡から始まる第1話、アニメでどのように描かれるのか楽しみです😊 Amazonプライムでも視聴できるそうなので、南北朝時代好きの方はぜひ!

      • 村雨辰剛さん・五十嵐靖晃さんのトークショーを聞いてきました【九州国立博物館】

        4月、九州国立博物館で行われたトークショー「日本の花々と自然観」を聞きに行きました。 少し時間が経ってしまいましたが、お二人の印象に残った言葉など残しておきたいと思います。 村雨辰剛さん 庭師、俳優。 『大奥season2』の蘭方医・青沼先生や 『どうする家康』のウィリアム・アダムスを演じています。 五十嵐靖晃さん アーティスト。 太宰府天満宮の『くすかき』や瀬戸内国際芸術祭の『そらあみ』が有名です。 1時間30分の予定のトークショーだったのですが、トークが盛り上がり

        • 2024年度の抱負(大学・パニック障害・日本史)

          お久しぶりです。 引っ越しをしてバタバタとしておりました。 少し遅いですが2024年度に入ったということもあり、自分なりの抱負を考えてみました。 ①大学4月から通信制大学の3年生になりました。 今までは、自分がなぜパニック障害になってしまったのか知りたいという思いから心理学部に在籍していました。 しかし症状も大分落ち着き、また心理学の勉強に満足したことから、新年度からは文系の学部に編入しました。 今までのような自分への対処のための勉強ではなく、興味があることについて深掘り

        • 偉人てんこもり【広島県・厳島神社】

        • アニメ『逃げ上手の若君』がついに今夜から放送ですね✨ (九州では7/9〜7/12から始まるところが多いようです) おそらく鎌倉幕府滅亡から始まる第1話、アニメでどのように描かれるのか楽しみです😊 Amazonプライムでも視聴できるそうなので、南北朝時代好きの方はぜひ!

        • 村雨辰剛さん・五十嵐靖晃さんのトークショーを聞いてきました【九州国立博物館】

        • 2024年度の抱負(大学・パニック障害・日本史)

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        • 笑って泣いて、南北朝
          8本
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          3本
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          7本

        記事

          西村正著『司馬さんに嫌われた乃木・伊地知両将軍の無念を晴らす』【なんちゃって感想文📕】

          (730文字) インパクトのあるタイトルに目が止まり、図書館で借りてみました。 シンプルに説明すると、小説『坂の上の雲』での乃木希典と伊地知幸介の行動を、実際の史実と比較したものです。 『坂の上の雲』の舞台である日露戦争で、乃木希典は旅順攻略戦の指揮をとり、伊地知幸介は参謀長を務めました。 小説では、旅順攻略に3回の総攻撃を行い、最終的に203高地を占領するまで6万人近くの死傷者を出した乃木・伊地知は無能だと書かれていますが、その司馬さんの考えに異を唱えているのが本書

          西村正著『司馬さんに嫌われた乃木・伊地知両将軍の無念を晴らす』【なんちゃって感想文📕】

          北畠顕家と斯波家長が激突!杉本城の戦い【鎌倉市】

                        [3200文字] お久しぶりです。 しばらく大学のある神奈川に行っていました。 滞在中、鎌倉で一番古いお寺杉本寺に行ったので記事にしたいと思います🌿 杉本寺は大倉山という小さな山に建っています。 この大倉山には、かつて杉本城というお城があり、南北朝時代激しい鎌倉攻防戦が繰り広げられました。 杉本城の戦いです。 この戦いの主要な人物は、 北朝方(鎌倉府)の足利基氏(7)、 その執事・斯波家長(17)、 南朝方の義良親王(9)、 義良親王

          北畠顕家と斯波家長が激突!杉本城の戦い【鎌倉市】

          足利義満ひとくちばなし

          唯我独尊!将軍への道。 我らが誇るフリーダム将軍 室町幕府第3代将軍、足利義満さん。 金閣寺(鹿苑寺金閣)を建てたことや、日明貿易を始めたことで有名ですね。 それだけでなく、義満が屋敷を室町に造営したことから、室町幕府の名前の由来にもなっています。 個人的には足利将軍の中でも、知名度や権力はもちろん、教養、賢さでも群を抜いているように感じます。 好奇心旺盛で、若い頃から何事も優秀。非の打ち所がありません。 ・・・性格の悪さを除いては。(あれ、今回も悪く書くの?)

          足利義満ひとくちばなし

          足利義満という上司、大内義弘という部下

          (1700文字) 皆さんの職場に、嫌な上司はいますか? 南北朝時代に、上司が自由奔放なばかりに、かなり苦労した人がいます。 大内義弘さんです。 彼は南北朝から室町時代にかけて、周防を治めた武将です。(子孫に、戦国時代に有名な大内義隆がいます。) もし大内義弘が教科書に載っているとしたら、彼が室町幕府に対して起こした反乱(応永の乱)ではないでしょうか。 反乱のイメージからか、義弘は気性の荒い武闘派だと言われることが多いですね。 その通り、彼は前半生を九州平定に注いだ

          足利義満という上司、大内義弘という部下

          垣根涼介著『極楽征夷大将軍』【なんちゃって感想文📕】

          少し前に足利尊氏に関する投稿をしました。 その際、フォローさせていただいているはーぼさんからコメント欄で「尊氏を主人公にした小説が直木賞をとりました」と教えていただきました🌱 これは読まなくては! と、新しい尊氏に会うべく購入。 またつらつらと感想を述べさせてください😊 ストーリータイトルの「極楽征夷大将軍」とは、作中で「極楽殿」と呼ばれている足利尊氏のことです。 しかし、物語は最後まで弟の足利直義、執事の高師直の目線によって進みます。 尊氏の本音を読者は想像しな

          垣根涼介著『極楽征夷大将軍』【なんちゃって感想文📕】

          つぶやき。

          日曜ドラマ『VIVANT』の最終回を視聴しました。 モンゴル編も日本編も、最後まで息をつかせぬ展開で、楽しんだ3ヶ月間でした🌟 しかしドラマが始まる時の音楽。 最後まで大河ドラマ『北条時宗』のOPにしか聞こえなかった・・・。 毎回ドラマが始まる前に、いちど北条時宗の顔が脳裏をよぎってから視聴するという。 北条時宗と言えば元寇、元寇といえばモンゴル。 『北条時宗』は20年以上前のドラマですが、モンゴルのイメージは何年経っても変わっていないのかもしれません。

          つぶやき。

          富樫倫太郎著『北条氏康』【なんちゃって感想文📕】

          (1300文字) 富樫倫太郎さんの『北条氏康 二世継承編』を読んだので、好きなところだけ語ります。 ストーリータイトルの通り、戦国時代の武将・北条氏康を主人公とした時代小説です。 具体的には、氏康の幼少期から始まり、初陣である小沢原の戦いまでが描かれています! 主人公は北条氏康ですが、二世継承編という題の通り、父・氏綱から氏康に家督が渡るまでの物語なので、氏綱も主人公だと言えるかもしれません。 何も調べずに図書館で借りてしまいましたが、シリーズものだったようで、『北条

          富樫倫太郎著『北条氏康』【なんちゃって感想文📕】

          先日投稿した『キリシタン千々石ミゲルの青春』で2つのCONGRATULATIONSをいただきました。 とっても嬉しいです🌱 あまり馴染みのない人物だったと思うのですが、皆さま読んでくださってありがとうございます😌

          先日投稿した『キリシタン千々石ミゲルの青春』で2つのCONGRATULATIONSをいただきました。 とっても嬉しいです🌱 あまり馴染みのない人物だったと思うのですが、皆さま読んでくださってありがとうございます😌

          キリシタン千々石ミゲルの青春【島原半島】

          念願の天正遣欧少年使節、主に千々石ミゲルゆかりの地へ行ってきました。 長崎県の南島原市と雲仙市を主に巡っています。 4000字超えの記事になってしまったため、お時間のあるときにお読みください💦 ①セミナリヨ跡最初に向かったのは、ヴァリニャーノ神父によって開校されたイエズス会の教育機関・セミナリヨです! ミゲルや伊東マンショ、原マルチノ、中浦ジュリアンら天正遣欧少年使節はここで出会い、厳しい教育としつけを受けながら成長しました。 他にも ・1日1時間は必ず音楽の実習 ・

          キリシタン千々石ミゲルの青春【島原半島】

          憧れの千々石さん【千々石ミゲル】

          (2700文字) 雲仙へ。上の写真は長崎県にある雲仙地獄です。 ("みんなのフォトギャラリー"からお借りしました。) 遅めの夏季休暇に、また旅行に行くことになりました。 行き先は雲仙地獄で有名な長崎県の島原半島です! 島原と聞くと、1番有名なのは島原の乱でしょうか。 しかし、今回の目的はお隣の雲仙市千々石町。千々石ミゲルゆかりの地です。 旅行に行くにあたり、より気持ちを高めるためにミゲルの記事を書くことにしました。 天正遣欧少年使節ミゲルを語る上で外せないのは、

          憧れの千々石さん【千々石ミゲル】

          街に出たのでキャンドゥへ行ったら古墳グッズが沢山あってびっくり。 可愛くてつい買ってしまいました。 埴輪や土偶がプリントされたペンケースには、珍しいハート型の土偶までありました🩵

          街に出たのでキャンドゥへ行ったら古墳グッズが沢山あってびっくり。 可愛くてつい買ってしまいました。 埴輪や土偶がプリントされたペンケースには、珍しいハート型の土偶までありました🩵

          将軍になる気ある?【足利尊氏・願文】

          尊氏「ありません」 (2000文字ほどの記事です) はじめに 相変わらずちびちびと古文書を読む勉強をしています。  勉強してるからには自分が読んだ一次史料から記事を書きたいという思いもあり、noteの投稿は時代が近い江戸末期・明治の記事のものが多いです。  たった150年ほど前の古文書で四苦八苦しているのに、700年も前の南北朝時代のものなんて読めるわけない・・・と思いながら、この前なんの気なしに足利家の書状を見ていました。  その足利家の中でも尊氏といえば字が汚・

          将軍になる気ある?【足利尊氏・願文】