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語り伝える「叙事詩」、「いま」なぜ必要なのでしょう?

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解説:叙事詩「ほのほつみ」について(1)

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あなたはたしかにいた

錆びた帯剣、儂はどうしてしまったのだ

遺されし爪の跡

さらなる悲劇の予兆

母よ病は癒えたぞ

輝ける光りの先に

小さきものの名を呼べば

ともよスコールだ

巡る因果の糸車

なぜ生きねばならぬのだ

闇に再びレンズの男

夜動く鼠のごとく進め

廊下の奥にレンズの男

さまよえる民

影絵劇の顛末

神宿る鳥よ舞い上がれ

森のひとの哀しみ

徴は天地否なり

ひろつ流れ海の導き神のもとへ

竜のごとく河うねる

今、竜が目覚める

闇を照らす赤き曳光弾

このまま終わらぬものか

ことのはを風に伝える神の目覚め

さらば我が朋よ

屠られし鶏

月下のしずく

神の手荒いお出迎え

あした、生きていろよ

クレーンに吊り下げられし馬

ゆけどもゆけどもぬかるみぞ

よし、全員合格だ

中年の火砲兵として

海亀はなんでも知っている